12月15日16時19分、海星公園から日置たんぼ越しに西をみています。
夕陽の沈む尾根少し左の峰から、傾斜約30度で海へ傾く斜面が、
下の丹後活断層図では、表記「宮津湾」の「津」の左、「難波野」あたりで宮津・与謝の海に突き刺さっています。
活断層・山田断層帯の東端の崖を見ていることになります。
つまり、夕陽美と大地の活動が作り出した地形美、そのミックスを楽しんでいるわけです。
さて、夕陽の沈む位置は、これから右へ右へと動いていきます。
日の動きを位置を決めて観測してできるのが暦、
「日置」という地名は、そういう仕事を担った人たちが住み着いたから、とする説もあります。
「日置荘の地名は、古代、太陽神の祭祀をもって、つまり、まつりを行うのに良い吉日を調べる職務でもって大和政権に奉仕していたといわれる「日置部(ひきべ)」集団の居住地に由来するといわれています。」
この椅子、もしかしたら
日置部(ひきべ)の長がお日様の観測に座っていたのかもしれません。
ちなみに、天橋立の砂州は、難波野から奥に向かって伸びています。