会員の小谷さんごきょうだい7人が、故郷「松尾」を離村された御父上が書き残しておられたものを、その当時を思い出させるすばらしい記念誌にまとめて発刊されました。
表紙のイラストは、現在上世屋で「いとをかし」としてご活躍中の山形さんの力作です。
まえがきでは、この御労作をまとめ上げられた想いや趣旨が良くわかり、まず感激しました。
貴重な写真集で始まり、「松尾小史」として社寺・祭り、組織団体、風習・行事、伝説など、御父上が書き残された貴重な記録です。「思い出の記」は小谷家のその時々の記録です。そして松尾・東野地区に関する「世屋村青年団史」が転載され、貴重な資料集となっています。離村した方たちの故郷を想う活動が「三八豪雪以降の動き」としてまとめられています。さらに、関係者の方たちの思い出が綴られ、最後は資料集が付けられた大作です。
見せていただいて、その時々に生きてこられた方たちの気持ちが伝わってくるようで、ほんとうに嬉しかったです。
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