睦月雨 濁りて速し 冬の川! 世屋野蕪村
(上 1/29 世屋川 河口付近)
上句の季語は睦月雨ムツキアメ 睦月は1月のこと。暖冬の年、本来なら雪である時期に雨になる現象。
現象としては「寒の雨」と同じ。
(上 縦貫林道 )
違うのは、おいおいどうなってるんだ、という戸惑いの気持ちの程度。予定が立たないじゃないか、こまったことだなぁという気持ちが強い。世屋野蕪村の造語。
さて、時ならぬ大雨の中、せんだっての大寒波の置き土産を維持しているのはさすがに京の雪国・世屋高原。
(上 しおぎり荘)
明日の天気予報、雨は今夜半には弱まり、朝から雨マークなし。
世屋のおかんのんさん、天の蛇口をピンポイントでとめてくださるようです、
その恐るべき精度の高さを信頼して、スノーシューウオーク、実施予定(^.^)
ところで、そのコース、このパノラマ風の観光案内図、画面天橋立付け根の斜め右上、白い山が岳山。その頂きをこえます。
吉田初三郎画、昭和9年発行のものです。
当時、列車で宮津まで、宮津から日置へ汽船で。さらに標高500mの銀世界へは徒歩。スキーはそれほど魅力的なスポーツで、世屋高原はそのメッカだったのです。
明日は、縄文の血が騒ぐ山歩きになりそうです。