微風、さざ波
しかし日差しは強烈
阿蘇の海!
『 夏過ぎて 少し淋しく 寄せる波 』
高校生が詠んだ歌だそうです。
「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」とは啄木さん。
彼がこの句を詠んだとき磯に打ち寄せていた波も、さざ波だったのでしょう!
さて、その波、海で釣りをしていてもウキは上下に動くだけで、前進しない、波はどうして起こるのですか?
その疑問に、神戸みなとぴっくす -うみ・みなと・70の謎- (mlit.go.jp)。
『波は海の上を吹く風が作り出しています。海岸に立っていて、「風がない」と感じていても海岸にいつも波が打ち寄せたり、引いたりするのは、広い海のどこかで吹く風が波をつくり、その波がずっと遠いところから伝わってきているのです。』
『波の形を見ていると、まるで波が海岸に向けて動いているように見えます。しかし、波が動いてくるのではなく、海水が上下に動くだけで実際にはエネルギーが伝わっているのです。海で釣りをしていてもウキは上下に動くだけで、前進しないことがその証拠です。』
『いくら強風が吹いても風は遠くまで届きませんが、台風の波などは遠く南洋からでも日本に届きます。海面にできる細かな「さざ波」、海岸近くの浅い海で見られる「いそ波」、台風や低気圧によって起こる「うねり」など、いろんな波が風の力で作られています。、、、、』
つまり、海の波の原因は、風。
砂山の 砂に腹這ひ
初恋の いたみを
遠く おもひ出づる日
この時の気象条件は、微風、さざ波の時、しかし日差しは強烈、そんな時ではなかったのでしょうか。
短歌教室の例歌には、こんな歌もありましたよ、
暴風に 波は荒ぶり 怒れども
それで
風去り行かば 凪に戻りて
だから、、、!
『 ・・・・ 』
この歌のメッセージ、明智光秀さ届け届けたかったですね。