宮津エコツアー · midorimushi

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平成23年8月25日に水田雑草といわれている「こなぎ」を酢みそ和えにして、ツアーのお客様に食べてみていただきました。

こなぎ

その時のアンケートがまとまりました。

初めて食べたが、意外に美味しい、かなりいけるとの評価です。ただ、食材に対して、酢みそ等が多かったようです。味付けはまだ工夫がいりますが、万葉の頃に食べられていた食材として、今後の活用が期待されます。来夏には、再度チャレンジです。

  <midorimushi>

こなぎアンケート結果

 10月28日に共済組合の団体73名様が上世屋へ来られます。そのガイドウォークの下見として10月19日にガイド仲間5名で世屋の里を歩きました。
 世屋の里は秋のかわいい野草の花盛りです。まずは野菊が出迎えてくれます。野菊という野草はありませんが、そのイメージに最も近いのがヨメナとノコンギクと言われています。この二つが近くに咲いています。この見分け方は最初のハイライトです。
   <ヨメナ>
ヨメナ
   <ノコンギク>
ノコンギク
 
 次は、薬草として良く知られているゲンノショウコです。世屋の里では赤花と白花の両方が今かわいく咲き誇っています。
ゲンノショウコ・赤花
ゲンノショウコ・白花 
 
 粟(アワ)が稲木(イナキ)に架けられているのも、滅多に見られない風景です。
アワのイナキ干し
 日本の里100選」に選ばれた世屋の里は、この他にも野草の花盛りで、そして農村の原風景がいっぱいです。お待ちしています。
   <midorimushi>
上世屋の水田は無農薬栽培でがんばっています (^_^)v
田植え後に除草剤を撒かずに、生分解性の黒マルチシートを敷いて雑草を抑えます。
だけど、8月には稲よりも「こなぎ」や「おもだか」などの草がびっしり生え茂ります。
それがいかにもおいしそうで、無農薬の田んぼから採ってきた「こなぎ」を食べちゃいました。
コナギ
万葉の頃から食べていたそうですが、米作りの水田では雑草として嫌われ、除草剤を使います。無農薬・自然農法では、除草剤を使わないのでびっしり生えてきて、稲のための栄養分を吸い取られて稲が育ちにくいので、困ります。それで、何とか活用法はないかなあと思っています。
食材としてながめたら、いかにも美味しそうでしょう(*^_^*)
食材のコナギ
生花でもかわいいです(^_^;) ガイド仲間の Kei さんがいけてくれたものです。
生け花のコナギ
油との相性が良いとブログで見て、天ぷらにしてもらいました。なかなかのものです。
天ぷらのコナギ
簡単にできる酢味噌和えを、エコツアーガイドのKeiさんに作ってもらい、9月25日の上世屋エコツアー・藤織り体験のお客様に試食していただきました。残念ながら美味しそうな写真がありませんので、酢味噌和えになる前のかわいい「こなぎ」で想像してください。
年配の方々でしたが、今までに食べたことがない人がほとんどでした。それが、かなり好評で、また食べてみたいとも言っていただき、ほんとにうれしくて、また来年の旬に、しっかり味わいたいと思ったことでした。 <midorimushi>
食材のコナギ

平成23年12月19日、宮津市エコツーリズム推進協議会で作成しているブログについて、みんなが記事を投稿できるように、ガイド会員が集まってやり方を教わりました。

ユニバード大江祐介先生

株式会社ユニバードの大江祐介先生から、ウェブサイトシステムの基礎概念やブログの更新の仕方などを、ガイド部会の12名が熱心に話を聞いて、実際にパソコンを操作して、しっかり学びました(^_^)v

ブログ講習会

もうこれでバッチリです。これからのブログを楽しみにしてください。  <midorimushi>

平成23年12月9日(金)に、峰山のたつやで、世屋・高山ガイド部会の忘年会が開催されました。

合力の会井之本代表と世屋の里仕掛け人の田淵さんを迎え、会員11名が集まり、いつもの調子でにぎやかに楽しく盛り上がりました (*^_^*)

忘年会あいさつ

最初に安田代表から、ガイドでは今年5月から13回295名のお客様に世屋の里を楽しんでいただくことができたこと、そして、地域力再生プロジェクト支援事業を取り組むことができ、ガイド力の向上を図る特設研修を4回、ガイドコース周辺整備などが実施できたことの報告と感謝のあいさつがありました。

おいしいお酒

井之本さんから世屋の里の逸品を、松村さんからは野間の里のどぶろくを頂戴し、そして安田代表は上世屋特産品をことづかってきていただき、みんなでしっかりと味わせてもらいました。この顔を見ていただいたら、もう言うことなしです。

野間の酒・人生楽事

しっかりお酒を味わって盛り上がったところで、280枚に及ぶ写真上映がありました。

活動を振り返り、世屋の里のガイドポイント、世屋の里の暮らしに、その時々のメンバーの解説でしっかり楽しみました。準備いただいた安田代表のご尽力に、ほんとうに感謝します。

楽しいひとときをありがとうございました !(^^)!

    <midorimushi>

平成23年12月2日、世屋・高山ガイド部会の仲間7人と地元の方お一人のご協力をいただき、上世屋地区のガイドコース周辺整備のために草刈り作業を行いました。草刈り機7台が揃い、手分けして一斉に行い、3時間がかりで枯れかかってきた草やススキなどを刈り取りました。

アカネの丘周辺を最初にがんばりました。斜面部は特に大変でした。アカネの丘の下側

岡田橋下側の府道下も来春の芽吹きを考えて、しっかり刈り取りました。

ワラビもたくさん生えており、来年の芽生えが楽しみです。地元のみなさんに相談して、ツアーのお客様にワラビ採りを体験してもらえるゾーンができたらなあと考えています。

桂川岡田橋の下

千代子桜の丘周辺もスッキリしました。これでまた、一本桜が引き立ちます。

千代子桜の周辺

作業をがんばり、打ち上げは世屋高原休憩所であたたかい豚汁とおにぎり。賄い係のKeiさんの特製です。

一気に疲れがほぐれました。ごちそうさまでした (^_^)v    <midorimushi>豚汁

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▼平成23年11月25日に宮津市上世屋で「合力(こうりょく)の家」が完成し、祝う会に出席しました。

   <毎日新聞 丹波・丹後版 平成23年11月26日>毎日新聞丹後版の記事

合力(こうりょく)の家の看板

玄関入口には、手彫りの看板が置かれています。玄関の柱は地元特産のケヤキであり、昭和23年に建築されて63年が過ぎましたが、当時のままにしっかり立っています。

土間からの上がり鼻

玄関を入ると座敷への上がり端には、藤織りで作った合力の会の暖簾が下がり、両脇の柱はまたまたケヤキです。

奥の間のふすま

奥の間(客間)のふすま絵は、この上世屋の里でアトリエを構えておられる先生に師事しておられる方の作品です。

畳の縁

畳のヘリ(縁)には、みんなで合力(こうりょく)して作った藤織りが使われています。

部屋の柱

この家の柱などの材は、地元の木材が使われており、太い大黒柱のケヤキや屋根を支える大きな丸物や平物などの松、外屋柱や土台柱などの栗、そして杉板などの無垢材がすばらしいです。今回の改修でも、地元木材が使われています。

みんなで会食

お祝いの風習どおり、みんなで餅搗きをして、豚汁とともにいただきました。豚汁は、横の囲炉裏にかけられ、アツアツです。

粟餅も搗きたてで熱いのをいただきました。ほんとに美味いです。

白ご飯は、合力の会が目の前の棚田で、無農薬で作り、稲木干しにしたコシヒカリです。

気楽に座れる縁側

縁側は、雨戸を座敷側に引っ込めて濡れ縁とし、いつでも誰でも気軽に腰掛けられるようになっています。

すべて完成までにはもうしばらくかかるようです。みんなで合力(こうりょく)しながら、昔ながらの魅力的な建物が再生されることを願っています。

眼下の棚田

家の前には棚田と上世屋の集落が広がっており、上世屋の里と山、そして宮津湾が一望できます。

是非この民家と上世屋の里を訪ねてきてください。

  <midorimushi>

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