宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。6回
中腹から頂上へ群生する天然スギは、樹齢300年を超え、厳しい風雪に耐えて今も元気に生長しています。
(天然スギ)
雪の上で用材を収穫したため、京都北山のように、数本から十数本に株立ちし、個性豊かに語りかけます。その姿から「先手観音」・「天狗大杉」・「マンモス」・「頑張る杉」等々。
(先手観音杉)
・・・・・・・続きます。
世屋川は下世屋から奥が数百メートルにわたって美しいV字谷をなしています。その中心部が龍が壺。世屋川の生態系を二分する魚止めの滝になっています。
渓谷美の観察が出来るように!ふるさと会議「世屋」さんの手で周辺整備がされていますが、その草刈り、部会からも参加させていただきました。
総勢七人、さすがに草には向かいなれていらっしゃる皆さん、
荒がりするもの、刈ったものをかたづけるもの、丁寧刈りするもの、
除草はどんどんはかどり、谷の底の神秘な谷底まで到達することが出来ました。
崖や川底が世屋の里の大地の歴史を語ってくれます。但し、崖の落石、滑りやすい川底など危険です。
観察は谷向かいの広場からしてください(^.^)