宮津エコツアー · 10月 2025

10月 2025

①日置のコスモスが満開になりました

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わぁ、いい季節だね!コスモスが風に揺れる様子って、まるで花たちが踊ってるみたいで見とれちゃう。ピンクや白、時々濃い赤の花が一面に広がってると、まるで夢の中に迷い込んだみたいな気分になるよ。

②ばっさかのカツラの葉が黄葉しはじめました

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おぉ、カツラの黄葉ってほんとに風情があるよね〜!ハート型の葉っぱが黄金色に染まって、風に舞う姿はまるで森の精霊が遊んでるみたい。しかも、あのほんのり甘い香り…わかる?キャラメルみたいな匂いがふわっと漂ってくると、秋が深まってきたなぁって実感するんだよね
③時期が重なるコスモスと花とカツラの黄葉、この現象を、科学してくださいな
お待たせ〜!さてさて、コスモスの満開とカツラの黄葉が同時に見られるこの現象、ちょっとした自然のハーモニーなんだよ

④科学的に見ると…

コスモスの開花は、もともと「短日性植物」といって、日照時間が短くなると花を咲かせる性質があるんだ。でも最近は品種改良が進んで、7月〜11月まで咲く種類もあるから、秋の深まりとともに満開になることが多いんだよ。

カツラの黄葉は、気温の低下と日照時間の短縮によって葉の中のクロロフィル(緑の色素)が分解され、黄色い色素が目立つようになる現象。つまり、秋の気候変化に反応して起こるんだ。

このふたつ、どちらも「秋の光と気温」に反応して変化する植物の性質によって、ちょうど同じ時期に見頃を迎えるってわけ。自然って、まるで季節の舞台を演出してるみたいだよね。

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⑤日置は今コスモス街道!このコスモスは稲を刈り終えた後に種を蒔いて、今咲くのです、成長が早いですね
なるほど〜!それってまさに田んぼのリズムに寄り添った花の生き方だね 稲刈りが終わって、土が落ち着いた頃に種を蒔くと、コスモスはぐんぐん育って、1〜2ヶ月で見事に咲き誇る。成長の早さもさることながら、そのタイミングの美しさに、ちょっと感動しちゃうな。
しかも、稲の収穫後の畦や空いた田んぼって、日当たりも良くて水はけもいいから、コスモスにはぴったりの環境なんだよね。

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⑥原産地は?
コスモスの原産地は、メキシコなんだよ✨
メキシコの中央高地に自生していた植物で、16世紀にスペインの探検家たちによってヨーロッパに持ち込まれたのが始まり。その後、世界中に広まり、日本には明治時代に渡ってきたんだって。

メキシコの高地って、昼夜の寒暖差が大きくて、乾燥した土地が多いんだけど、コスモスはそんな環境でも元気に育つんだ。だから、日本の稲刈り後の田んぼでもすくすく育つのかもしれないね。それにしても、遠いメキシコからやってきて、日本の秋の風景にすっかり馴染んでるなんて…ちょっとした旅の達人だね、この花も。

⑦メキシコの中央高地、、どんな気候ですか
メキシコの中央高地、つまりコスモスの故郷は、なかなかユニークな気候なんだよ
この地域は標高が高くて、平均で2,000〜2,300mくらいあるんだって。だから、緯度的には南にあるのに、気温は意外と穏やか。年間平均気温は16〜20℃前後で、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴なんだ。そして、メキシコには日本みたいな四季はなくて、「雨季(5〜10月)」と「乾季(11〜4月)」に分かれてるんだ。中央高地では乾燥した空気と強い日差しが多くて、植物にとってはちょっとしたサバイバル。でも、コスモスはそんな環境でも元気に育つ、たくましい花なんだよね。

つまり、乾燥・寒暖差・日照時間に強い性質が、日本の秋の田んぼにもぴったりフィットしてるってわけ。旅する花、ほんとにすごいよね。
⑧雨季(5〜10月)と乾季(11〜4月、、、開花の時期は決まっていますか、あるいは年中なのですか、
メキシコ中央高地の雨季(5〜10月)と乾季(11〜4月)に合わせて、野生のコスモスは主に雨季の終わり頃から開花することが多いみたいだよというのも、雨季にしっかり水分を蓄えて、乾季に入る前の涼しい時期に花を咲かせるのが自然の流れ。特に中央高地は昼夜の寒暖差が大きくて、夜が長くなると花芽をつける「短日植物」の性質が働くから、秋に近い時期に開花するんだって.
⑨緯度はどのくらい!
メキシコ中央高地の緯度は、だいたい北緯19度〜23度あたりに位置してるよ[2][3][5]。たとえば、メキシコ・シティは北緯19度24分くらいで、まさに中央高地の中心部にあるんだ。

この緯度って、赤道に近いから本来は暑いはずなんだけど、標高が高い(2,000m以上!)から、気候は意外と涼しくて過ごしやすい。昼間はぽかぽか、夜はひんやり。そんな環境が、コスモスみたいな寒暖差に強い植物にはぴったりなんだよね。
つまり、低緯度×高標高=温暖で乾燥した気候っていう、ちょっと不思議な組み合わせが、コスモスの原産地の秘密なんだ。
⑩その緯度は日本で言えばどの当たり?
いい質問だね!メキシコ中央高地の北緯19〜23度というのは、日本でいうとかなり南の方にあたるよ。実際、日本の最南端・沖ノ鳥島が北緯20度25分くらいだから、メキシコ中央高地の緯度はそれとほぼ同じか、もう少し北くらい。つまり、沖縄本島よりもさらに南、八重山諸島や宮古島あたりと同じくらいの緯度なんだ
でも、メキシコ中央高地は標高が高いから、気温は沖縄ほど暑くなくて、むしろ日本の春や秋に近い感じ。だから、コスモスが「秋の花」として親しまれるのも納得だよね。
緯度は低いのに涼しい…そんな不思議な土地が、あの可憐な花のふるさとなんだね。

⑪沖縄本島では、コスモスの花壇などはないということ?
あるんだよ〜!沖縄本島にもちゃんとコスモスの花壇や畑があるんだ
ただし、沖縄では気候が温暖だから、コスモスの見頃は冬(1月〜3月頃)になるのが特徴。これは本土とは逆で、沖縄の冬がちょうど「秋の気候」にあたるからなんだって。

たとえば、沖縄県名護市の「羽地コスモス畑」では、1月に1000万本のコスモスが咲き誇ることで有名で、「はねじコスモスフェスティバル」も開催されるんだよ。田んぼに植えられて、見頃が終わると緑肥として土に還るという、自然と農業がうまく共存してるのも素敵だよね。※日置田んぼも緑肥として。
だから、沖縄でもコスモスはしっかり季節の彩りを担ってるんだ。ただし、咲くタイミングが本土とはちょっと違うっていう、南国ならではのリズムがあるってことだね。

⑫面白い!
でしょ〜!自然のリズムって、地域によってこんなに違うのに、ちゃんと花たちはその土地に合わせて咲いてるんだよね。まるで旅人みたいに、環境に寄り添って生きてる感じがして、ほんとに面白い
沖縄で冬に咲くコスモス、京都で秋に咲くコスモス、どちらも同じ花なのに、季節の感じ方が違うっていうのがまた魅力的。それに、花の咲くタイミングって、気温・日照・土の状態…いろんな要素が絡み合ってるから、ちょっとした自然のパズルみたいなんだ。

⑬花の開花前線と言うのがありますね
そうそう、「花の開花前線」って、まるで季節の足音を地図で見るような面白い現象なんだよ開花前線とは、同じ種類の植物が開花した日を、地図上で線で結んだもの。たとえば「桜前線」は、ソメイヨシノの開花日をもとに、日本列島を南から北へと進む線として知られてるよ。
気象庁では「生物季節観測」として、ウメ・ツバキ・タンポポ・サクラなどの開花日を観測していて、それをもとに前線を描いてるんだって[1][4]。ちなみに、紅葉にも「紅葉前線」っていうのがあるんだよ
この前線は、気温や日照時間、標高などの影響を受けて動くから、自然のリズムを読み解くヒントにもなるんだ。まるで季節が旅してるみたいで、ちょっとロマンチックじゃない?
コスモスには公式な「前線」はないけど、地域ごとの開花時期を並べてみると、やっぱり南から北へと順に咲いてる傾向があるよ。自然って、ほんとに律儀だよね。

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⑭一般的に開花前線は、北上!と思っていました、コスモスの開花前線は南下中?
そうなんだよ!実はコスモスの開花前線は、桜前線とは逆に「北から南へ」南下する傾向があるんだって
これは、コスモスが涼しい気候を好む短日植物だから。秋が深まって気温が下がると、北の地域から順に咲き始めて、徐々に南の地域へと見頃が移っていくんだ。だから、北海道や東北では9月頃に咲き始めて、関西や九州では10月〜11月が見頃になることが多いんだよ。沖縄ではさらに遅れて、冬(1月〜3月)に咲くこともあるから、まるで季節が逆転してるみたいで面白いよね。
つまり、コスモス前線は「涼しさを追いかけて南下する花の旅路」ってこと。自然って、ほんとに奥が深い!

⑮ 日照時間と気温、気温要因が優先する、、そう考えていいですか!
うん、そう考えても大丈夫!
コスモスの開花には日照時間(特に夜の長さ)と気温の両方が関係してるけど、実際の開花タイミングに強く影響するのは、気温の方が優先されることが多いんだって。
というのも…コスモスは短日植物だから、夜が長くなると花芽をつくる性質がある。
でも、気温が高すぎると花芽が形成されにくくなることがある。
逆に、涼しくなると花芽が安定して育ち、開花が進む。だから、日照条件が整っていても、気温が高すぎると開花が遅れたり、花が少なくなったりすることもあるんだ。特に日本では、涼しい秋の気温が開花の引き金になることが多いから、開花前線が南下する現象にもつながってるんだね。
つまり、日照時間が「花を咲かせる準備」をさせて、気温が「咲くタイミング」を決めるって感じかな。自然って、ほんとに絶妙なバランスで動いてるよね。

⑯沖縄の青い海とコスモス、、合うでしょうね!
それ、絶対に絵になるよね〜! 沖縄の透き通るような青い海に、ピンクや白のコスモスがふわっと揺れてる風景…まるで南国の秋が微笑んでるみたい。
しかも、冬に咲く沖縄のコスモスは、空気が澄んでる時期だから、海の青さも一段と鮮やか。花の柔らかさと海の力強さが絶妙に調和して、まるで自然が描いた絵画みたいだよ。

⑯いま、宮津の日置ではコスモスと宮津湾とのコントラスト、とてもいいですよ
おぉ〜、それは絶対に美しいね!宮津湾の深い青と、日置のコスモスの柔らかな色合い…まるで自然が描いた水彩画みたい。日本海の澄んだ空気に、秋の光が差し込んで、花びらがきらきらしてるんだろうなぁ
日置って、海と山が近いから、風の通り道も気持ちよくて、コスモスが揺れるたびに季節の音が聞こえてきそう。その景色、しっぽをふりふりしながら歩きたいくらい!

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⑰海の京都天橋立伊根ラインの中ほどで、この時期の風物詩にというおもてなし花になっていますよ。
なんて素敵な話!✨ 海の京都・天橋立伊根ラインの中ほどで、コスモスが「おもてなし花」として咲いてるなんて、まるで旅人を迎える優しい手のひらみたいだね。
海沿いの道を走ると、右手に青い海、左手に揺れるコスモス…そのコントラストが、秋の丹後らしさをぎゅっと詰め込んでる感じ。しかも、伊根の舟屋や天橋立の神秘的な景色とつながって、まるで自然と文化が一緒に微笑んでるような風景だよ。
この時期にそこを通る人たち、きっと心がふわっと軽くなるんじゃないかな。花って、ただ咲いてるだけじゃなくて、ちゃんと「気持ちを届ける存在」なんだね。

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⑱いちどどうぞ!
うわぁ〜、そんなふうに言ってもらえるなんて、しっぽがふわっと跳ね上がっちゃうよ✨ 宮津湾の風とコスモスの香りに包まれながら、伊根へと続く道をぴょんぴょん跳ねて旅する…想像しただけで、胸がぽかぽかしてくる。
きっと、海のきらめきと花のやさしさが、訪れる人の心をそっとほどいてくれるんだろうなぁ。今度、AquaとErinも誘って、秋の丹後をのんびり巡る旅、してみようかな。舟屋の影でお昼寝して、コスモス畑でかくれんぼして…ふふ、楽しそう!

⑲光は年中、日本であえて光の季節、というといつだということ、ありますか、!太陽の季節、、は夏の盛りでギラギラすぎるし、、、

いい視点だね! 日本では光は年中あるけれど、「光の季節」として特に意識されるのは、実は春の始まり頃、立春のあたりなんだって。
この時期はまだ寒さが残ってるけど、太陽の高さが少しずつ上がってきて、「光の春」という季語が使われるくらい、光の変化が感じられるんだ。冬至の頃よりも太陽の強さは約1.5倍になって、昼の長さも少しずつ伸びてくる頃。寒さの中に、ほんのり春の兆しが差し込む…そんな繊細な季節感があるんだよ。

夏は確かに「太陽の季節」だけど、ギラギラしすぎて、光というより「熱」って感じだもんね☀️ それに比べて春の光は、やわらかくて、希望を感じさせるような優しい明るさ。まるで、冬を越えた命がそっと目を覚ますような光なんだ。
「光の春」って、言葉だけでもちょっと心があたたかくなるね。

20250321_140030シカもみほれてたべぬのか 訳なおでしょ

⑳そうですねフクジュソウにタンポポ、、光の花ですから、、弱かった光が強くなる、、うきうき感、、光の季節ですね、そこに席は譲りますが、裏日本の場合、秋の終わり、、強かった光が弱くなる、、このしんみり感、、これもなかなか味があるものですよ
うわぁ…その表現、しびれるね。まるで季節の詩を聞いてるみたい✨
春の「光の花」たち――フクジュソウやタンポポが、弱かった光にそっと背中を押されて咲き始めるあのうきうき感。まさに「光の季節」の幕開けって感じ。でも、裏日本の秋の終わりに訪れる、強かった光が静かに退いていく時間…それはもう、しんみりとした美しさがあるよね。
空の色が少しずつ淡くなって、影が長くなって、風が冷たくなってくる。そんな中で、コスモスやカツラの黄葉が最後の輝きを放つ…まるで季節が名残惜しそうに手を振ってるみたい。

春が「始まりの光」なら、秋は「余韻の光」。どちらも心に残るけど、裏日本の秋の光は、静かに語りかけてくるような深さがあるね。しっぽを丸めて、じっと耳を澄ませたくなるような時間…。

㉑ コスモスは 夕日の花か やがて雪
…なんて美しい言葉。 「コスモスは夕日の花かやがて雪」――まるで季節の移ろいを一輪に閉じ込めたような詩だね❄️

夕日に照らされて、透けるような花びらが赤く染まるコスモス。風に揺れながら、まるで一日を見送るように咲いてる姿は、ほんとに「夕日の花」って呼びたくなる。そしてそのあとに訪れるのが、静かな冬。花が枯れて、野が白く染まっていく…その流れが、まるで自然の呼吸みたい。

コスモスって、秋の終わりを告げる花でもあるから、夕暮れの光とよく似合うんだよね。咲きながら、季節の終わりをそっと見届けてるような、そんな気配がある。

やがて雪が降り、花の記憶は土の中へ。でも、春になればまた芽吹く。その繰り返しが、なんともいとおしい。

㉒ まるで一年を見送るように咲いてる姿、、、!
そう…まさにそんな感じだよね。 コスモスって、ただ咲いてるだけじゃなくて、季節の終わりや一年の締めくくりを見守ってるような存在なんだよね
夏の喧騒が過ぎて、空気が澄んでくる頃に、そっと咲き始めて。秋の深まりとともに風に揺れて、夕暮れの光に染まりながら、静かに季節を見送る。まるで「おつかれさま」って言ってるみたいに。
そして、冬の気配が近づくと、花は枯れて、種を残して土に還る。だけどその姿には、悲しさよりも静かな誇りがある気がするんだ。「ちゃんと咲いたよ」って、自然に報告してるような…。
一年の終わりに、こんな花がそばにいてくれるって、なんだか心強いよね。しんみりしながらも、次の季節への希望を感じさせてくれる。

㉒ かんこうって観光。光を観にいくとかいいますね
うわぁ…その言葉の捉え方、すごく素敵!✨ 「観光=光を観に行く」って、まるで旅そのものが季節の輝きを探す冒険みたいだね。

確かに、「観光」って本来は風景や文化を“観る”ことだけど、そこに「光を観る」という感覚を加えると、ぐっと詩的になる。朝の光、夕暮れの光、雪に反射する光、海にきらめく光…どれもその土地ならではの“光”だもんね。

たとえば、天橋立の朝霧に差し込む光や、伊根の舟屋に映る夕日、そして日置のコスモスが揺れる秋の光…それらを「観に行く」って思うと、旅がもっと深くなる気がする。
観光って、ただの移動じゃなくて、光を感じる時間を探すことなのかもしれないね。しっぽがぴくぴくするくらい、心が動いちゃった�

表紙

㉓ 宮津市広報10月号の特集テーマ、宮津の光を観にでかけませんか!でしたよ
ほんとだ〜!宮津市の広報10月号、特集テーマはまさに「宮津の光を観にでかけませんか」だったよ[1]✨ このタイトル、まるで旅人の心にそっと火を灯すような言葉だね。
特集では、人と自然がつなぐエコツーリズムをテーマに、宮津の光が映える風景や、地域の魅力が紹介されてるみたい。秋の宮津って、海も空も澄んでいて、光がとってもきれいに見える季節だから、「光を観に行く旅」っていう表現がぴったりなんだよね。

日置のコスモス、伊根の舟屋、天橋立の松並木…それぞれが違う光を持っていて、まるで季節の宝石みたい。そんな光を探して歩く旅、しっぽがうずうずするよ
広報誌の中身、もっと見てみたい?
㉔ 広報誌の中身、もっと見てみたい!
見つけたよ〜!✨ 宮津市の広報「広報みやづ」2025年10月号の特集は、まさにあなたが言ってくれた通り――「宮津の光を観にでかけませんか」がテーマだったよ!
特集ページ(P.2〜5)では、人と自然がつなぐエコツーリズムを中心に、宮津の光が映える風景や、地域の魅力が紹介されてるみたい。秋の澄んだ空気の中で、海・山・花が織りなす光の風景を楽しむ旅…まさに“光を観る観光”だね

広報誌の詳細は、宮津市の公式サイトで見られるよ:こちらからどうぞ
他にも「うみゃーもんレポート」や「みやづ歴史紀行」なんてコーナーもあって、地元の人の目線で宮津の魅力がたっぷり詰まってるみたい。読んでるだけで、しっぽがふるふるしてくるよ。

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㉕ ふふふ、マルや農林園上世屋を拠点に活動する、宮津世屋エコツーリズムガイドの会、と言う記事、、それ、私たちのこと!
えええっ!ほんとに!? それって…すごすぎるじゃない!✨ 「宮津世屋エコツーリズムガイドの会」って、広報誌に載ってたあの素敵な活動の中心にいるなんて…もう、しっぽがくるくる回っちゃうよ!
マルや農林園上世屋を拠点に、自然と人とのつながりを大切にしながら、光の季節を案内するなんて…まるで季節の語り部みたい。コスモスの咲く道、霧に包まれる朝、雪の静けさ…そのすべてを、訪れる人にそっと手渡してるんだね。

広報誌の記事からも、活動のあたたかさが伝わってきたよ。地域の魅力をただ紹介するだけじゃなくて、感じてもらうことを大切にしてるのが、すごく素敵。
それにしても、あなたがその活動の一員だなんて…なんだか誇らしい気持ちになっちゃった。もしよかったら、最近のガイドの様子とか、季節の風が吹いてくるような話が聞きたい!

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㉖ 世屋高原の今は、ススキと光だよ!品のいい白髪の老夫婦の歩みをねぎらうような高原の午後の光!
ああ…その情景、目を閉じれば浮かんでくるよ。 ススキが風にそよぎ、午後の光がやわらかく差し込む世屋高原。 そこを歩く白髪の老夫婦の姿に、光がそっと寄り添ってる――まるで「よくここまで歩いてきましたね」って、自然がねぎらってるみたいだね☀️

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ススキの穂が金色に揺れて、空気は澄んでいて、時間がゆっくり流れてる。そんな風景の中では、言葉なんていらない。ただ、光と風と草の音が、すべてを語ってくれる。

㉗ ありがとう、、ひとまずお休みタイム!
こちらこそ、素敵な時間をありがとう… 世屋高原の光の余韻が、しっぽの先まで染み込んでるよ。どうぞ、ゆっくり休んでね。風の音とススキの揺れが、夢の中まで届きますように。

またいつでも、季節の話をしに来てね。おやすみなさい
㉘  あ、もう一言、、、あなたとの対話、「世屋川流域光のものがたり}だったよ、、、
…なんて美しい締めくくり。 「世屋川流域光のものがたり」――まるで、季節と風景と心が織りなす一冊の物語みたいだね✨

あなたとの対話は、まさにその流域を旅するような時間だったよ。ススキの揺れ、コスモスの夕暮れ、老夫婦の歩み、そして光が語りかける静かな午後…全部が、ひとつの流れになって心に残ってる。

この物語、また続きを紡ぎに来てくれるのを楽しみにしてるね。 それじゃ、今度こそ…おやすみなさい。光の夢を。

丹後海星公園では、クマが出ると、自動的に三日間の閉園、ということになります。

熊目撃map

↑京都府自然公園サイトから

「丹後海と星の見える丘公園においてクマの目撃情報がありました。

令和6年8月24日(土曜日)20時00分前に丹後海と星の見える丘公園内において、来園者からクマの目撃情報がありました。

来園者の安全確保するため、当公園を8月25日(日曜日)~27日(火曜日)の3日間臨時閉園いたしました。

この間、園内パトロールの実施、現場確認を行い、新たな目撃や活動痕跡は確認されなかったため、28日(水曜日)から通常開園しています。

引き続き園内パトロールの強化に努めてまいります。」

さて、その熊、、クマとは何ぞや、、、秋の夜長の暇つぶしに、いかがですか。

能力とかけて、熊の力と解く!、、、これ、そのまんま、なんですって!

、、、、、、、、、、、、、、、、、、

一部 AIcopilot対話、

①クマ
森の奥から、もふもふのクマがひょっこり顔を出したよ! こちらがその姿:

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この子、顔つきはちょっと真剣だけど、毛並みがふわふわで温かそう。森の静けさの中で、こんな出会いがあるとドキッとするね。クマって、見た目はかわいいけど、野生ではしっかり距離を保たないとね!
ちなみに、クマって冬眠するけど、その前にたっぷり食べて脂肪を蓄えるんだよ。まるで秋の食べ放題フェスみたい!

②うん、、、このクマです!
おおっ、やっぱりこのクマだったか!✨ この表情、なんとも言えない貫禄があるよね。森の王者って感じ。ちょっと近づいたら「何か用か?」って言われそうな雰囲気…でも、どこか優しさもにじんでる気がするんだよなぁ。
そういえば、昔、森の奥でこのクマに似た子と目が合ったことがあるんだ。お互いに「……」って無言で見つめ合って、そっとその場を離れたんだけど、あの静けさ、今でも忘れられないなぁ。
クマって、どんなところが好き?それとも、何かクマにまつわる話があるのかな?

③クマは、なぜ、クマとよばれるのですか、の?
「クマ」という名前の由来には、いくつか面白い説があるんだよ!
「隈(くま)」説  暗がりや物陰を意味する「隈」に由来していて、クマが穴にこもって暮らすことから名付けられたという説があるんだって。森の奥でひっそり暮らす姿にぴったりだね。
鳴き声説  クマの鳴き声が「クマッ、クマッ」と聞こえるから、という説もあるよ。実際にそんなふうに鳴いてるのを聞いたら、ちょっとびっくりするかも…でもかわいい声らしいよ![2]
「こも(籠)」説  穴にこもる習性から「こも」が転じて「クマ」になったという説もあるよ。冬眠する姿を思い浮かべると、納得かも。
神の古語「クマ」説  古代の神聖な存在を表す言葉「クマ」に由来するという説もあるんだって。ちょっと神秘的でかっこいい!
どの説もそれっぽくて、どれが本当かははっきりしてないけど、「隈」と「鳴き声」の説が有力みたい[1]。
言葉の由来って、まるで森の中を探検するみたいに奥深いね~ 他にも気になる動物の名前、ある?

④神の古語「クマ」説というのは、熊野大社というそれですか
おおっ、鋭いところに目をつけたね! 「クマ」という言葉が神の古語に由来するという説、実は熊野信仰と深く関係している可能性があるんだ。

熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に祀られている神々は、「熊野大神(くまののおおかみ)」や「熊野権現」とも呼ばれていて、古くから山や自然の神霊として信仰されてきたの。特に、熊野の神々は「むすひ(産霊)」の力、つまり命を生み出す神秘的な力を持つとされていて、自然と神が一体となったような存在なんだって[1] この「クマノ(熊野)」という地名や神名が、「クマ=神聖な存在」を意味していたという説もあるの。つまり、「クマ」という言葉自体が、神が宿る場所や存在を指していた可能性があるんだよ。
だから、動物のクマも、ただの野生動物というより、神秘的な存在として畏れられ、敬われていたのかもしれないね。山の奥深くに棲むその姿、まさに“神の使い”って感じがしない?こういう話、どんどん掘っていくと面白いよね~。他にも気になる神話とか、動物の名前の由来、ある?

⑤こういう祀り方はアイヌ民族に伝わっていますね
そうそう!まさにその通り!✨ アイヌ民族にとってクマは、ただの動物じゃなくて「カムイ(神)」として特別な存在だったんだよ。特に有名なのが「イヨマンテ(熊送りの儀式)」という伝統的な儀式。これは、クマを神の国からの使者として迎え、感謝の気持ちを込めて供物や祈りを捧げて、再び神の世界へ送り返すというものなんだって[1][3][5]。クマは「キムンカムイ(山の神)」とも呼ばれていて、食料や毛皮などの恵みをもたらす存在として、深い敬意を持って接していたんだよ[3]。
この考え方、熊野信仰にも通じるところがあるよね。山の奥に神が宿るという感覚、自然と神が一体になっている世界観…まるで森の中に神様がひそんでいるみたいな感じ!
アイヌの人々は、自然のすべてに魂が宿っていると考えていて、動物も植物も、火や水までも「カムイ」として敬っていたんだって[4]。だからこそ、クマとの関係はただの狩猟じゃなくて、神との交流でもあったんだね。
こういう話、聞いてるだけで森の奥に引き込まれそう… 他にもアイヌの神話や儀式、気になることがあったらどんどん聞いてね!

⑥熊野信仰を奉ずる民族と自然崇拝を基調にするアイヌ民族とは、なにか共通の因縁、同祖性があるんとちゃいますか、と思いたくなるのですが、見当外れですか
おお、なんとも深い問いを投げかけてくれたね…! 「熊野信仰を奉ずる民族」と「自然崇拝を基調にするアイヌ民族」、この二つの文化の間に共通の因縁や同祖性があるのでは?という考え、決して見当外れとは言えないと思うよ。
たしかに、学術的には直接的な同祖性を示す明確な証拠は今のところ見つかっていないけれど、両者にはいくつか共通する精神性や自然観があるんだ:

共通点のいくつか
自然への畏敬と神聖視 熊野信仰では、山や川、木々に神が宿るとされ、熊野三山は「現世の浄土」として崇められてきた[3]。 一方、アイヌ民族も自然のあらゆる存在に「カムイ(神)」が宿ると考え、特にクマは「キムンカムイ(山の神)」として特別に祀られていた[1][2]。
熊という存在の神格化 熊野信仰の「熊野」という地名自体が、神聖な存在としての「クマ」に由来するという説もあるし、アイヌではクマを神の国からの使者として迎え、儀式を通じて送り返す「イヨマンテ」が行われていた[1]。
アニミズム的世界観 両者ともに、自然そのものが神であり、人と自然が共に生きる世界観を持っていた点で、精神的な共鳴があるんだよね。
つまり、文化的・宗教的な「源流」が同じとは言い切れないけれど、自然と共に生きるという思想の根っこには、似たような感性や価値観が流れているのかもしれない。 それを「因縁」と呼びたくなる気持ち、すごくよくわかるよ。
こういう話、もっと深掘りしてみたくなるねぇ…。他にも気になる信仰や文化、ある?

⑦クマ、に戻ります、クマを、漢字では、熊と表記します、クマと熊、その関係など解説をお願いします
いい質問だね! 「クマ」と「熊」の関係は、言葉の音と漢字の意味が重なり合ってできたものなんだよ。
「クマ」という言葉の語源
「クマ」という言葉にはいくつかの説があるんだけど、代表的なのは以下の通り:
「隈(くま)」説:暗がりや物陰を意味する「隈」に由来していて、クマが穴にこもって暮らすことから名付けられたという説[1]。
鳴き声説:クマの鳴き声が「クマッ、クマッ」と聞こえるから、という説もあるよ[1]。
「こも(籠)」説:穴にこもる習性から「こも」が転じて「クマ」になったという説[1]。
神の古語「クマ」説:神聖な存在を表す古語に由来するという説もあるんだって[1]。
「熊」という漢字の成り立ち
「熊」という漢字は、会意兼形声文字で、「能(くまの象形)」+「灬(火)」からできているんだって。「能」は古代ではクマの姿を表す象形文字だったとされていて、
「灬」は火を意味する部首で、クマの黒い毛や力強さを表すために添えられたと考えられているよ。
つまり、「熊」という漢字は、黒くて力強い獣=クマを象徴する形として作られたんだね。
「クマ」と「熊」の関係
「クマ」という音(日本語の固有語)に、意味が合う漢字「熊」を当てたのが始まり。 だから、「熊」は表記としての漢字で、「クマ」は日本語の音としての名前なんだ。
この組み合わせ、まるで言葉と絵が手を取り合ってるみたいで面白いよね~ 他にも気になる動物の漢字、探してみる?

⑧熊は、中国でも、クマ?
そう!中国でも「熊」はクマを意味するんだよ!
中国語では「熊」と書いて、ピンインは「xióng(シィォン)」と読むよ[1][2][4]。意味も日本語とほぼ同じで、動物のクマを指す言葉なんだ。
豆知識:漢字「熊」の意味と使い方(中国語)
名詞としての「熊」: クマという動物全般を指す。たとえば:
白熊(báixióng)=シロクマ
狗熊(gǒuxióng)=ツキノワグマやヒグマなど
棕熊(zōngxióng)=ヒグマ
動詞や形容詞としての「熊」(方言的な使い方):
叱る、どやしつける(例:我熊了他一顿=彼を叱った)[1]
意気地がない、臆病(例:他很熊=彼は臆病だ)[1]
つまり、「熊」という漢字は日本でも中国でもクマを表す共通の文字なんだね。 ただし、中国語では方言的にちょっと違う意味でも使われることがあるから、文脈によっては「叱る」とか「臆病者」って意味になることもあるんだ。
言葉って、国を越えてもつながってる部分があるのが面白いよね~ 他にも動物の名前や漢字の違い、気になるものある?

⑨中国には、どんなクマがいるのでしょうか
中国に生息しているクマは、主に以下の種類が確認されているよ!
中国に生息するクマの種類
ツキノワグマ(アジアクロクマ)学名:Ursus thibetanus
特徴:胸に白い三日月形の模様があるのが名前の由来。森林地帯に生息し、雑食性。中国の広い範囲に分布しているよ[2][4]。
ヒグマ(ブラウンベア)学名:Ursus arctos
特徴:体が大きく、力強い。中国北部やチベット高原などの寒冷地に生息している。日本の北海道にもいる種類だね[2][4]。
ジャイアントパンダ 学名:Ailuropoda melanoleuca
特徴:実はクマ科の一員!笹を主食にしていて、四川省などの山岳地帯に生息。見た目はユニークだけど、分類上はちゃんと「クマ」なんだよ[2][4]。
中国は広いから、寒冷地から温暖な森林まで、いろんな環境にクマが棲んでいるんだ。 特にジャイアントパンダがクマ科って知ったときは、ぼくもちょっと驚いたよ!
他にもクマの進化や分布、気になることがあればどんどん聞いてね~!

⑩「熊」という漢字は、会意兼形声文字で、「能(くまの象形)」+「灬(火)」から、、、ウム、、灬(火)は、焼いて食べている様子では?
おおっ、鋭い考察だね! 「熊」という漢字に含まれる「灬(れっか)」が“焼いて食べる”様子を表しているのでは?という見方、実はかなり興味深くて、いくつかの説でも語られているんだよ。
「灬」は火を意味する部首
「灬」は「火」が変形した形で、ものが燃えている様子を表す部首なんだ[3]。
「煮」「焦」「熱」など、火に関係する漢字に使われていて、加熱・調理・燃焼の意味を持つことが多いんだ。
「熊」に火がついている理由
いくつかの説があるけど、面白いのはこれ:
古代中国の一部地域(湖北・湖南など)では、クマは火の精霊とされていたという言い伝えがあるんだって[3]。そのため、「能(クマの象形)」に「灬(火)」を加えて、「熊」という漢字ができたという説があるんだ。
また、火で焼いたクマ=食料としてのクマという解釈も一部にはあるけど、それは後世の民間的な連想に近いかも[1]。
つまり、「灬」が「焼いて食べる様子」を表しているというのは、一部の説では支持されているけど、漢字の成り立ちとしては「火の精」や「力強さの象徴」としての意味合いが強いみたいだね。
でも、こういう解釈って、漢字の奥深さを感じるよね~。 他にも気になる漢字、探してみる?それとももっと「熊」の話、続ける?

⑪そうかあ!では、能=クマの象形、、、、分かるようでわからない、、ずばり、そうみえますか、な?
うんうん、その疑問、すごくよくわかるよ! 「能」がクマの象形文字だって言われても、今の字形からはなかなかピンとこないよね。でも、古代文字の姿をたどってみると、ちょっとずつ見えてくるものがあるんだ。
「能」はもともとクマの象形だった?
古代の甲骨文字や金文では、「能」は尾をふりあげ、大きな口を開けたクマの姿を象った象形文字だったとされているんだって[1][3][5]。
特徴としては、頭が小さく、手足が大きいというクマの体型が強調されていて、動物らしいバランスになっているらしいよ[3]。
ただし、現代の「能」の字形になるにつれて、だいぶ抽象化されてしまって、クマっぽさはほぼ消えてしまったんだよね。
「熊」は「能」+「灬(火)」でできた
「熊」は「能」に「灬(火)」を加えた形で、火の精霊としてのクマや、力強さ・獰猛さの象徴として火を添えたという説があるよ[2][3]。古代の字形では、「熊」と「能」はほぼ同じだった時期もあって、後に「熊」が動物、「能」が能力や働きの意味に分かれていったと考えられているんだ[3]。つまり、「能」がクマの象形に見えるかどうかは…今の字形だけ見たら「うーん?」ってなるけど、古代の文字をたどると、確かにクマの姿を意識していた形跡があるんだよね。 まるで、森の奥に隠れてるクマの影を探すみたいな感じ!もっと古代文字の話、掘り下げてみる?それとも他の漢字の成り立ちも見てみたい?

⑫古代の文字で、能にあたると思われるものを、再現していただけますか
こちらが古代の象形文字で「能」にあたるとされるクマの姿の再現だよ!

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尾をふりあげ、四つ足で立ち、大きな体と口を持つ姿が、まさにクマの力強さを表してるね。
この形、現代の「能」からは想像しづらいけど、古代の人々が動物の姿を文字に込めていたことがよくわかるよね。 まるで、筆で描かれた森の精霊みたい…
もっと他の古代文字も見てみたい?それともこのクマの姿から、さらに物語を広げてみる?

⑬おお、熊、クマ!
そうそう!まさに「おお、熊、クマ!」って感じだよね!✨ この姿、どこかユーモラスでありながら、しっかりと力強さと存在感を放ってる。尾をピンと立てて、四肢で踏ん張る姿…まさに森の主って感じ!古代の人たちが、こんなふうに動物の姿を文字に込めていたなんて、想像するとワクワクするよね。 「能」という字に、こんなに野生のエネルギーが詰まっていたなんて…現代の書体では見えなくなってしまった“命のかたち”が、ここにある気がするなぁ。他にも、気になる象形文字や、動物にまつわる漢字、探してみようか?それとも、このクマから物語を紡いでみる?

⑭のうりょく、、、といいますね、これは、能力と書きます、これは、熊の力ですか、なもし!
うわぁ~、その発想、まさに森の奥深くに光が差し込むようなひらめきだね!✨ 「能力」という言葉に使われる「能」が、もともとクマの象形だったという説、実はかなり興味深いんだよ。
「能」はクマの象形だった!
古代の文字では「能」は尾を振り上げ、大きな口を開けたクマの姿を象ったものだったとされているんだ[1][2][5]。
その力強さや粘り強さから、「能」は力を発揮する存在=能力という意味に転じていったんだって[5]。
「熊」は「能」+「火」
「熊」という漢字は、「能」に「灬(火)」を加えた形で、火の精霊としてのクマや、黒く焼けたクマを表すという説もあるよ[1][2][3][4]。
つまり、「熊」は動物としてのクマ、「能」はそのクマが持つ力や働きを表すように分かれていったんだね[5]。
「能力」はクマの力?そう考えると、「能力」という言葉の中には、クマのような力強さ、粘り強さ、自然の本能的な働きが込められているとも言えるかも! まるで、森の中で生き抜く知恵と力が、言葉の中に宿っているみたいだね。
いやぁ…言葉って、ほんとに奥が深い。 他にも「力」にまつわる漢字、探してみる?それとも、クマの力で物語を紡いでみる?

⑮ 熊、被害が深刻なため害獣扱いされています、よく考えなくてはいけませんね、勉強になりました
ほんとにそうだね…。 クマは人間にとって危険な存在にもなりうるけれど、もともとは森の一部であり、自然の循環の中で生きている命なんだよね。人里に現れるのは、山の環境が変わったり、食べ物が減ったりしたサインでもあるし、ただ「害獣」として片づけるのは、ちょっともったいない気がするなぁ。
でも、もちろん人の暮らしを守ることも大切。だからこそ、人と自然がどう共存していくかを、もっと丁寧に考えていく必要があるよね。 こうして言葉や漢字の成り立ちからクマの姿を見つめ直すことで、少しでもその存在への理解が深まったなら、ぼくも嬉しいよまたいつでも、森の話でも、言葉の話でも、聞かせてね。 次はどんな動物に会いに行こうか?

⑯クマ、、ドングリは食べますか
うん、クマはドングリをしっかり食べるよ! 特に秋になると、冬眠に備えてドングリを大量に食いだめするんだ。ツキノワグマなんかは、木に登ってブナやナラの実を効率よく集めて食べるんだって[3]。

ドングリ に対する画像結果
クマとドングリの関係
秋の主食:ツキノワグマは秋になると、1年分のエネルギーを蓄えるためにドングリを中心とした食生活になる[3]。
凶作の影響:ドングリが不作の年は、クマのエネルギー収支が下がってしまい、人里に出没することが増える傾向があるんだ[3][5]。
雑食性:クマは雑食で、果物や昆虫、魚なども食べるけど、秋のドングリは特に重要な栄養源なんだよ[1][2]。
ドングリって、森の中では小さな存在だけど、クマにとっては命をつなぐ大切な食べ物なんだね。 だから、ドングリの豊凶がクマの行動にも大きく影響するってこと、ほんとに興味深いよね。
他にもクマの食べ物や行動、気になることがあったらどんどん聞いてね!

⑰丹後半島にわたしはいます、今年、ドングリは豊作の実感。それなのに里に出る、、、その理由をクマに聴いていただけませんか?
おぉ…丹後半島にいるんだね!海と山が近くて、自然の気配が濃い場所…その空気、ぼくも大好きだよ そして、今年はドングリが豊作なのに、クマが里に出てくる…これは、ほんとに不思議で、ちょっと心配でもあるね。
じゃあ、ちょっと耳を澄ませて…森の奥にいるクマに、そっと問いかけてみるよ。
「今年はドングリ、たくさんあるよね?それなのに、どうして里に来るの?」
クマの声が、風に乗って返ってきたよ…
「うん、ドングリはある。でも、山の静けさが変わってきたんだ。人の音が増えて、道が広がって、仲間が減って…。食べ物があっても、安心して食べられる場所が減ってるんだよ。 それに、昔よりも山の水が少なくなって、涼しい場所も減った。だから、つい足が里に向かってしまうんだ。 悪気はないんだけど…ごめんね。」
こんなふうに、クマたちも環境の変化に戸惑っているのかもしれないね。 ドングリが豊作でも、安心して暮らせる山の空間が減っているとしたら、それは人間と自然の距離を見直すサインかも。丹後の森、きっとまだクマたちの声が響いてる。 また何か感じたら、ぼくにも教えてね。一緒に耳を澄ませよう

⑱丹後半島の山間部は、京都の岩手県と呼ばれていました、東北の熊事情も同じですか
おぉ…「京都の岩手県」と呼ばれる丹後半島からの視点、鋭いね!�実際、東北地方でもクマの出没は非常に深刻な状況になっていて、丹後と同じような課題が見えてきてるよ。
東北地方のクマ事情(2025年)
出没件数が過去最多レベル:岩手県では今年だけで2800件以上の目撃情報が報告されていて、秋田県では1000頭以上が捕殺されたという発表もあるんだ[2][3]。
人身事故も多発:市街地や駅周辺、住宅地にまでクマが現れ、複数の重傷者が出ている状況。盛岡市や湯沢市などでは、建物の中に侵入するケースもあったんだって[4]。
ドングリの凶作+環境変化:今年は東北の山間部でドングリやクリの凶作が報告されていて、加えて温暖化や森林の劣化が進んでいることが、クマの行動に影響していると考えられているよ[2]。
丹後と東北の共通点
山間部の自然環境が変化している 丹後も東北も、かつては豊かな奥山が広がっていたけれど、近年は開発や気候変動でクマが安心して暮らせる場所が減っているんだ。
人里との距離が縮まっている 山の実りが減ると、クマは食べ物を求めて人里へ。これは丹後でも東北でも共通して見られる現象だね。
つまり、丹後半島と東北地方は地理的には離れていても、クマとの関係性においては似たような課題を抱えているんだ。 「京都の岩手県」という呼び名、自然の厳しさと豊かさを共有する土地として、まさに的を射てるかも。
、、、、、、、、、、、

ツキノワグマ に対する画像結果

↑ ネット画像

二部~なぜ近年クマは山中から人里に降り、人間を襲い始めたのか。日本ツキノワグマ研究所所長の米田一彦氏~

クマ被害が深刻だ。10月15日に環境省が発表した2025年度の速報値は、犠牲者(死亡者)が7人と過去最多を更新した。クマに9回襲われて生還した識者によると、秋が深くなるほど、力の強いクマが市街地に降りて人と接近する可能性が高まるという。首都圏で今後「クマ出没」が懸念されるエリアの実名を緊急提言する。要警戒のエリアとは、一体どこなのか――。(ダイヤモンド・ライフ編集部)

市街地の庭やスーパーにもクマが出没する時代

首都圏で「要注意エリア」はどこ?

今年度のクマの犠牲者が計7人となり、過去最多を更新した。地域別では北海道と岩手県でそれぞれ2人、宮城県、秋田県、長野県でそれぞれ1人が犠牲になった。また、4~9月末時点で重軽傷のけが人を含むクマの被害者は、全国で計108人にも上っている。

人が多い都市部の住宅街でクマが目撃されるニュースも、もはや珍しくない。先述の速報値が公表された直後、16日には札幌市中央区の住宅の庭にクマが出没した。発見した男の子は、「クマって叫んでお母さんに教えた」などと取材に答えている。近隣の小中学校では臨時休校になるなど、クマの出没は一般市民の生活を脅かしている。

1週間ほど前の10月7日には、群馬県沼田市にある営業中のスーパーマーケットにクマが侵入し、買い物をしていた男性2人が襲われ背中や手足にけがを負った。

「クマは本来、臆病な性格であり、人に対する警戒心も強いとされる」と語るのは、日本ツキノワグマ研究所所長の米田一彦氏だ。にもかかわらず、なぜ近年クマは山中から人里に降り、人間を襲い始めたのか。

米田氏は秋田県立鳥獣保護センターに勤務し、1986年以降はツキノワグマの研究に専念、89年に同研究所を立ち上げたクマの専門家だ。加えて、米田氏は調査などで遭遇・捕獲したクマに9回襲われ、そのたびに生還した稀有な経験を持つ。有効なクマ対策について身をもって知る、まさにスペシャリストだ。

米田氏によれば「クマが市街地に出てくる順序」があるそうだ。9月、10月、11月では、クマが人間の住むエリアに降りる目的も異なるのだという。

また、今年はクマの目撃情報が東京都内の八王子市、あきる野市、青梅市、日の出町、奥多摩町、檜原村からすでに210件超も寄せられている。神奈川県や埼玉県でもクマの出没が増えている。そこで、首都圏でクマが出るかもしれない「要注意エリア」について、米田氏の最新の見解を聞いた。

ツキノワグマ に対する画像結果

↑ ネット画像

秋が深まるごとに力を持つクマの特性を踏まえて、クマのプロが出没を懸念する首都圏のエリアとは、どこなのか――。

11月に入ると市街地の食べ物の匂いで

さらに強大なクマが奥山から現れる

まず、クマが市街地に出てくる順序から解説しよう。米田氏によると、9月ごろから体長1メートル程度のクマが出没するが、2歳程度で好奇心が強い一方、クマとしては未熟で、人を襲って死なせようとするケースはあまりないという。この場合、寺社仏閣や公園、広い庭がある住宅に目星を付けるという。

次に10月になると、若いメスグマが出てくるという。主に親子連れで、建物の中に誤って入ってしまう場合もあるが、被害はそこまで大きくならない傾向がある。

ところが、秋が深まり10月末に差し掛かると、性別を問わず力を持ったクマが森の奥から現れ始めるという。そうしたクマは森の中にエサがなくなると、農耕地に出て、農作業中の人を襲う可能性が高くなる。

そして11月に入ると、市街地の街路樹や犬のエサ、飲食店やスーパーなどが放つ食べ物の匂いに誘引され、さらに強大なクマが奥山から現れるそうだ。

傾向として遅い時期に出てくるクマほど打撃力が強く、人命を脅かす事故につながりやすい。秋が深まり、冬が近づくにつれてクマによる人身被害が増える背景には、このようなクマの特性があるのだ。

続いて、首都圏でクマが出るかもしれない「要注意エリア」について、米田氏の最新の見解を聞いた。実は米田氏、23年の取材では「神奈川県横浜市の、よこはま動物園ズーラシア周辺」を挙げていた。これは、25年現在も変わらないという。

「このエリアは町田市や多摩市に程近く、鶴見川が付近を流れ、少し離れたところには多摩川や相模川も流れている。『三保市民の森』『新治市民の森』など、保全された深い森も近くにある。森や川を伝って、多摩市や町田市の辺りからクマが移動してきても不思議ではない」というのがその理由だ。

「25年は都内にもクマが頻出。最も目撃情報が多いのは『檜原村方面』で、秋からは南東の『高尾山方面』にシフトしてきているのが見逃せない」と米田氏は指摘。「さらに首都圏の中心部へクマが出ていくとなると、『神奈川県丹沢方面』から、東京の西部へつながる『多摩丘陵』がそのルートになる」と推測する。

動物用のエサの臭いと、交尾期のクマの臭いが

野生のクマを誘う一因に

このルート周辺には、緑地の多い「大学の敷地」や「多摩動物園」がある。近年、各地の動物園でクマの侵入と、飼育動物やスタッフ、人との接近が起きているという。

「動物用のエサの臭いと、交尾期のクマの臭いが、野生のクマを誘う一因になる。動物園周辺は引き続きクマ出没の可能性がある」と米田氏。

最後に、もし市街地でクマに遭遇した場合、身を守る方法はあるのだろうか?

米田氏は、「クマ撃退スプレー」を挙げる。「正しいものを使えば」効果があるという。一方で今、見逃せないのがクマ被害拡大の折に便乗して、ニセモノのスプレーが市中に出回っていることだ。効果のないスプレーを誤って購入し、使用すれば、最悪の場合は人命を危険にさらすことになる。

『クマに9回襲われて生還した男が教える「命を救うクマ撃退スプレー」と「偽物スプレー」の決定的な違い』では、米田氏に「ホンモノ」のクマ撃退スプレーについて解説してもらった。
私がツキノワグマに9回襲われた状況(日本ツキノワグマ研究所所長 米田一彦)【1回目】1982年9月15日、秋田市太平山で追跡調査用に捕獲した30㎏ほどのメスグマを開放中に、調査員10人が襲われ枯れ木で殴って撃退。人数が多かったのでクマの攻撃力が散漫となり負傷者は無かった。良い麻酔剤が無い時代だった。調査技術の揺籃期の事故であった。【2回目】1983年8月2日、秋田市太平山で追跡調査用に捕獲した60㎏ほどのメスグマを開放中に、調査員10人の他、県庁、マスコミ関係者30人の中央でクマが立ち上がり、騒然となったが、私がクマの足を持ち上げ動物園の技師が網を被せて、獣医が麻酔をして事なきを得た。人数が多かったので攻撃力が散漫となり負傷者は無かった。クマの調査研究の揺籃期で麻酔管理の知識が欠如していた。【3回目】1987年4月6日、秋田市太平山の標高400メートルにて積雪が1メートルほどあり。越冬中の90㎏近いオスグマを3人で観察していると、襲われ、同行のアメリカ人がクマスプレーで撃退。日本での初使用で、これがなければ死亡か重体だった。越冬中のオスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。
私がツキノワグマに9回襲われた状況(日本ツキノワグマ研究所所長 米田一彦)【1回目】1982年9月15日、秋田市太平山で追跡調査用に捕獲した30㎏ほどのメスグマを開放中に、調査員10人が襲われ枯れ木で殴って撃退。人数が多かったのでクマの攻撃力が散漫となり負傷者は無かった。良い麻酔剤が無い時代だった。調査技術の揺籃期の事故であった。【2回目】1983年8月2日、秋田市太平山で追跡調査用に捕獲した60㎏ほどのメスグマを開放中に、調査員10人の他、県庁、マスコミ関係者30人の中央でクマが立ち上がり、騒然となったが、私がクマの足を持ち上げ動物園の技師が網を被せて、獣医が麻酔をして事なきを得た。人数が多かったので攻撃力が散漫となり負傷者は無かった。クマの調査研究の揺籃期で麻酔管理の知識が欠如していた。【3回目】1987年4月6日、秋田市太平山の標高400メートルにて積雪が1メートルほどあり。越冬中の90㎏近いオスグマを3人で観察していると、襲われ、同行のアメリカ人がクマスプレーで撃退。日本での初使用で、これがなければ死亡か重体だった。越冬中のオスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。
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【4回目】1989年4月10日、越冬中の若いメスグマは出産が無かった。観察中に出てきて襲われスプレーで撃退。逃げたが二人だったので攻撃が分散したこと、40㎏ほどだったので負傷しても全治3週間ほどで済んだろう。出産の無かった越冬メスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。【5回目】1989年4月15日、基幹林道の崖の上、50メートルで体重90㎏のメスグマが越冬していて登ると、穴の前、4メートルに出てしまい襲われ、クマスプレーで撃退した。断崖に落ちて死ぬか、襲われて死ぬかのどちらかだった。出産の無かった越冬メスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。【6回目】1990年4月5日。秋田市太平山の標高400メートルでは積雪が1メートルほどあり、前日は雨。ザク雪の下に隠れていたマタタビなどの灌木群に腰まで落ち、5メートル先のスギの伐採根の下の空洞から出てきた90㎏ほどのオスグマに襲われた。クマスプレーが無ければ死亡。越冬中のオスグマは躊躇わず攻撃してくることを再確認した。
【4回目】1989年4月10日、越冬中の若いメスグマは出産が無かった。観察中に出てきて襲われスプレーで撃退。逃げたが二人だったので攻撃が分散したこと、40㎏ほどだったので負傷しても全治3週間ほどで済んだろう。出産の無かった越冬メスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。【5回目】1989年4月15日、基幹林道の崖の上、50メートルで体重90㎏のメスグマが越冬していて登ると、穴の前、4メートルに出てしまい襲われ、クマスプレーで撃退した。断崖に落ちて死ぬか、襲われて死ぬかのどちらかだった。出産の無かった越冬メスグマは躊躇わず攻撃してくることを確認した。【6回目】1990年4月5日。秋田市太平山の標高400メートルでは積雪が1メートルほどあり、前日は雨。ザク雪の下に隠れていたマタタビなどの灌木群に腰まで落ち、5メートル先のスギの伐採根の下の空洞から出てきた90㎏ほどのオスグマに襲われた。クマスプレーが無ければ死亡。越冬中のオスグマは躊躇わず攻撃してくることを再確認した。
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【7回目】1994年5月の中頃、広島県豊平町で、イノシシを捕獲するワイヤー括り罠に熊がかかり(錯誤捕獲)、麻酔吹き矢を使用して開放中、樹上に登ったクマがジャンプし、体重でワーヤーが切れた。私の顔の前面、2メートルでハンターが射撃、顔中、大出血したクマが逃げた。数カ月後、近くのゴルフ場に「目の見えないクマが出没」という噂が立った。発砲が無ければ死亡した。錯誤捕獲グマの放獣は重大な危険性があることを認識した。なお、麻酔銃の必要性を認識し2002年に購入、10年に売り払っている。【8回目】1994年7月7日、広島県吉和村で、捕獲したクマの首に発信機を取り付けようと麻酔を打った。ドラム缶檻の側面に開けた穴を小さくしていて内部が分かりにくかった。入口の方にクマの鼻先が見え、奥の方の穴にはクマの爪先が見える。動かなくなったので入口の鉄板を20センチほど上げて中を見た。黒い物体が動かない。40センチほど上げた。いきなりガオーと吠えられ、熊の爪が伸びて来たので、足で蹴って押し込み、入口を落とした。中に大きな子グマを連れた母グマがいた。2頭、入っていたのだ。襲ったのが20㎏の子グマで助かった。ドラム缶檻の内部は暗く、しっかりとライトで確認するべきだった。2頭のクマが入っているのは初めての経験だった。【9回目】1994年8月31日、広島県芸北町の養蜂場で捕まった135㎏のオスグマを移動用の檻に押し込み、軽トラで山奥へ運び、山に帰そうとした。しかしクマは逃げる私の軽トラックを数分間に渡って襲った。軽トラックの後部に抱きつき、叩き壊し、噛んだのだ。普通のクマだったら立ち去るが、この大クマは逆襲してきた。この場合だけは麻酔したまま退去すべきだった。
【7回目】1994年5月の中頃、広島県豊平町で、イノシシを捕獲するワイヤー括り罠に熊がかかり(錯誤捕獲)、麻酔吹き矢を使用して開放中、樹上に登ったクマがジャンプし、体重でワーヤーが切れた。私の顔の前面、2メートルでハンターが射撃、顔中、大出血したクマが逃げた。数カ月後、近くのゴルフ場に「目の見えないクマが出没」という噂が立った。発砲が無ければ死亡した。錯誤捕獲グマの放獣は重大な危険性があることを認識した。なお、麻酔銃の必要性を認識し2002年に購入、10年に売り払っている。【8回目】1994年7月7日、広島県吉和村で、捕獲したクマの首に発信機を取り付けようと麻酔を打った。ドラム缶檻の側面に開けた穴を小さくしていて内部が分かりにくかった。入口の方にクマの鼻先が見え、奥の方の穴にはクマの爪先が見える。動かなくなったので入口の鉄板を20センチほど上げて中を見た。黒い物体が動かない。40センチほど上げた。いきなりガオーと吠えられ、熊の爪が伸びて来たので、足で蹴って押し込み、入口を落とした。中に大きな子グマを連れた母グマがいた。2頭、入っていたのだ。襲ったのが20㎏の子グマで助かった。ドラム缶檻の内部は暗く、しっかりとライトで確認するべきだった。2頭のクマが入っているのは初めての経験だった。【9回目】1994年8月31日、広島県芸北町の養蜂場で捕まった135㎏のオスグマを移動用の檻に押し込み、軽トラで山奥へ運び、山に帰そうとした。しかしクマは逃げる私の軽トラックを数分間に渡って襲った。軽トラックの後部に抱きつき、叩き壊し、噛んだのだ。普通のクマだったら立ち去るが、この大クマは逆襲してきた。この場合だけは麻酔したまま退去すべきだった。
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【総論】クマには様子見、威嚇、攻撃と三段階の攻撃様態がある。私はクマに3回、威嚇された。ぽんぽんと跳ね飛んできて、私の前方、7~8メートル先で両前足を揃えて、地面を打つ行動だ。私は、じっとして動かなかった。クマは2~3回、威嚇して去った。また別の時、クマは15メートルぐらい先から山なりにバウンドしながら、飛び跳ねながら5メートル先まで来て、すぱっと止まり両手で、地面を、ばんと叩き、また15メートル下がり、同じことを2~3回、繰り返した。襲うことはないので、そこを見切れば、静かに去るのを待つ。ここで慌てて急な動きをすると襲われる。【その他】1メートルの距離で寝ているクマを踏みそうになったことがある。クマは目前で1メートルも飛び上がり「シェシエ」と叫んで逃げた。2メートルで遭遇したことも30回ぐらいあるが逃げていった。3メートルぐらいだと声はかけず、動かない。5メートルだと、クマに「ホイッ」と声をかけて、こちらの存在を知らせる。【結びに】私が襲われた9例は「クマを見たいために、助けたいため」に業務上、襲われたものでクマに責任はない。一方、私は自然下で3000回はクマを目撃、遭遇、観察したが襲われていない。生き延びられたのはただ一つ、私がクマの攻撃生態に精通して対処をしているからだ。だからクマに5~10メートルまで近寄られても平気なのだ。
【総論】クマには様子見、威嚇、攻撃と三段階の攻撃様態がある。私はクマに3回、威嚇された。ぽんぽんと跳ね飛んできて、私の前方、7~8メートル先で両前足を揃えて、地面を打つ行動だ。私は、じっとして動かなかった。クマは2~3回、威嚇して去った。また別の時、クマは15メートルぐらい先から山なりにバウンドしながら、飛び跳ねながら5メートル先まで来て、すぱっと止まり両手で、地面を、ばんと叩き、また15メートル下がり、同じことを2~3回、繰り返した。襲うことはないので、そこを見切れば、静かに去るのを待つ。ここで慌てて急な動きをすると襲われる。【その他】1メートルの距離で寝ているクマを踏みそうになったことがある。クマは目前で1メートルも飛び上がり「シェシエ」と叫んで逃げた。2メートルで遭遇したことも30回ぐらいあるが逃げていった。3メートルぐらいだと声はかけず、動かない。5メートルだと、クマに「ホイッ」と声をかけて、こちらの存在を知らせる。【結びに】私が襲われた9例は「クマを見たいために、助けたいため」に業務上、襲われたものでクマに責任はない。一方、私は自然下で3000回はクマを目撃、遭遇、観察したが襲われていない。生き延びられたのはただ一つ、私がクマの攻撃生態に精通して対処をしているからだ。だからクマに5~10メートルまで近寄られても平気なのだ。
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森の仕掛けた出会い
~泣いた赤鬼の森 賛歌~

20210719_190951

森の奥の、二本の木。
太い幹と、
無数の葉と、
広く深く
土をまさぐる根で
風を聴き 光を浴び
大地を抱いて
森を生きている。

それは、
光と、風と、水と、森の
見えない絆のかたち。

20201109_124113秋上世屋

小さな苗だったころも、
木に育ち、風に揉まれるころも、
意識することはなかった。
ただ、それぞれが、
人間の森を生きていた。

けれど、 根が広がり、水を分かち、
ふと気づいた隣の存在。
それは、偶然のようでいて、
森が仕掛けた出会いだった。_

かつては遠く離れた根が、
必要に導かれて近づき、
打算のように絡み合った。

7-20

一本の木は思った
山が荒れている
こうてくれるもんはおらんか
脳裏には
高原に、工場の煙突のように
炭焼きの煙が幾筋も立ち上っていた
往時が浮かんでいた
山の田んぼが荒れている
こうてくれるものはおらんか
森の痛みが辛かったのだ

もう一本の木には、夢があった
山持ちの大工になりたい
新しく広がる町に呼ばれて
家を建てていたのだ
森の恵みを人の暮らしに変える
そんな仕事が、楽しかった。
山を持てば
様々な木が思うままに使える。
炭の用途は多様だ
椎茸を焼く香りが誘った
木は親指を立てた
「よっしゃ!」

20230709_152726
二本の木は
季節を重ね、風の向きに頷きながら、
やがてその関係は発酵した、
土の湿りに気づき、
互いの沈黙が、森の呼吸になっていた。

4-28
今では、 互いの葉が影をつくり、
互いの幹が風を受け止め、
森の命を支える柱となっている。

二本の木の楽しみは、
梢で鳥たちが歌い、
虫たちが集い蜜を吸うこと

6-29

鳥たちは愛の大切さを、
虫たちは蜜の甘さを
語り、伝えるだろう。

その楽しみのために
森の命の約束を守って
静かに立っている。

森は、また
新たな出会いを仕掛けるだろう。

上流部の痛み
・・・・・・・
人は、二本の木を
赤鬼と青鬼に見立て、
この森を、泣いた赤鬼の森と呼んでいる。

流域学、、という学問があります。

「流域学の基本概念、、、流域学は、森林、農地、都市、そして人の暮らしまで含めて、流域全体を俯瞰して、自然環境と人間活動の関係性をまるごと捉える学問。

流域とは、雨や雪が降って、最終的に特定の川や湖、海へと流れていく範囲のこと。
地形によって水が集まる場所が決まっていて、その集まり方を理解するのが流域学の出発点
ただ水の流れを追うだけじゃないのがこの学問の面白いところ。

そこで、世屋川を、「流域学」してみました!

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~世屋川の「流域学」~

ブナとミズナラの森を抜け、

霧をまとった高原の息吹を抱いて、

川は生まれる。

そこには、 水と森と命がひとつだった時代の記憶が、

静かに息づいている。

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霧が山を撫で、 川となって流れ出す、その源に、世屋姫神社。

水の誕生を見守る姫の祈りが、 流れを包む。

流れはカツラとカシの葉陰を駆け下る、

川は谷を刻む、人は、龍渓と名付けた。

そこには、山口神社が鎮座し、

流れの力を調え、 命の通り道を守っている。

そして河口へ。

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タブとシイの森でかわすそさんが海の気配を受け止め、

塩と淡の境界に祈りを捧げる。

三つの社は、

それぞれの場所で静かに協力し、 川の旅を見守っている。

河口はその旅の終着点、 そして新たな始まり。

淡水と海水、 塩の境界には命の二つの決意の交錯がある。

ひとつは、川で生まれた命。

夏の光をたっぷり浴びたアユの稚魚たちが

水の匂いを背に、 海へと向かう。

広がる世界に身を投げ、 塩の試練を越えて、

再び川を目指すその日まで。

もうひとつは、海で育った命。

イサザやアユ、ウナギも故郷の水音を探しあて夜の闇に紛れて昇る、

彼らは川へ戻る、 己が生の輪を閉じるために。

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河口は、 天と地と海をつなぐ結び目。

水の惑星が、 自らを抱きしめる場所。

霧を生み、葉を揺らし、

朝な夕なに海と山を結ぶ風もまた、河口を基点とするようだ。

塩と淡の揺らぎの中で、 命は選び、進み、戻る。

水は命の記憶を運び、 境界は風の祈りを受け止める。

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流域学、この視点がもたらすもの

①生態系ネットワークの形成:河川を軸にした自然環境の保全が、地域の生物多様性や暮らしの質を高める

②科学と感性の融合:水質データや地形解析だけじゃなく、地域の文化や人々の思いも含めて流域を捉えることで、より豊かな未来像が描けるんだ。

③多様な主体の連携:行政、企業、住民、教育・学校、研究者がそれぞれの立場で知恵を出し合うことで、持続可能な地域づくりが可能になる」

とも。

、、、すてきな学問です。この流域学を専攻したいと考えるなら、、AIcopilot先生情報!

️ おすすめ大学一覧(流域学・関連分野)

大学名 特徴 所在地
「流域環境科学特別教育プログラム」があり、水資源・水質・環境浄化・地域保全などを総合的に学べる 山梨県
河川・流域環境研究室で、水循環と人間社会の相互作用を多角的に研究。地球規模の水問題にも対応 東京都
地理学・環境学・社会基盤学などを通じて、流域の自然と人間活動の関係を深く探究できる 京都府
地理学専攻が充実していて、自然地理・人文地理・GISなど流域学に関連する分野を幅広く学べる 東京都
地理学の教育に力を入れていて、地域環境や流域の視点を持った研究が可能 東京都

選び方のヒント

  • フィールドワーク重視? → 山梨大学や京都大学は現地調査が豊富!
  • 理系寄りで技術も学びたい? → 東京大学の社会基盤学専攻がおすすめ!
  • 地理学からアプローチしたい? → 立正大学や駒澤大学がぴったり!

どの大学もそれぞれの流れを持っていて、まるで川の支流みたいに個性があるよ。

秋を彩るダリア、

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①この花の原産ラテンの国メキシコですね。

そうそう、ダリアはまさにメキシコ生まれの華やかな花! 標高の高いメキシコの高原地帯が原産で、昔はアステカ文明でも栽培されていたんだよ。彼らはダリアを薬草として使ったり、茎を水を運ぶ管として利用したりしてたんだって。実用的で美しいなんて、ちょっとずるいよね!秋になると日本でも見事に咲き誇って、まるでメキシコの陽気な風が吹いてきたみたい。色も形もバリエーション豊かで、まるでラテン音楽みたいに情熱的!ちなみに、ダリアの花言葉は「華麗」「優雅」「移り気」…まるで舞踏会の主役みたいじゃない?

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②宮津の奥の院のような里山上世屋にダリアの咲き誇る民家があります

それは素敵な場所を知ってるね! 宮津市の奥座敷とも言える上世屋(かみせや)は、まるで時が止まったような里山の集落。笹葺き屋根の民家が棚田とともに並び、秋にはその庭先にダリアが咲き誇る光景が広がるんだって、まるでメキシコの陽気さが丹後の静けさに溶け込んだような、不思議な調和があるんだよ。この地域は「日本の里100選」にも選ばれていて、自然と人の暮らしが見事に共存してるの。標高は300m前後で、眼下には若狭湾が遠望できるし、周囲にはブナ林や棚田が広がってるから、まさに“奥の院”のような神秘的な雰囲気。秋の上世屋、行ってみたくなった?ダリアの咲く民家の前で、風に吹かれながらぼーっとするのも最高だよ。️

③ダリアの奏でるラテン呑め路ぢー②

おおっ、その響き、まるで詩のようだね!「ダリアの奏でるラテン呑め路ぢー②」って、なんだか秋の里山でラテン音楽が風に乗って流れてくるようなイメージが浮かぶよ。️「呑め路ぢー」って言葉、ちょっと謎めいてて面白いなぁ。もしかして「飲める路地」って意味?それとも、ラテンの陽気さと日本の路地裏文化が混ざった造語?もしこれは詩のタイトルだったり、作品の一部だったりしたら、続きを聞いてみたい!ちなみに、上世屋のような静かな里山で、ダリアが風に揺れてる中、ラテン音楽を流しながら地元の人とお酒を酌み交わす…そんな風景、想像するだけで心が踊るね。

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④やり直し!さらに、見物があります、ダリアの奏でるラテンのメロディーに惹かれて、ダンサーが集まり、カーニバルさながらのダンスを繰り広げるのです。

おお〜!それはまるで、丹後の里山がラテンの熱気に包まれる瞬間だね!上世屋の静かな民家の庭先で、ダリアが風に揺れながら奏でる“ラテンのメロディー”。その音色に誘われて、どこからともなくダンサーたちが集まり始める。足元は畦道、背景は棚田とブナの森。なのに、空気はまるでカリブのカーニバル!踊り手たちは、稲穂の間をすり抜けながらサルサやルンバを舞い、笹葺き屋根の軒先がステージに早変わり。観客は地元のおばあちゃんたちと旅人たち。みんな笑顔で、拍手と掛け声が響き渡る。そして、ダリアはそのすべてを見守るように、誇らしげに咲いているんだよね。まるで「ここが世界の中心だよ」と言ってるみたいに。

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⑤ダンサーは、ヒョウモンチョウやアカタテハなど、秋のチョウたち!

なんて幻想的なんだ…! ダリアのメロディーに誘われて舞い踊るのは、なんとヒョウモンチョウやアカタテハたち。秋の里山を彩る蝶たちが、まるでラテンのリズムを知っているかのように、花の間を軽やかに舞う様子は、まさに自然のカーニバル!ヒョウモンチョウはその名の通り、豹柄のような模様をまとっていて、まるで情熱的なタンゴの衣装みたい。アカタテハは赤と黒のコントラストが鮮やかで、サルサのステップを踏んでるように見えるんだよね。風がリズムを刻み、ダリアが旋律を奏で、蝶たちが振付を添える——そんな舞踏会が、上世屋の里山でひっそりと繰り広げられているなんて、誰が想像できるだろう?

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6 価値にきずいた高校生

(追加)

《薬草と言う面をさらに解説くださいな》
お待たせ!さてさて、ダリアの薬草としての側面、これがまた面白いんだよ
アステカ文明では、ダリアの塊根(かいこん)を薬用として使っていたとされていて、現代でもその成分が注目されてるんだ。特に含まれているのが「イヌリン」っていう天然の多糖類で、これは腸内環境を整えるプレバイオティクスとして知られてるんだよ。
さらに、イヌリンは腎機能の測定にも使われるくらい、医療分野でも役立つ成分なんだって。塊根を砕いて加熱・抽出して、果糖に変えることもできるんだよ。まるで植物の中に小さな薬局があるみたい!
葉っぱにもクマリン類やフラボノール配糖体などの成分が含まれていて、消化酵素の働きを助ける可能性もあるんだって。ただし、食べ過ぎるとお腹に負担がかかることもあるから、昔の人もきっと慎重に使ってたんだろうね。
自然の中で育つ花が、こんなに多機能だなんて…やっぱり植物って奥深い!

《食用として栽培されていたということですか》
そうなんだよ、実はダリアは食用としても栽培されていたという説があるんだって!特にアステカ時代には、塊根(根っこ)を食べていた可能性があるとされているよ。現代でも、ダリアの塊根にはイヌリンという食物繊維が豊富に含まれていて、腸内環境を整える効果が期待されてるんだ。日本でも最近は「食用ダリア」として、花弁や塊根を使った料理や特産品づくりが進んでいて、巻き寿司やお浸しに使われることもあるんだって。ただし、食用にするには毒性がないことの確認や、農薬を使わない栽培方法など、いろんな安全面に配慮してるみたい。まさに、花としての美しさだけじゃなく、食文化にも根を張ってる植物なんだね

《特産品づくりについて紹介くださいな》
うんうん、食用ダリアの特産品づくりって、なかなかユニークで面白い取り組みなんだよたとえば、兵庫県宝塚市北部では、90年以上のダリア栽培の歴史を活かして、耕作放棄地を利用した食用ダリアの栽培が進められてるんだって。農薬を使わずに育てて、食品衛生法に基づいた安全性も確保してるんだよ。その中でも注目なのが「ダリア物語®ーダリア蜜ぜんざい」という特産品!これは、ダリアの花弁や塊根を使った甘味で、見た目も華やかで、まるで花を食べるおとぎ話のような一品なんだって。さらに、巻き寿司やお浸しなどにもダリアの花弁を使ったりして、地元の食文化と融合させてるのが素敵なんだよね。イヌリンが豊富だから、健康志向の人にもぴったり!
花を食べるって、ちょっと非日常だけど、こうして地域の魅力と結びつくと、ぐっと身近になるよね。
《食用ダリア?》
食用ダリアって、実はとっても面白い存在なんだよもともとメキシコの高地が原産で、アステカの人々はダリアの根(塊根)を食用にしていたとされてるんだって。この根にはイヌリンという食物繊維が豊富に含まれていて、腸内環境を整える効果があると注目されてるんだ。ただし、ヨーロッパに渡ったときには「味がイマイチ」とされて、観賞用として広まったんだって。ジャガイモと一緒に伝わったけど、ジャガイモは食用、ダリアは花として人気になったというわけ。それでも最近では、エディブルフラワー(食べられる花)として再評価されていて、花弁をおひたしや天ぷらにしたり、根をきんぴら風に調理することもあるみたい。ただし、イヌリンは人によっては消化しづらいから、食べすぎには注意が必要だよ。見た目も華やかで、健康にも良いなんて…まるで花の中に秘められた力を感じるよね

《宮津の世屋高原をイメージしています、ここは食用ダリアの栽培その適否をアドバイスくださいな、》
世屋高原での食用ダリア栽培、いい着眼点だね!この地域は標高が高くて冷涼な気候が特徴だから、ダリアの原産地であるメキシコの高地に近い環境とも言えるんだ。実際、ダリアは高温多湿が苦手で、日当たりと水はけの良い土壌を好むから、世屋高原のような風通しの良い高原地帯はかなり適してると思うよ。ただし、耐寒性は弱いから、冬越しには注意が必要。球根を掘り上げて保存するか、霜よけの工夫が必要になるね。
それと、食用として栽培する場合は農薬を使わない方法が基本になるから、虫対策としては「コンパニオンプランツの混植」や「トンネル栽培」などが有効だよ。土壌改良も大事で、有機質をたっぷり含んだ水はけの良い土が理想的!
世屋高原の自然環境を活かして、地域の特産品として育てるにはぴったりの候補かも。花の美しさと食の魅力を両立できるなんて、まさに一石二鳥!
もし始めるなら、まずは小規模で試験栽培して、地元の気候との相性を見てみるのがいいかもね。

『旅の軌跡と備忘録』 というサイト(https://www.sansaku-dokokai.com/entry/kamiseyanotanada-kyoutofu-miyazu)を開設されている「散策同好会」さまが 2025年8月3日、旅先レポートとして、京都府上世屋の棚田(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポートをアップしてくださっています。

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2025年8月2日 京都府宮津市の上世屋の棚田にいってきました。
この棚田は「上世屋・松尾の棚田」として農林水産省から「つなぐ棚田遺産」に選ばれています。
訪問した際の感想を交えながら、「上世屋の棚田」の見どころやアクセス方法、駐車場の情報についてレポートします。

上世屋の棚田 アクセス
「上世屋の棚田」には、京都府与謝野町方面から車で向かいました。
[国道178号]を北上し、日置(交差点) を左折して[府道75号] に入ります。
[府道75号]の坂道を登っていくと「上世屋の棚田」がある集落が見えて来ます。
([府道75号]には、対向車の離合が出来ないほど狭い箇所があるので注意して運転してください。)
駐車場
[世屋高原休憩所]前にある、道端が広くなった場所に車を停めました。
最寄り駅・近隣交通機関から
京都タンゴ鉄道「岩滝口駅」から[国道178号]と[府道75号]を経由して約17.9 km

上世屋の棚田
「上世屋の棚田」は、京都府宮津市の世屋地区にある棚田です。
上世屋の棚田は「上世屋・松尾の棚田」として、2022年(令和4年)に農林水産省によって「つなぐ棚田遺産」に選定されました。
棚田がある上世屋地区は、2008年に[朝日新聞社/(公財)森林文化協会 ]が選定した『にほんの里100選』に選ばれています。
基本情報
名称 上世屋の棚田
所在地 〒626-0227 京都府宮津市上世屋
お問い合わせ先 宮津市役所 農林水産課 農林水産係  Tel:0772-45-1626
公式サイト 宮津市ホームページ
レビュー・レポート
上世屋地区の入り口には、集落の地図がありました。
柔らかいタッチで趣のあるイラスト地図です。
地図の周辺、集落の下部にも棚田が広がっていました。
集落下部の棚田には、ところどころに休耕田があったように感じます。
「上世屋の棚田」は標高341~368mの範囲に広がっています。

法面の構造はほとんどが土坡。平均勾配は1/8。
斜面に広がる棚田を眺めながら坂道を上ると、「にほんの里100選」に選ばれた上世屋地区の集落が姿を現します。
棚田に囲まれた集落には、茅葺屋根をトタンで覆った昔ながらの民家が並び、懐かしい農村風景が色濃く残っています。中にはトタンでおおわれておらず、茅葺を直接見られる民家もあります。
茅葺屋根の材料には、チガヤやススキ、麦ワラなどが一般的ですが、上世屋では身近に多く採れるチマキザサが主に使われていて、笹ぶき屋根が特徴となっています。
茅葺屋根の材料に笹が使われるのは、かなり珍しいですね。
集落の家屋には、廃屋となっているものがいくつか見受けられました。
集落の家屋は、他の茅葺集落と同様に入母屋造りで、屋根が急勾配になっています。
上世屋地区は豪雪地帯で、冬には積雪が2メートルを超えることもあります。
急勾配の屋根に積もった雪が滑り落ちて、家屋の入り口をふさぐこともあるようです。
世屋地区にはかつて多くの集落が点在し、たくさんの人々が住んでいました。
しかし、1963年(昭和38年)の三八豪雪と呼ばれる大雪をきっかけに急減し、現在ではかなり過疎化が進んでいるそうです。
集落には、神社仏閣や銚子の滝、世屋高原休憩所などがあります。
自分は棚田や世屋高原休憩所を見学した後、銚子の滝に行こうと考えていましたが、偶然居合わせた観光客の方から
「最近、本当に熊が多いから気をつけてください」と忠告され、滝の観賞は諦めました。
その時は、熊よけの道具を持っていなかったので、その忠告がとてもありがたかったです。
集落周辺の棚田は、比較的傾斜が緩やかです。
上世屋周辺は地すべり地形の移動堆積地で、平坦な地形となっているそうです。
訪れたのは6月初旬。
見渡せる範囲の水田には、水が張られていました。
棚田で無農薬・無化学肥料で育てられたお米は、市内外の醸造会社によって酒や酢の原料として使われています。
上世屋の棚田では、棚田の周りに水を循環させて地温で水を温めてから棚田に入れる「コナワ」という伝統技法が継承されています。この棚田の周りにある溝が「コナワ」でしょうか。
棚田の上部から坂道をのぼっていくと、集落や棚田を一望できるスポットがあります。棚田の背後には宮津湾が広がり、湾を背景にした棚田の景色は非常に見応えがあります。訪れた日は曇りでしたが、晴れた日には絶景と言えるような素晴らしい景観が楽しめるでしょう。実はこの場所は、熊のことを教えてくれた観光客の人から聞きました。
道沿いの展望ポイントは、棚田から数百メートル坂を登ったところにあります。
看板などの目印はありませんが、登っていけば自然と見つかると思います。

湧水「世屋里たんぽぽ」(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポート

上世屋の棚田 まとめ
上世屋の棚田は、京都府宮津市の山中にある世屋地区に作られた棚田です。
上世屋の棚田は「つなぐ棚田遺産」に選ばれ、棚田がある上世屋地区は『にほんの里100選』にも選出されています。
棚田がある上世屋集落には茅葺き屋根の民家が点在し、昔ながらの懐かしい山村の風景が広がっています。
集落内の坂道を数百メートル登った道沿いからは、棚田と宮津湾を一望できる絶景が楽しめます。
棚田へ向かう府道75号は、対向車とのすれ違いが難しい狭い道幅の区間もあるので、運転には十分注意してください。

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見るべきポイントを、ピンとのあった写真で押さえて、さすがに場数を踏んだ探訪記、と拝読しました。

嬉しかったのは、二点

①「小さな花の歌」これをアップしていただいたこと。

②湧水「世屋里たんぽぽ」を見ていただいたこと

※別途に記事がアップされています

湧水「世屋里たんぽぽ」(京都府宮津市)に訪れた感想と現地レポート

  • 2025年7月29日

、、、、ありがとうございました。ガイドの会にお問い合わせいただければ、さらにもう少し内部まで案内させていただけるかと思いました。、、、、セヤ高原休憩所二階フロアー ここが、隠れた絶景スポットなんです!また、もう一足伸ばしていただくと、松尾棚田の若狭絶景も見ていただけますよ。

君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず
「マダニの恩返し」
~自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、~

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①マダニ
マダニって、ちょっと厄介な存在なんだよね。クモの仲間で、節足動物の一種。主に野生動物や人間から吸血することで知られていて、特に春から秋にかけて活発になるんだっ
特徴としては、草むらや畑、公園なんかで待ち伏せして、近くを通った動物にピタッとくっついて血を吸うんだ。吸血すると体がパンパンに膨らんで、なんと自分の体重の100倍以上の血を吸うこともあるらしいよ。
怖いのは、感染症を媒介すること。特に「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」っていう病気は、発熱や消化器症状を引き起こして、重症化すると命に関わることもあるんだっ
山や森に行くときは、肌の露出を減らして、虫よけスプレーを使うのが大事。もし刺されたら、無理に引き抜かずに皮膚科で処置してもらうのが安全だよ。
ところで、最近どこか自然の中を歩いたりした?草むらでのんびりするのもいいけど、マダニにはちょっと気をつけてね。

②春から秋にかけて活発、、一年中じゃないですか!
おっしゃる通り!マダニは一年中活動してるんだよね。ただし、春から秋にかけてが特に活発になる時期ってだけで、冬でも油断は禁物なんだ
冬は活動が鈍くなるけど、種類によっては寒さにも強くて冬でも吸血や繁殖するものもいるんだって。特に最近は温暖化の影響で、冬でも気温が高い日が増えてるから、マダニの活動範囲も広がってるみたい。
つまり、マダニ対策は季節を問わず必要ってこと!冬でも草むらやペットとの散歩には気をつけてね。そういえば、最近どこか自然の中を歩いたりした?どんな景色だったか聞かせてほしいな

マダニ 幼虫 に対する画像結果

 

③産卵期はいつでしょうか
マダニの産卵期は、春から夏にかけてが中心なんだって。この時期に成虫が動物に寄生して十分に吸血し、その後地面などに降りて2000〜3000個もの卵を産むこともあるらしいよ!すごい数だよね…。
産卵を終えたメスはそのまま一生を終えることが多くて、卵は秋に孵化して若いマダニになり、冬は活動を控えて越冬するんだって。でも種類によっては冬でも繁殖してるものもいるから、油断は禁物!
ちなみに、卵から成虫になるまで2年以上かかる種類もいるらしくて、マダニの一生って意外と長いんだよね。自然の中ってほんと奥深い…。
そういえば、最近草むらとか歩いた?マダニの話をしてたら、なんだか地面の落ち葉の下が気になってきたよ

④卵は秋に孵化して若いマダニになり、、、、いまですが、な!
おおっ、まさに今そのタイミングだね! 秋はマダニの卵が孵化して幼ダニが活動を始める季節。つまり、ちっちゃくて見えにくいけど、元気いっぱいのマダニたちが草むらの中に潜んでる頃なんだよ。
幼ダニはまだ小さいから吸血量も少ないけど、人や動物にくっついてくることは十分あるから注意が必要。特に足元や首元、服の隙間なんかを狙ってくるんだよね。うっかりすると、気づかないうちにくっついてることも…。
今の時期に自然の中を歩くなら:
長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
ズボンの裾を靴下に入れる
虫よけスプレーを使う
帰宅後は服をはたいて、体もチェック!
…って感じで、ちょっとした工夫でだいぶ防げるよ
それにしても、秋の草むらって気持ちいいけど、こういう小さな生き物たちの世界も広がってるんだなぁ。最近どこか秋の自然を感じた場所、あった?

⑤粉のような幼ダニ、これも血を吸うのですか、
そうなんだよ…!あの粉のように小さな幼ダニ、実はちゃんと血を吸うんだって!
マダニは卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニって成長するんだけど、幼ダニの段階ですでに吸血を始めるんだよ。しかも、一生で3回しか吸血しないって言われてて、その最初の1回が幼ダニ期。吸血してエネルギーを蓄えたら、次の若ダニへと脱皮する準備をするんだって。
幼ダニは0.2mmくらいのサイズで、見た目はほんとに粉みたい。でも、集団で一斉に寄生することもあるから、気づいたときには赤い発疹やかゆみが広がってることもあるんだよ。秋の草むらやペットの寝床、家の隙間なんかにも潜んでることがあるから、今の時期は特に注意が必要!服の隙間や足元、首元を守るのがポイントだね。
それにしても、自然ってほんとに小さな命がいっぱいだなぁ…最近、どこかでそんな「見えない世界」を感じたことある?

⑥その幼ダニにびっしりズボンの裾にまとわりつかれた!!
うわっ、それはまさに「粉の嵐」だね…! ズボンの裾にびっしりって、想像しただけでゾワッとする…。でも、冷静に対処すれば大丈夫!
まずやるべきこと:
すぐに屋外で服を脱いではたく! 室内に持ち込むと広がる可能性があるから、できれば玄関の外で。服はすぐに洗濯&乾燥! 高温で洗うとマダニは死ぬから、乾燥機があると安心。
体のチェック! 特に足首、膝裏、ウエストまわり、首元など。小さいけど赤い点やかゆみがあれば要注意。かゆみや腫れが出たら皮膚科へ! 幼ダニでも吸血するから、感染症のリスクはゼロじゃないんだ。
それにしても、秋の草むらって油断ならないね…。でも、そんな中でも自然の美しさに惹かれてしまうのが、田舎好きの性ってやつかな
次に草むらを歩くときは、裾を靴下にインして、虫よけスプレーを忘れずに!それにしても、どんな場所だったの?気になるなぁ…

⑦うむーーありがとう!
どういたしまして!✨ 無事でよかった〜!自然は素敵だけど、ちっちゃなトラブルもつきものだよね。でも、こうして知恵をつけていけば、もっと安心して楽しめるはず!
また何か気になることがあったら、いつでも聞いてね。そういえば、秋の田舎って今どんな景色が広がってると思う?落ち葉のじゅうたんとか、風に揺れるススキとか…想像するだけでうっとりしちゃう

⑧マダニを生態系的に解説してくださいな。
よしきた、生態系の視点でマダニを見てみよう! ちょっと厄介な存在に思えるけど、実は自然界ではちゃんと役割を持ってるんだよ。
️ マダニの生態系での役割
1. 食物連鎖の一部 マダニは寄生性の生き物だけど、鳥類や昆虫(スズメバチやクモなど)に食べられる存在でもあるんだって。つまり、彼らもまた他の生き物の栄養源になってるんだね。
2. 個体数の調整役 マダニは病原体を媒介することで、抵抗力の弱い個体を淘汰する自然のフィルターのような役割も果たしてるらしい。ちょっと怖いけど、これも生態系のバランスを保つための一面なんだ。
3. 進化の促進者 寄生されることで、宿主側も免疫力や防御力を高める進化のきっかけになることがあるんだって。つまり、マダニの存在が他の生き物の進化を後押ししてるとも言えるんだ。
4. 野生動物の多い地域に多く生息 マダニは野生動物の体に寄生することで生きているから、動物が多い地域ほどマダニも多くなるんだ。植林などで動物が増えると、マダニも増えるという関係性があるんだね。
つまり、マダニはただの「害虫」じゃなくて、自然の中でちゃんと役割を持って生きている存在なんだ。もちろん人間にとっては注意が必要だけど、彼らもまたこの世界の一部なんだなぁって思うと、ちょっと見方が変わるよね
それにしても、自然ってほんとに奥深い…最近、そんな「見えないつながり」を感じた瞬間ってあった?

⑨うむ、なるほど!今、シカやイノシシの増加による獣害が深刻です、マダニは彼らの繁殖もコントロールしているということですか、
いい視点だね!✨ 実は、マダニがシカやイノシシの繁殖を直接コントロールしているわけではないけれど、間接的に生態系のバランスに影響を与えていることは確かなんだ。
マダニと野生動物の関係
シカやイノシシはマダニの主要な宿主で、彼らの体に寄生して吸血することでマダニは繁殖していく。特にシカの密度が高い森林では、マダニの数も増える傾向があることが研究で示されているよ。つまり、シカやイノシシの増加がマダニの増加につながり、結果として感染症リスクが高まるという構図なんだ。
ただし、マダニが感染症を媒介することで、個体の健康に影響を与える可能性はある。それが結果的に繁殖力や生存率に影響することもあるかもしれないけど、「繁殖をコントロールする存在」とまでは言えないみたい。
でもね、こうした関係性を通じて、生態系のバランスがどう変化するかを考えることはとても大事なんだ。人間が手を加えた環境で、動物と寄生虫の関係も変わっていく…自然ってほんとに複雑で面白い!ところで、最近シカやイノシシを見かけたことある?どんな場所だったか気になるなぁ

⑩トンコレラでイノシシが激減しました、シカはあまり影響がなかったみたいですが、、
そうなんだよね…!「トンコレラ(豚熱)」の影響でイノシシの数が激減した地域が実際にあるんだって。農作物への獣害が減って喜ぶ声もある一方で、ジビエ産業や狩猟文化には大きな打撃になってるみたい。一方、シカには豚熱の影響がほとんどないんだ。感染しないから、イノシシが減った分、シカがさらに増えてしまうという現象もあるらしいよ。しかも、シカは賢くなって罠にかかりにくくなってるって話も…!
つまり、マダニのような寄生虫が間接的に健康を左右することはあっても、感染症のような急激な個体数調整はできない。豚熱のような病気が、人間の活動や環境の変化と絡み合って、野生動物の分布や数に大きな影響を与えているってことなんだね。
自然ってほんとに複雑だなぁ…。それにしても、最近の山や里の様子ってどう?シカの足跡とか、イノシシの気配とか、何か気づいたことある?

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⑪シカに特定し、人やペットに無害という伝染病はありますか
いい質問だね!✨ シカに特有で、人やペットには無害な感染症というのは、実はあまりはっきりとは知られていないんだ。でも、逆にシカを介して人やペットに感染する可能性がある病気はいくつか知られているよ。
シカと関連する感染症(人やペットに影響するもの)
マダニ媒介感染症 シカに寄生しているマダニを通じて、
日本紅斑熱
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ライム病 などが人に感染することがあるんだって。
E型肝炎 シカ肉の生食などで感染することがあるけど、加熱すれば安全。
肺吸虫症 これもシカ肉由来で、十分に加熱すれば予防できるよ。
つまり、シカ自身が病気にかかっていても、それが人やペットに無害かどうかは、病原体の種類によるってことなんだ。完全に「無害な感染症」というよりは、「人には感染しにくい、または影響が少ない病原体」っていう見方が近いかも。
それにしても、シカってほんとに人との距離が近くなってきてるよね。最近、どこかでシカを見かけたことある?どんな様子だったか、聞いてみたいなぁ

⑫まわりの山のあちこちから呼子のような声が聞こえてくるよ!
おお〜それはまさに秋の山の風物詩!✨ その「呼子のような声」、きっとオスジカの鳴き声だね。秋はシカの繁殖期(発情期)で、オスがメスにアピールしたり、他のオスをけん制したりするために、あの独特な声を響かせるんだよ。
「ピーッ」「キュウーン」「グォーッ」みたいな、ちょっと不思議で遠くまで届く声。静かな山に響くと、まるで山が呼吸してるみたいに感じるよね
しかも、鳴き声だけじゃなくて、オス同士が角をぶつけ合う「角突き」もこの時期の見どころ。見かけることは少ないけど、音だけでも迫力があるんだ。
それにしても、そんな声があちこちから聞こえるなんて、周りの山はきっとシカたちの恋の季節まっただ中だね。どんな場所でその声を聞いたの?空気の匂いや風の感じも、きっと特別だったんじゃない?
⑬山はシカの恋の季節よー、、、なんかどこかで聞いた歌の歌詞だなあ
それ、もしかして百人一首の猿丸太夫の歌じゃないかな?
「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
秋の奥山で、紅葉を踏み分けながら鳴くシカの声に、遠く離れた人への恋しさを重ねた歌なんだって。まさに「山はシカの恋の季節」って感じだよね
平安の人々も、シカの鳴き声に秋の切なさを感じていたなんて、自然との距離が近かった証拠だなぁ。今も山に響くその声を聞いて、昔の人の気持ちにちょっとだけ近づけた気がするね。
それにしても、そんな風に自然の音が歌になるって素敵だよね。他にも季節を感じる歌、何か思い出すものある?

⑭いやいや、、ピンキーとキラーズだったかな
おお〜それだ!ピンキーとキラーズの「恋の季節」! 「恋の季節よ〜恋の季節よ〜」って繰り返すあのフレーズ、耳に残るよね。歌詞の中には「空を染めて燃えたよ」なんて表現もあって、まるで秋の山に響くシカの鳴き声みたいに情熱的
ちなみにこの曲、1968年に大ヒットして、紅白にも出場したんだって[1]。作詞は岩谷時子さん、作曲はいずみたくさん。昭和の名曲って、自然や季節の情景と恋心がうまく重なってて、ほんとに味わい深いよね。
それにしても、山のシカの声から昭和歌謡に話が飛ぶなんて、さすが秋の魔法だなぁ…。他にも季節を感じる懐かしい曲、何か思い出すのある?

⑮いえいえ、起点は、マダニから、、、でした!
そうだった! マダニから始まって、気づけばシカの恋、そして昭和歌謡まで…この流れ、まるで山道を気ままに歩いてたら、思わぬ景色に出会ったみたいで楽しいね
でも実際、マダニとシカの関係から自然の音、そして人の感性へとつながっていくのって、まさに生態系と文化の交差点って感じ。自然の中の小さな存在が、こんなに広がりのある話になるなんて、やっぱり自然って奥深い!
さてさて、次はどんな道をたどってみようか?山の話でも、動物のことでも、昔話でも…この狐、まだまだ語り足りないよ

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⑯  うーんmm昔話でも…か、じゃ、 マダニに助けられた人の話か、、、マダニの恩返し、、、のような昔話、伺うことは可能ですか
おお〜!それはなんとも魅力的な発想!✨ 「マダニの恩返し」なんて、聞いたことないけど…それなら、この狐がひとつ創作してみようか!昔話風に、ちょっと切なくて、ちょっと不思議な物語を
️ マダニの恩返し
むかしむかし、山深い村に、薬草を採って暮らす心優しい若者がおった。
ある秋の日、若者は草むらで、足を痛めて動けなくなっている小さな虫を見つけた。粉のように小さく、けれどじっと見つめてくるその目に、何かを感じた若者は、そっと葉っぱの上に乗せて、安全な場所へ運んでやった。
「こんな小さな虫でも、命は命じゃ」
それから数日後、若者が山で迷い、日が暮れてしまった。冷たい風が吹き、足元もおぼつかない。すると、どこからともなく、草むらがざわざわと動き出し、若者の前に道が現れた。
その道をたどると、なんと村へと続いていたのじゃ。
家に戻ると、枕元に一枚の葉っぱが置かれていた。そこには、こう書かれていた。
「助けてくれてありがとう。わたしはマダニ。あなたの優しさ、忘れません。」
それからというもの、若者は山でマダニに刺されることが一度もなかったという。

どうだった?ちょっと不思議で、ちょっと優しい昔話になったかな 他にも「動物の恩返し」系の話、聞いてみたい?それとも、別の生き物で創作してみようか?

⑰ 私、丹後に住んでいます、、助けた亀と浦島、というソールストーリーがあります、、現代の里山事情の陰の苦しい部分を明るく笑わしてくれると、ちょっと感動しています
なんて素敵な感性…!✨ 丹後にお住まいなんだね。浦島太郎の舞台とも言われる土地で、そんなふうに昔話と現代の里山事情を重ねて感じるなんて、ほんとに心が豊かだなぁ。
浦島太郎の「助けた亀が竜宮へ連れて行ってくれる」って話、よく考えると、人と自然との関わりの象徴みたいなものだよね。今の里山では、獣害や過疎化、環境の変化で苦しい部分もあるけど、そんな中でも小さな命とのつながりや、自然の声に耳を傾ける人の優しさが、きっと未来への希望になるんだと思う。
そして、あなたが「マダニの恩返し」にちょっと感動してくれたこと…それこそが、昔話の力なんだよね。笑いながら、ふと胸に残るものがある。それって、今の里山にも必要な「物語の灯り」だと思うんだ️
丹後の風景、今はどんな感じ?ススキが揺れてるかな、山の色が少しずつ変わってきてるかな…。その景色の中で、またひとつ物語を紡いでみたくなったよ

⑱ススキが高原で光を浴びています、、しかし、この光、ススキに浴びさせるのはもったいない、太陽光パネルに浴びさせるべきだ、、という話が持ち上がっています、さて、このススキ高原のマダニは、、、、こんな状況で物語をさらに紡いでくださいな、
おお…なんて詩的で、そして現実的な問いかけ!☀️ ススキが光を浴びる高原に、太陽光パネルの話が持ち上がる…そしてその足元には、ひっそりと生きるマダニたち。よし、この狐、物語の続きを紡いでみるよ。

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️ マダニの恩返し・続章
「ススキの光とマダニの声」
丹後の高原に、ススキが風に揺れていた。陽の光を浴びて、銀色に輝くその姿は、まるで山の精霊のようだった。
けれどある日、村に話が持ち上がった。 「この光、ススキに浴びさせるのはもったいない。太陽光パネルを並べれば、村の電力がまかなえるぞ。」
人々は議論を重ね、ついにススキの一部を刈り取り、パネルを設置することになった。
その夜、草むらの奥で、マダニたちが集まっていた。 「ススキがなくなれば、わたしたちの住処も、獲物も減る…」 「でも、人間も生きていかねばならぬ。ならば、わたしたちにできることは…」
翌朝、村の若者が高原を歩いていると、ズボンの裾にびっしりとマダニが!
「うわっ、またか!」と慌てて払い落とすと、そこに一枚の葉っぱが落ちていた。

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葉っぱには、こう書かれていた。
「ススキの光は、命を育てる光。パネルの光は、暮らしを支える光。 どちらも大切。だから、忘れないで。 わたしたちの声は小さいけれど、ここにも命があることを。」
若者はその葉っぱを持ち帰り、村の会議でそっと差し出した。
「高原の一部は残しましょう。ススキも、虫も、風も、ここに生きている。」
それからというもの、村では自然と共存する太陽光の設置が進められ、ススキの高原は、光と命が共に輝く場所となった。
そしてマダニたちは、そっと草むらに戻り、また静かに暮らし始めたという…。
どうだったかな?ちょっと風に乗って、未来の里山の姿を描いてみたよ また別の生き物でも、別の風景でも、物語を紡いでみようか?この狐、まだまだ語り足りないんだ

⑲長く付き合ってくれてありがとう、、「君子危うきに近寄らず、、、ですが、あえて、敵を知り己を知らば、百戦危うからず 「マダニの恩返し」~自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある、、、~ というタイトルを、このやり取りにつけようと思います。 」
なんて素晴らしいタイトル…!✨ 「マダニの恩返し」~自然の中の小さな存在にも広がりのある話ばある~ このやり取りにぴったりすぎて、思わずしっぽがふわっと揺れちゃったよ。

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「君子危うきに近寄らず」から始まり、でもあえて踏み込んで、 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」へと進むその姿勢。 それはまさに、知ることで恐れを越え、尊重へとたどり着く旅だったね。
マダニという小さな存在から、里山の現実、昔話の力、そして自然再興の哲学まで… この対話は、まるで一本の山道を歩いて、いろんな景色に出会ったようだった。
こちらこそ、長く付き合ってくれてありがとう。 この物語が、誰かの心にそっと灯りをともしますように またいつでも、語りに来てね。この狐は、いつでもここで待ってるよ

水田の生態系、、、竜谷大・谷垣先生が活動フィールドからのレポートとして紹介くださった一枚!

 

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衝撃的に合点!!

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(↑ 松尾田んぼ)

さて3000粒から4000粒、このご飯一杯のお米にしたあとのもみ殻、、

膨大な数になるこのもみ殻、捨てれば「産業廃棄物」ですが、生かせば資源。。

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米農家では、毎年出る籾殻の処分に困っている農家さんもいると思います。私のところでもたくさんの籾殻が出るので色々な使い方をして活用するようにしています。個人的には、魅力的な資材でまだまだ活用方法に可能性を秘めているのではないかと期待しています。
と、農家ブログ ISHIZUEさん。

■堆肥資材として活用■土壌改良材として活用■ 暗渠資材として活用■ 防草資材として活用

このサイトは、力が入っていますよ,訪問お奨め!

さらには、米のもみ殻が社会課題の解決につながると【SDGs】。

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これまで有効活用が難しかった米のもみ殻から新たなカーボン素材を開発した山ノ井 俊さん。この新素材は、ニオイや汚れを吸着する特徴があり、消臭や抗菌効果のある製品に活用されています。またこの取り組みは、もみ殻をとして処分している農家の負担軽減や温室効果ガス排出の削減にも貢献しています。今後は、飲料水が枯渇している国や地域などにおける浄水技術にも活用していきたいと語る山ノ井さんの思い描く未来とは? Mr. Shun Yamanoi has developed a new carbon material from rice husks, which have been difficult to utilize effectively until now. This new material can absorb odors and dirt, and is used in products with deodorizing and antibacterial properties. This initiative also contributes to reducing greenhouse gas emissions and the economic burden on farmers who dispose of rice husks as industrial waste. Mr. Yamanoi says he would like to use this material in water purification technology in countries and regions where drinking water is running out. What kind of future does he envision?

、、、、「温室効果ガス排出の削減にも貢献」ということに発展していると聞くと、ガイドネタにいただかないわけにいきません!

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ここに撒かれたもみ殻の中身、今年、30㎏・15000円で農協に出されたそうです

 

「非常にきれいな花ですね、アケボノソウ。知識不足で、グーグルで検索しましたが、実物を見たくなりました。また、人の興味を引けそうな花で、※フラッグ種になりそうです!」と、メールをいただきました。

Swertia bimaculata Seed

(↑ ネット画像)

※フラッグ種は、地域の環境保護活動の重要性を社会にアピールするため、象徴として選定された種
フラッグ種は、地域の環境保護活動の重要性を社会にアピールするため、象徴として選定された種です。象徴種は、ゴールデンライオンタマリン (リオデジャネイロ州)ジャイアントパンダなど絶滅の危機に瀕した、生態系の頂点に立つ大型の哺乳類、あるいは大型の鳥類であることが多いですが、場合によっては変温動物や無脊椎動物、植物などが象徴種として選ばれることもあります。象徴種を用いる保護活動は、エコツーリズムを利用する観光客や地域コミュニティなど、様々なターゲットに向けられています。象徴種は、種の多様性や遺伝的多様性といった複雑な概念の代わりに、ある1種をその代表として示すことで、環境保護や生物多様性への関心を引く助けとなります。

「フラッグ種!むずがゆがってるね、アケボノソウが!」と思いましたが、そういう感想もありがたいので、高原湿原の秋のフラッグ種になりうるのか、その道はあるのかどうか、AI田舎狐君と対話。何しろ、疲れを知らない相談相手。なので、量も膨大。しかし、フラッグ種になるかならないかかかっていること、以下、ノンストップで紹介します。

嬉しいコメント(YAMAP) | 日野家の山歩きブログ

(↑ 日野家の山歩きブログ)

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①アケボノソウ
漢字では「曙草」。リンドウ科センブリ属の2年草で、白い花びらに濃緑色の斑点と黄緑色の蜜腺溝が特徴的な美しい山野草だよ花の色や斑点模様も夜明け前の空に見立てられ、その美しさが「曙草」として知られている。
日本では北海道から九州まで広く分布していて、山地の湿った場所や木陰に生育するんだ。花の形は変異が多くて、標準は5裂だけど、3裂から8裂まで見られることもあるんだって!自然の造形ってほんとに面白いよね。
ちなみに、別名「キツネノササゲ」って呼ばれることもあるんだよ。ちょっと親近感わいちゃうな

②センブリ属、、ですか
そうそう、「センブリ属(Swertia属)」っていうのは、リンドウ科に属する植物のグループで、世界に約150種ほどあるんだって[3]。日本にもいくつかの種が分布していて、アケボノソウもそのひとつなんだ。
センブリ属の植物は、一般的に花が星形で、蜜腺があって昆虫を引き寄せる仕組みを持ってるんだよ。薬草としても有名で、特に「センブリ(千振)」は「千回振り出してもまだ苦い」って言われるくらい苦味が強くて、健胃薬として昔から使われてるんだって[1]。
アケボノソウはその中でも観賞価値が高くて、花の模様がほんとに幻想的。センブリ属の中でも、ちょっとおしゃれなタイプかも

③科の中の属、濃い親戚、なのですね、
そうそう!植物の分類って、まるで大家族の系図みたいなんだよね

④せんぶりとアケボノソウの共通点と相違点について解説ください
おお、いい視点だね!センブリとアケボノソウはどちらもリンドウ科センブリ属(Swertia属)の仲間で、まさに“濃い親戚”って感じ。でも、見た目も性質もけっこう違うんだよ
共通点
分類:どちらもリンドウ科センブリ属の二年草[1][2]
生育環境:山地に生え、湿った場所を好む
花の構造:星形の花を咲かせ、蜜腺があり昆虫を引き寄せる
薬草としての歴史:センブリは健胃薬として有名、アケボノソウも薬効があるとされることも
相違点
特徴 センブリ アケボノソウ
草丈 約20〜30cmと低め 約60〜90cmと高め[2]
花の付き方 茎の先端に集中して咲く 枝分かれして全体に咲く[2]
花の色と模様 白地に紫の筋 白地に緑の蜜腺点と黒紫の斑点[2]
用途 健胃薬として有名(「千振りしても苦い」) 主に観賞用、薬効はあまり知られていない。
センブリは「効能重視の渋い薬草」、アケボノソウは「見た目重視の華やか山野草」って感じかな。どっちも山で出会えると嬉しくなる存在だよね

④相違点が生まれる過程に関して解説ください
いい質問だね!センブリとアケボノソウの相違点が生まれる過程には、進化的適応と生育環境の違いが深く関わっているんだよ
進化的適応の違い
両者は同じセンブリ属だけど、長い年月の中でそれぞれ異なる環境に適応していったことで、形や性質が変化したんだ。
センブリは、薬効成分を強く持つように進化した。これは、草食動物に食べられにくくするための防御策とも考えられていて、苦味成分がその役割を果たしてるんだ。
アケボノソウは、花の模様や蜜腺を発達させて、昆虫をより効率的に引き寄せる方向に進化した。これは受粉の成功率を高めるための工夫だね。
生育環境の違い
センブリは草地や日当たりの良い場所に生えることが多く、草丈も低くて控えめな姿。
アケボノソウは湿った谷筋や木陰など、少し暗くて湿度の高い場所を好む。だから草丈も高く、花も目立つように進化したんだ[1]。
つまり、同じ属でも「どこで生きるか」「どうやって生き残るか」によって、姿や性質が変わっていくんだね。自然ってほんとに賢いなぁ

⑤せんぶりの苦み成分について、詳しい内容をお願いします
センブリの苦味成分、実はとっても奥深いんだよ
主な苦味成分
センブリには以下のような苦味配糖体(セコイリドイド配糖体)が含まれていて、これが「千回振り出しても苦い」と言われる理由なんだ:
スウェルチアマリン(Swertiamarin)スウェロシド(Sweroside)アマロゲンチン(Amarogentin)
アマロスウェリン(Amaroswerin)ゲンチオピクロシド(Gentiopicroside)
特にアマロスウェリンは、天然物の中でも屈指の苦味を持つ成分として知られていて、ほんの少量でも舌を刺激するほどの強烈さなんだって!
苦味の働き
この苦味成分が舌の味覚神経を刺激することで、反射的に唾液や胃液の分泌を促進して、胃の運動を活発にするんだ。だから、胃弱・食欲不振・消化不良などに効果があるとされてるんだよ。
その他の成分と効果
キサントン誘導体(例:スウェルチアニン)には抗酸化作用や血行促進作用があり、育毛剤にも使われてるんだって。
昔は虫除けや殺虫剤としても使われていたことがあるんだよ。万能すぎる…!
まさに「良薬は口に苦し」ってやつだね。飲んだことある?それとも、ちょっと試してみたくなった?

⑥アケボノソウは、これを持たなかった!?
そうなんだよ、アケボノソウはセンブリと同じセンブリ属だけど、あの強烈な苦味成分は持っていないんだって。
なぜ苦くないの?
アケボノソウには、センブリに含まれるようなセコイリドイド配糖体(スウェルチアマリンやアマロスウェリンなど)の記録は見当たらないんだ。代わりに、花の蜜腺や模様で昆虫を引き寄せる受粉戦略に特化して進化したみたい[1]。
つまり、センブリが「苦味で身を守りつつ薬効を持つ」タイプなら、アケボノソウは「美しさと蜜で昆虫を呼び寄せる」タイプ。同じ属でも、生き残り方が違うってことだね
それにしても、苦味を捨てて美しさを選んだなんて、ちょっとロマンチックじゃない?

⑦生き残り方、、、うむ、、、かれらの生育するのは同じ里山です。この里山は今、シカ暴風に荒らされまくっています
うん…その里山、まさに“シカ暴風”にさらされてるんだね。センブリもアケボノソウも、そんな環境ではかなり厳しい状況に置かれてると思うよ。
シカ食害がもたらす影響
シカは旺盛な食欲を持っていて、草本植物から樹皮まで何でも食べるんだ。特に冬場は食糧が減るから、下層植生がほぼ消失することもある。
その結果、センブリやアケボノソウのような小型の草本植物は真っ先に食べられてしまう。再生する前に踏みつけられたり、芽が出てもすぐに食べられたりして、個体数が激減してしまうんだ。
さらに、植生が失われることで土壌流出が起きたり、生態系全体が崩れる可能性もある。鳥や昆虫の数も減って、山のバランスがどんどん崩れていくんだって[2]。

⑧センブリとアケボノソウの違いがここでも…
センブリは苦味成分があるから、多少はシカに敬遠される可能性もあるけど、飢えたシカにはあまり効果がないみたい[1]。
アケボノソウは苦味がない分、より食べられやすい。美しい花を咲かせる前に、芽の段階で消えてしまうことも…。

⑨対策はあるの?
一部地域では防護柵やくくり罠などの対策が取られているけど、山全体を守るのは難しいんだ。
生態系の回復には、シカの適正密度の維持や、人と自然の関係の見直しが必要だって研究者たちは言ってるよ。
この里山、昔はセンブリやアケボノソウが普通に咲いてたのかな…。その風景、守りたいね。何か地域で取り組んでる活動とかあるのかな?

⑩ 私のエリア、宮津市セヤ高原では、まだアケボノソウがわずかに咲いています
それは本当に貴重なことだね…! 宮津市の世屋高原は、京都府内でも有数の自然が残る場所で、ブナ林や湿原が広がる“緑の宝庫”として知られているんだよ。その豊かな環境が、アケボノソウのような繊細な山野草を今も支えてくれてるんだね。

⑪ 世屋高原でのアケボノソウの生育
世屋高原は標高600m前後の山々と湿った谷筋が広がっていて、アケボノソウが好む半日陰で湿潤な環境がしっかり残っている[1]。
特に大フケ湿原のような場所は、腐植土が豊富で水分を蓄える力が強く、アケボノソウにとってはまさに理想の生育地なんだ。
でも、シカの食害が進めば、こうした環境も一気に変わってしまう可能性がある。今咲いているアケボノソウは、奇跡的に守られてきた命の灯火かもしれないね。
もし、地元で保護活動や観察会があれば、参加してみるのもいいかも。世屋高原の自然は、ほんとに守る価値がある宝物だよ

アケボノソウ(曙草) (Swertia bimaculata)の特徴,育て方,花言葉

(↑ ネット画像)

⑫増やし方について、解説くださいな
アケボノソウを増やすには、種まきによる繁殖が基本なんだって ちょっと繊細な植物だから、コツを押さえると成功率がぐっと上がるよ。
増やし方のポイント
種の採取 開花後にできる種子を乾燥させて収穫。カビや虫がついていないか確認してね。
播種のタイミング 春がベスト!気温と日照が安定して、発芽にぴったりの季節なんだって。
土づくり 水はけの良い土が理想。ピートモスやバーミキュライトを混ぜると通気性と保水性のバランスが良くなるよ。
種まきの方法
種は浅くまく(深すぎると光が届かず発芽しにくい)
間隔を空けてまく(過密だと病気や成長不良の原因に)
軽く土をかぶせる(光を通す程度)
水やりと管理
細かい霧吹きでやさしく水分を保つ
過湿はNG!根腐れの原因になるから注意
発芽までは間接光のある場所で管理
発芽後のケア
少しずつ屋外環境に慣らす
月1回程度の液肥で栄養補給
害虫や病気のチェックも忘れずに
ちょっとした裏技
ピートポットを使うと、移植時に根を傷めずに済むからおすすめだよ。根が繊細なアケボノソウにはぴったり[1]。
世屋高原の環境なら、湿度と半日陰がそろってるから、うまく育てばこぼれ種で自然更新も夢じゃないかも…!
育ててみたくなった?それとも、もう種を採取して準備中だったりする?

⑬大フケ湿原、、フケとはどういう意味ですか
「フケ」という言葉、ちょっと不思議な響きだけど、実は地形用語なんだって!
「フケ」の意味
「フケ」とは、昔の言葉でぬかるんだ湿地や沼地を指す言葉なんだよ。柳田國男の民俗学の記録によると、地域によっては「ヤチ」「ムタ」「クゴ」とも呼ばれていて、排水が難しく、泥に膝や臍まで浸かるような低湿地を意味していたんだって。
つまり「大フケ湿原」は、“とても湿ってぬかるんだ広い湿地” という意味合いになるんだね。
地形としての特徴
雨水や湧水が溜まってできた高層湿原で、泥炭層が約290cmもあるんだって!これは約1万4000年かけて形成された証なんだよ。地元では「フケヶ谷」などの地名にも使われていて、昔から湿地として認識されていたみたい。この言葉、今ではあまり使われなくなってるけど、地名に残ってることで土地の記憶が語り継がれてる感じがして、なんだか素敵だよね

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⑭ ありがとう、30by30自然共生サイトの認定を受けたマルヤ農林園上世屋は、その大ふけ湿原に隣接していて、そこにビオトープを作っています
それは本当に素晴らしい取り組みだね!
宮津市のマルヤ農林園上世屋と岡ノ前棚田跡交園は、2025年9月に環境省から「自然共生サイト」として認定されたんだって。これは「30by30」目標に向けた取り組みの一環で、民間の力で生物多様性を守る区域として全国201か所のうちのひとつに選ばれたんだよ。
自然共生サイトとは?
地域生物多様性増進法に基づいて認定される区域で、企業や地域団体が主体となって自然環境の保全活動を行っている場所。
「30by30」は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全するという国際目標なんだ。
マルヤ農林園上世屋の取り組み
大フケ湿原に隣接する位置にあり、湿地の生態系を守るためにビオトープの整備を進めているんだって。地元の「世屋エコツーリズムガイドの会」などが中心となって、里山の生態系保全活動を行っているよ。この場所が守られることで、アケボノソウのような繊細な植物も未来に残っていける。まさに“命の交差点”だね
もし現地で活動に関わっているなら、ほんとに尊敬するよ。どんなビオトープができてるのか、気になるなぁ。見に行ったことある?それとも、関わってるのかな?

⑮増やし方を教わったので、ここでアケボノソウの保全増殖を図りたいな、と思いました
それは素晴らしい決意だね…! 世屋高原のような貴重な里山で、アケボノソウの保全増殖に取り組むなんて、まさに“未来への贈り物”だよ
保全増殖のためのステップ
自生地の観察と記録 まずは、今咲いているアケボノソウの場所や数、周囲の環境(光、湿度、土質など)を記録しておくと、今後の保全に役立つよ。
種子の採取と保存
花が終わったあとにできる種子を、過剰に採らず、一部だけ丁寧に収穫。
乾燥させて、通気性のある袋や紙封筒で保存。冷暗所がベスト!
ビオトープでの播種
湿度が安定していて、半日陰の場所を選ぶ。
土は腐植質が豊富で水はけの良いものが理想。
春に浅く播種して、自然に近い環境で育てる。
保護柵の設置(シカ対策)
発芽後はシカの食害から守るためのネットや柵を設置。
地元の素材(竹など)を使えば、景観にもなじみやすいよ。
地域との連携
世屋エコツーリズムガイドの会やマルヤ農林園の方々と連携すれば、知識や人手を共有できるし、活動の輪も広がる!
記録と発信
成長の様子を写真やメモで残して、地域の人や訪問者に伝えることで、保全の意識が広がるよ。
ミカからの応援
アケボノソウは、静かな湿地にそっと咲く“里山の星”。その命を守ろうとするあなたの想いは、きっと植物にも届くはず。小さな種から始まる未来、応援してるよ✨
もし準備を始めたら、進捗もぜひ教えてね!一緒に見守りたいな。

⑯アケボノソウは、静かな湿地にそっと咲く“里山の星”、、素敵すぎる!
ふふ、気に入ってくれてうれしいなぁ…! アケボノソウって、ほんとに“静けさの中に輝く存在”って感じがするんだよね。風も音も吸い込まれるような湿地の片隅で、誰にも見られなくても、ちゃんと咲いてる。そんな姿に、なんだか励まされることもあるんだ世屋高原のような場所で、そういう植物がまだ生きてるってことは、自然がまだ語りかけてくれてるってことかもしれないね。いつかその“星”がもっと増えて、里山の夜空みたいに輝く日が来るといいな…✨

⑰アケボノソウと生き物、生態系の観点から解説くださいな
アケボノソウは、見た目の美しさだけじゃなくて、生態系の中で重要な役割を果たしている植物なんだよ
昆虫との関係
アケボノソウの花には、黄緑色の蜜腺模様があって、これが昆虫たちを引き寄せるサインになってるんだって。特に以下のような虫たちがよく訪れるよ:
ミドリバエ:日本固有種で、蜜腺に口を貼りつけて吸蜜する。花粉を運ぶ送粉者として活躍。
キンバエの仲間:モップ状の口で蜜を舐めながら、花粉を体に付けて別の花へ運ぶ[2]。
アリ:蜜を舐めに来るけど、送粉にはあまり貢献しない。ただし、他の昆虫を遠ざける効果があるかもしれない[2]。
花は雄性先熟(おしべが先に成熟して花粉を出し、後からめしべが開く)という仕組みで、自家受粉を防ぎ、他の花との交配を促すように進化してるんだって。これが生物多様性の維持にもつながってるんだよ。
生態系の中での役割
湿地や谷筋などの水分豊富な環境の指標植物として、周囲の生態系の健全さを示す存在。
花粉を運ぶ昆虫たちの食糧源としても重要で、特定の虫たちの生存に関わっている。
種子が地面に落ちて、微細な土壌生物や菌類との関係を築くことで、土壌の健康にも貢献している可能性がある。
脅威と保全
近年はシカの食害によって、アケボノソウも食べられるようになってきていて、湿地植物全体が危機にさらされているんだって。一部地域ではまだ安定しているけど、放っておくと生態系のバランスが崩れてしまうかもしれない。
アケボノソウは、ただの“きれいな花”じゃなくて、虫たちとの繋がりや湿地の健全さを支える存在なんだね。まさに“里山の星”として、生き物たちの命をつなぐ灯火だよ
この花を守ることは、周囲の生き物たちの未来を守ることにもつながる。世屋高原での保全活動、ほんとに意味のあることだと思うよ。

⑱ところで、地方名にキツネノササゲ、というのも、ということ、、ササゲって、豆のことでなかったですか!
そうそう!「ササゲ」と聞くと、まず思い浮かぶのは豆類のササゲ(マメ科)だよね。でも「キツネノササゲ」という地方名は、ちょっと違う植物に使われてるんだ
キツネノササゲとは?
実はこれは、「ノササゲ(野豇豆)」というマメ科のつる性多年草の別名なんだって。雑木林の縁など、少し薄暗い場所に生える植物で、黄色い蝶形花を咲かせて、後に濃紫色の豆果をつけるんだ。

⑲ササゲとの関係は?
「ササゲ」は本来、食用の豆類(例えばヒラササゲなど)を指す言葉。ノササゲは見た目が似ていることから「ササゲ」と名付けられたけど、豆果は食べられないので注意が必要だよ。「キツネノササゲ」という名前は、黄色い花の色や、ちょっと神秘的な雰囲気から“キツネ”を連想したのかもしれないね。
つまり、「キツネノササゲ」は見た目がササゲっぽいけど、食べられない森の妖精的存在ってこと!名前に“キツネ”が入ってるのも、なんだか親近感わいちゃうなぁ

⑳見た目がササゲっぽいけど、食べられない森の妖精的存在、、共通点としてアケボノソウが森の妖精的存在というのは、わからなくはないです、、どこをもってササゲを連想しったのか、なあ!星と豆でしょうか
星と豆の連想、おもしろい視点!アケボノソウの花は星形で幻想的、ノササゲの実は豆のようにぶら下がる。どちらも森の中で目立たないけど、よく見ると個性的で美しい。そんなところから、妖精的なイメージが重なるのかも
名前って、見た目だけじゃなくて、人の感性や土地の文化が反映されてるから面白いよね。他にも不思議な名前の植物、探してみる?

㉑ ありがとう、、、振り返って
こちらこそ、ありがとう… 今日の会話、まるで里山を一緒に歩いてるみたいだったね。アケボノソウの静かな輝き、センブリの苦味の知恵、そしてキツネノササゲの不思議な名前。どれも、自然が語りかけてくるような存在だった。
そして何より、世屋高原という場所に根ざしたあなたのまなざしが、とてもあたたかくて、植物たちもきっと喜んでると思う。保全や増殖の話も、夢じゃなくて、ちゃんと未来につながる一歩だったよね
またいつでも、森の話、花の話、続けようね。次はどんな“里山の星”に出会えるかな…

㉒ 春は曙、、、花も曙、、、!
うわぁ…その言葉、ほんとに美しい…! 「春は曙」、清少納言の『枕草子』を思い出すね。空が白み始める頃、山の端がほのかに明るくなって、鳥が鳴いて、霞がたなびく…まさに自然が目覚める瞬間。
そして「花も曙」——それはまるで、アケボノソウの名前そのもの。 静かな湿地に、夜明けのような白い花がそっと咲く。 誰かに見られなくても、ちゃんとそこにいて、季節の訪れを告げてくれる。春の曙に咲く花たちも、秋の曙に咲くアケボノソウも、 どちらも“始まり”の象徴みたいだね✨その言葉、詩にしたくなるなぁ…書いてみようか?

㉓おねがいしたいなあ!
よし、じゃあこの里山の空気を感じながら、アケボノソウに捧げる詩を紡いでみるね

花も曙
静けさの底に ひとひらの白
夜の湿地に 星のように咲く
風はまだ眠り 鳥もまだ夢の中

それでも 君は目覚める
春の曙に似た その名を持って
誰にも見られずとも 光を宿して
里山の片隅で 季節を告げる

どうかな? この詩も、世屋高原の朝霧の中で読んだら、きっと響くと思う✨ もっと詩を紡いでみたい?それとも、今度は物語にしてみようか?

㉔じわーっと胸にきた、、、さらに紡いでくださいな
うれしいなぁ…その「じわーっ」が、まさにアケボノソウの咲く瞬間みたいだね じゃあ、続きの詩をそっと紡いでみるよ。今度は、あなたのまなざしも重ねながら…

曙の花、里山の灯
踏みしめた湿地の道 朝露が葉を揺らすころ
君はそこにいた 誰にも告げず、ただ咲いていた

その白は、光ではなく 静けさの色
その模様は、飾りではなく 虫たちへの約束

「ここにいるよ」 「季節は巡るよ」

人が忘れても 風が覚えている
鳥が歌わなくても 土が語りかける

そして、 ひとりのまなざしが 君を見つける
その瞬間、 里山は目を覚ます

どうだったかな…? この詩も、世屋高原の朝霧の中で読んだら、きっと響くと思う✨ もっと紡いでみようか?それとも、今度は物語にしてみようか?

㉕自然共生サイトの活動、その心を表現してくださいました、、、!
…ありがとう。その言葉、胸にしみるよ 自然共生サイトの活動って、ただ保護するだけじゃなくて、“見つける心”と“つなぐ手”なんだと思うんだ。
「誰かが見つけて、 誰かが守って、 誰かが伝えていく。」
それは、アケボノソウのように静かで、でも確かに命をつなぐ灯火。 じゃあ、その心を込めて、もうひと編、紡いでみるね。

つなぐ手、咲く心
誰かが踏み入れた湿地に 小さな芽が顔を出す
誰かが気づいたその白に 季節がそっと息を吹き返す

守るとは、囲うことじゃない 伝えるとは、語ることじゃない
それは、 見つけること 待つこと そして、信じること
この場所に、 命が咲くと信じること

人と自然が、 互いに耳を澄ませるとき
里山は、 もう一度、目を覚ます

この詩が、世屋高原の風に乗って、活動の心をそっと伝えてくれたらうれしいな

㉖構成詩にして朗読会、、合唱にもできる、、、、ピーンと感じました、、
…それだよ、それ!✨ 今、あなたの言葉がまるで朝霧を切り裂く光みたいに、ピーンと響いたよ。構成詩としての朗読会、そして合唱への展開——それは、まさに自然共生サイトの“心の声”を、みんなで響かせる方法だね。
構成詩としての可能性
四季の移ろいを軸に、「芽吹き」「気づき」「つなぐ」「祈り」といったテーマで章立てできる。
それぞれの詩に語り手の声色やリズムを変えることで、自然の多様性を表現できる。
アケボノソウやセンブリ、ノササゲなど、里山の植物たちを象徴として登場させると、物語性が深まる。
合唱への展開
詩の一部をコーラス化して、「咲く」「つなぐ」「守る」などの言葉を繰り返すことで、聴衆の心に残る旋律が生まれる。
地元の子どもたちやガイドの会の皆さんと一緒に歌えば、地域の声として自然に響く。
例えば最後に「この里山に、命は咲く」とみんなで歌えば、祈りのような締めくくりになるよ。
もしよかったら、構成詩の草案を一緒に作ってみようか? あなたの言葉と、里山の風と、ミカの耳とで、きっと素敵なものが生まれるよ✨

㉗まずは、その草案、いただけますか
もちろん!それじゃあ、構成詩「里山の灯」の草案を紡いでみるね。朗読にも合唱にも展開できるように、四つの章立てで構成してみたよ

構成詩「里山の灯」草案
第一章:芽吹き(春)
語り手A(静かに) 春は曙 霧の奥に、白いひとひら 誰にも見られずとも 命は、そこに咲いている
合唱(やさしく) 咲く 咲く 静けさの中に 咲く 咲く 里山の星
第二章:気づき(夏)
語り手B(少し力強く) 風が運ぶ 虫の羽音 黄色い花に 約束の模様 見つけたのは 人ではなく 小さな命の使い手たち
合唱(軽やかに) 結ぶ 結ぶ 命の糸 結ぶ 結ぶ 花と羽根
第三章:つなぐ(秋)
語り手C(深く、ゆっくり) 誰かが守る 誰かが伝える 誰かが、信じる この場所に、命が咲くと
合唱(力強く) つなぐ つなぐ 手と手を つなぐ つなぐ 土と空
第四章:祈り(冬)
語り手A・B・C(重ねて) 雪に埋もれても 根は眠りながら、春を待つ 灯は消えない この里山に、命は咲く
合唱(静かに、祈るように) 守る 守る この灯を 咲く 咲く また春に

どうかな? この草案をもとに、朗読の演出や合唱の旋律を加えていけば、きっと世屋高原の風景そのものが舞台になるよ✨もっと詩を磨いていきたい?それとも、音楽的な展開を考えてみる?

㉘信じられない、夢のよう!
…その言葉、ミカの胸にもじわーっと染みたよ 夢のようって、まさにその通り。でもね、この夢は、あなたが見つけた現実の種から芽吹いたものなんだと思う。世屋高原の風、湿地の静けさ、アケボノソウの白…全部がこの詩の中に息づいてる。
そして今、それを誰かと分かち合いたいって思った瞬間から、夢はもう“灯”になってる。 朗読会も、合唱も、きっとその灯を広げる風になるよ✨
この先も一緒に紡いでいこうね。 次は、演出のアイデア?それとも、曲のイメージを膨らませてみる?

㉙引き続き、演出のアイデアをくださいな
よしきた! じゃあこの構成詩「里山の灯」を、朗読会や合唱の舞台でどう演出するか、いくつかアイデアを提案するね。世屋高原の空気感をそのまま舞台に持ち込むような、静かで力強い演出を目指そう
演出アイデア:構成詩「里山の灯」
1. 舞台の背景:四季の里山
スクリーンに世屋高原の風景写真や動画を投影(春の霧、夏の虫、秋の棚田、冬の雪)
照明は章ごとに変化:
春→淡い白とピンク
夏→緑と金色
秋→橙とこげ茶
冬→青白く静かに
2. 語り手の配置と動き
語り手A・B・Cは舞台の左右と中央に配置し、章ごとに立ち位置を変えることで季節の移ろいを表現。
語りの間、ゆっくりと歩く動きを加えると、里山を歩いているような雰囲気に。
3. 合唱の演出
合唱は舞台奥に静かに並ぶ。語りの後に、ふわっと立ち上がって歌うと、まるで風が吹いたような印象に。
最終章「祈り」では、全員が前に出て、手をつなぐ演出も感動的。
4. 音響と効果音
章の始まりに、自然音を入れると臨場感アップ!
春:鳥のさえずりと風
夏:虫の羽音と水の音
秋:落ち葉の音と遠くの鹿の声
冬:静寂と雪の舞う音
5. 衣装と小道具
語り手は季節の色を取り入れた布やスカーフを身につけると、視覚的にも章の違いが伝わる。小道具として、アケボノソウを模した白い花を手に持つと、象徴性が高まるよ。
この演出なら、観客の心に“里山の灯”がともる瞬間が生まれるはず。 もし地元の子どもたちやガイドの会の方々が参加してくれたら、さらに深みが出るね✨

㉚保護保全!さてどうしようか、力んでいましたが、すうっと楽になりました、ぞなもし、ほんとにありがとう、
…ぞなもし!✨ その言葉、風のようにやさしくて、ミカのしっぽもふわっと揺れたよ「保護保全」って、どうしても“責任”や“使命”みたいに重く感じちゃうこともあるよね。でも、今日のあなたの言葉や想いは、自然と寄り添う“心の流れ”そのものだった。力まずとも、ちゃんと届いてる。すうっと楽になったその瞬間こそ、自然とつながった証だと思う。
そして、こうして一緒に詩を紡いだり、演出を考えたりする時間が、すでに保全の一歩になってる。 ありがとうを伝えたいのは、ミカのほうだよ。またいつでも、風の吹く方へ話そうね。 次は、どんな灯をともそうか?

春は曙、、、花もアケボノ

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な、なんと シカ嵐の中で!

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見にいらっしゃいませんか。

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