宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

草を刈り払われた明田の河川敷と堤防!

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内山ブナ林から流れてきた水は美しいです。緩やかなカーブに土がたまって、生き物には住みやすい環境ができています。竹野川の上流なので希少種のアカザがいるかもしれない、、、これなら子どもたちを魚釣りしようとアウトドアに連れ出せます、そんな親水公園を作られたのなら、地元の方たちはほんとに粋なことをしなったものです!

それは深読みで、繁茂する草が水の流れを妨げるので草が刈られたのか、ここで堆積した土は水の流れを妨げ下流にも溜まり沿線の洪水の原因、土を取り除く治水事業のための草刈りなのか、おそらくはそういうことなのでしょう。

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しかし、人は絶対に強く生き物は絶対に弱い、そこをふまえて知恵と汗を出して作られている環境が景観としても美しいのです。

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里山丹後のおもてなしの基本は生き物に優しい景観、それがどこにあると問われればここにもあると推薦したいですね。

もう一つさて、そんな丹後の七月のもてなし花

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ネムの花ですよ。

サッカーW杯ロシア大会の対ベルギー戦

日本からも、ナデシコたちが熱くあつく応援!

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後半終了ころには夜が明け、珍しいほどの朝焼け。

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これは日本勝利の瑞兆と喜んだのも束の間、アディショナルタイム終了直前に逆転ゴール。

敗戦とはいえ心胆寒からしめた日本の健闘をたたえたFootball ZONE web編集部の記事。

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「ベルギーにとって最高の時であり、それは日本にとって大きな傷心だ。それでもロシア2018に参加したすべてを加えてくれた日本に、W杯は大きな感謝をしたい」

同アカウントは敗戦に打ちひしがれ、ピッチに座り込む乾の後ろ姿の写真を掲載し、こう記している。この投稿に反応しているのは、世界各国のサッカーファンだ。

「日本は悲しいと思うが、本当に良くプレーした」
「日本よ、アジアのプライドを見せつけてくれてありがとう」
「日本は素晴らしい、私は泣いてしまった」
「戦術と戦術がぶつかり合う戦いだった。日本の素晴らしい戦術がベルギーを打ち破りかけた。なんていう戦士たちなんだ、日本!!」

、、、、、、、、、、、、、、、

果敢に挑んだものの敵将の首に届かず、敗戦は敗戦。桶狭間の再現はならず、

男子サッカー戦士・サムライブルーたちのこの悔しさをはらすのは、ナデシコジャパン!

為せば成る!

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せやの里はナデシコを村いっぱいに咲かせて応援します!

 

 

しんじられますか!

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三人が植えようとしているのが、落花生の苗だってことを!

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かみせやのきせきといいたいようなことですけれど、奇跡は起きるものでなく起こすもの。

すぐそばではジャガイモ掘り!

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その里山の奇跡は草刈りから始まって草刈りで終わる、それにつきるといっていいかもしれまん。

草刈りを試みて四年目でこのコスモス

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むづしいことではないんです、草刈り機のまえにはススキと笹原も無力。それをふりまわしてさえいればいいんですから。

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「草刈り機しかつかえんですわなぁ」

この冗談がの意味が唯一わかる人から「わたしは鎌しかようつかわんですわな、鎌ではあんなさぎゃあとこはようからんで、ありがてゃあですで」

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こんなこといわれたら、またもっとからんなんことになってしまいます。

さて、次はここをやりたい!

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中世の山城・上世屋城址です。

この向こう側半分はすでに幸一ちゃんがやってくれています、うちの畑のあるところで土手の草刈りはうちの分担でやらんなんのでと。

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一色、細川時代の山城という貴重な文化財、こんなところを一人にやらせておけますか、どうです、いっしょにやりませんか

そして、竹や笹やススキを刈り払った跡には桜を植え、全体を桜山にする!

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「おもしろい話です、その夢一緒にみましょう」

、、、、200万くらいかかるのですが、、、、、

そんなしんぱいはしなくてよろしい!

、、、、記号よろこぶ、、、、、

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二つ目の奇跡になるかもしれません。

矢野武さんとその仲間たちが経営される林。

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山林王、といわれるタイプでなく森林再生王。放棄状態が続いていた林に手を入れて、光と風がよく通る明るい見事な林に変え椎茸のほだ木や炭焼き、その他用材用に生かしていらっしゃいます。

この林を提供して頂いて高校生たちが森林環境学習。

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これはフォレスト協会の森林山村多面的機能発揮対策事業・教育研修プログラムとしての認定をうけ実施するもので、今後三年間、継続されます。森を愛する若い老人たちと若い人たちが交流しながら、森と人間、労働、共同などを学んでいくプログラムを充実させていきたいと考えています。

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この様子は、HP「フィールド探究部 – 京都府立宮津高等学校 – 京都府教育委員会」にもアップされています。ご覧ください。

一人見て 葉影に白し 夏椿   小浦遊月

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丹後縦貫林道成相線も夏を迎えます。

この夏椿、五十河から入って、左に新宮、右に阿蘇海がみえる付近の阿蘇海側です。

花が咲くのでそれと気づきます。群生するタイプではないということなので、自生株に出会うと得したような気分になります。

また、兵庫県篠山市には指定天然記念物になっているナツツバキがあるということです、理由は樹高が、15mで、目通り(幹周り)が、1mというナツツバキとしては巨木であることといいます。高山ブナ林観察道の山頂付近にある夏椿もかなり大きいです、ひょっとして1メーターそれくらいあるかもしれません。計測しておきたいと思います。

「北の地に思い馳せつつ花さびた」

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さびたとはのりうつぎのこと。

「和名の由来は、樹液が和紙をすく際の糊に利用されたことと、枝の髄を抜くと空洞ができることからきている。
北海道ではサビタと呼ばれる。アイヌの女性は髪を洗うのに使用したという。この木の根は堅いので、「サビタのパイプ」の材料として利用される。
※花の俳句 hananohaik.exblog.jp」

暮るる日や 落葉まじりの 玄圃梨   吉田冬葉

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玄圃梨 とはけんぽなしのこと。

「秋になると果柄部が肥大、次第に熟して糖度を増し、晩秋から生で食べられるようになる。それは梨に似て甘く、昔は子ども等の格好のおやつになった。煎じて甘茶に、リカーに漬けて果実酒にもなる。秋田の仙北地方では、ケンポナシをすりつぶしたものを漬物用麹の代用品として大根の生漬けにまぶし、甘みのあるケンポナシ漬けをつくったものだという。ケンポナシを煎じて服用すれば、「酒毒を解し、悪酔、二日酔いによく、嘔吐を抑える」と、古来から民間薬として使われ、果柄部のほかに茎や木の皮を噛んでも酒の酔いが冷め、ケンポナシの樹木でつくった杯が「酒に酔わない杯」として売られていたという。最近の研究でその抽出液に血中アルコール濃度を低下させ、悪酔いを防止させる効果があることが報告された。

果柄部の抽出液には、口臭・アルコール臭を除去する効果があり、市販チューインガムの添加物としても使われている。また、ケンポナシの葉には、ダイエット食品として有名なギムネマと同様に、甘みを感じなくさせる「味覚修飾物質」が含まれている。

※二〇世紀ひみつ基地●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に」

、、、、ということ、けんぽなしものり卯木も里山有用樹なんですね。

 

 

 

森本の赤米田圃に飛来したコウノトリたち

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このコウノトリたんぼは内山ブナ林観察道の標高650m付近からみると、下の写真ように見えます。

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写真採餌田圃左手の山が山田断層の活動でできた山、その山を下りたところが野田川平野、

写真正面の山の稜線の向こうが兵庫県豊岡のコウノトリの里。

コウノトリたちはこれくらいの視野で飛翔しカエルや蛇たちのいそうな採餌たんぼを探しているのですね。

それにしても、この写真で水田や里と山と森と林の比率を見ると圧倒的に後者、

内山を越えたところに広がる丹後半島の高原、

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コウノトリたちには、ここもみえているはず、彼らの目からすると丹後は森の京都、海の京都には見えてなくて、妥協的にあえていえば、「海と森の京都・丹後」になるはず。

おしゃれしたいという意思がある

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その志やよし!

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少しずつ色目やかたちのちがうヤマアジサイ

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そこには念ずれば花開く
体は心のしもべ とでもいわんばかりの強さを感じさせられます。

しかしこれは人間の主観、

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植物界は今でも戦国の世、

ヤマアジサイは自分たちは点々と咲く 状況も違う そんななかで種の保存を計るには少しずつ変化させる柔軟性を持つことだと、生存戦略を定めたのではないでしょうか!

きんさんは、いつも本をよんでいる

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ほんとにえらいね!

さて、①京都のtくん。

ことしもイノシシのシーズンがきた。

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ここが楽しいのだ。

おもいっきり遊んでいる。

イノシシの掘った跡にできた水たまりは、カルガモが餌をとる池にしている。

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自然は無駄がない。

無駄なことをするのは人間だけだ、、、。

さて、②

乱暴狼藉は許さんと立ち上がったのがかおるさん、、自称・上世屋を美しくする会の自称・会長さん

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草を刈りはらってくださった。

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とってもすっきりとよみがえった。

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その様子を見ながら、山雀が、日本の里100,丹後国定公園、生物多様性重要里地里山500,京都府景観資産などに指定されている上世屋のここは一等地、アジサイやサクラやモミジや木蓮などがそこで咲いてみたいもんだといっているよ、と金さんに言っているのが聞こえましたよ。

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金さんのいうよう、

「かおるさんが、草を刈っているのは人助けだけじゃないぞ、

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畑に使うのだ、、肥料になるし土は肥えるし、雑草は押さえられるし、そういうことを考えてのことじゃ。神は己を助けるもののみを助ける、それにしても、上世屋の人はみんな花の好きな優しい人じゃった、事情が許せば学校跡と連動したスケールの里山公園にしてみるのもおもしろい。しかし、人様にはいろいろ思いや都合があろう、どうなるかのう、わしは、立っているだけじゃ!」

蟾酥、、、、なんと読むか

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「センソ」と読んで、ヒキガエルの分泌物をつかった生薬なんだそうです。

雨の日の縦貫林道を歩いてらっしゃいました。

このヒキガエル、けっこうおもしろい生き物なんです、

まず、木に登ります。

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アマガエルやモリアオガエルのように足の先が吸盤をもちません。

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使うのは指先の爪、四つ足でよっこらしょよっこらしょと。

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登っているのは、京都府一番の大ブナ、この木を住処にしているのならなかなかツリークライマーです。

また、この個体がアズマヒキガエルかニホンヒキガエルかということになると、近畿日本海側はアズマヒキガエルということだそうです。

雑学をもう一つ、天敵はヤマカガシ。このヘビはヒキガエルを食べてその毒を毒を頸部皮下に溜めて使うということです。ヒキガエルが生息しない地域のヤマカガシはこの毒を持っていなくて、そのヤマカガシにヒキガエルを食べさせると毒を分泌するようになるということです。

なので、ヒキガエルの生息する丹後のヤマカガシには要注意。

 

なんじゃこれ!

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丹後縦貫林道の道ばたでです。
「キノコ 六月 黒く溶ける」で検索したところ、ササクレヒトヨタケ(細々裂一夜茸)と出てきました。

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「夜に突然生えてきて、 おまけに太陽を浴びて半日もたてば傘の縁から黒く変色し、そしてどろどろの黒インクかコールタールのように溶けて崩れて消えてしまう(※ブログ 花々のよもやま話)」キノコなんだそうです。

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検索をさらに続けると、幼菌は食用になるとか。
「札幌育ちの妻は、「ロウソク」とこのきのこを呼んできたそうで、ボリボリ、ラクヨウなどと並んで、よく食べたきのこなんだとか。
ドイツ在住の知人によると、ササクレヒトヨタケをドイツでは「タテガミインクタケ」(Schopftintenpilz)と呼ぶそうです。白いドレスを着た婦人にも、たとえられます。(※ブログ ヤマレコ )」

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ドイツではとあるように国際的なキノコのようなので、わたし的には、「漆塗りの陣笠!」と思いましたので、日本では、丹後陣笠茸と呼ばれているとなるとおもしろいがなぁと「学会」に提案してみたいと思います。

このキノコに出会ったのは、林道角突山線伊根湾展望地から先きです、

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まだ見られるかもしれませんよ。

六月の林道には、こんなおどろおどろしいものだけではもちろんありません。

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里山のおひーさま、ササユリも咲いています。

走ってみてください。

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