ヤマブキ、黄金色に近い黄色の鮮やかさは誰もが認めるところで花言葉は「気品」だそうです。
山吹や 谷一筋の 春の色 五帛
上世屋の小川さんはこの色に促されて苗代の準備を始めます。
さてこの語源について、ヤマブキ。
ヤマは山で固定、で、フキと一言扱い、あるいは、フとキを分けるか、の説があるようです。
前者では、古くは「山振(やまぶり)」と書かれ、これが転訛したものとされています。この名前は、ヤマブキの細くしなやかな枝が風に振られて揺れ動く姿にちなんでいる。
後者では、「山春黄(やまはるき)」が変化したとも言われており、春に黄色の花が山を埋め尽くす様子を表している。
(山吹を庭に植えて、その花を見るたびに、思いが止むどころか、より恋心がますばかりです。)
と、ラブレターを送ったのが大伴家持さん。
その古文、「山吹を宿に植ゑては見るごとに思ひはやまず恋こそまされ」
原文 「山吹乎 屋戸尓殖弖波 見其等尓 念者不止 戀己曽益礼」
天平勝宝2年4月5日、年紀、作者:大伴家持、植物、恋情、高岡、富山
増やし方、タフな木で「株分け」、「挿し木」、「種まき」いずれも可、のようです、
よし、山吹プロジェクト、これ、使えそう!、、、独り言です。