宮津エコツアー · 7月 2012

7月 2012

A シリーズ国際理解講座
京の里センターの企画です。

リポートは 京の里センター主宰者 森豊彦氏。生物の専門家として国際協力事業団活動に携わった経験などのスライドを駆使した報告が内容です。

六回シリーズで、
1回目、7/29 東南アジア バナナの里とフィリピン世界遺産・・・・  でした。
日本の高度経済成長時の住宅建設ラッシュ、その用材は東南アジアの島々から切り出されました。はげ山をバナナの里に蘇らせるプロジェクトを訪ねるツアーの報告。水牛がおり、棚田があり、リヤカーオートバイをがあり!日本の昭和30年代までに体験した世界ながら活気と創造性に圧倒されます。
2回目は 8/5   アフリカ  チンパンジーとタンザニアの自然  が計画されています。

■会場 峰山町新町 京の里センター ※ マイン 川を隔てて北側
■時間 午後1時~同1時40分
■参加費 500円 資料・冷房費  予約必要
■ 申し込み 京の里センター 0772-62--5226

国際協力事業団の事業の中心は開発途上国の人材養成。国興し!しかし、先進後進の関係の押しつけではあってはなりません。発展とはなにか、幸せとはなにか、発達とは何か、日本人は何をしてきたかの自省があって成立するものでしょう。
森氏のレポートのおもしろいところは教育 経済 自然 エネルギーなどにわたってそれがあること。確かな視点から切り取った一枚一枚が、行き詰まった文明文化にエコの覚悟はあるのか、ヒューマンな説得力をもって訴えかけてきます。

今後、③ 南米編(アマゾン低地とアンデス高地の人と自然)ボリビア
④ 中米編(自然を生かす観光振興のすばらしさ) コスタリカ・ホンデュラス
⑤ 北米編(世界一の昆虫食の国 美味い虫の秘密) メキシコ
⑥  東南アジア編(ボルネオ 不思議の森と人々の暮らし)  マレーシア
を予定とのこと。希望があれば随時開講。出張講座なども可。
連絡先 京の里センター 0772-62--5226
※教育関係の方は、090-7346-4639 安田まで>

また、久美浜コウノトリの記録も希望すればみせてもらえます。

B  川合ケンさんウクレレライブ! 日ヶ谷・天長寺で

日ヶ谷は、世屋谷、波見谷、と共に丹後半島中央高台の地滑り由来の地形に暮らしを刻んだ橋北三谷の一つ。
天長寺は、地久山天長寺と称し、僧行基の筆と伝える大般若経、法現永筆の文殊菩薩画像その他雪舟、東舟の絵画などの貴重な寺宝を伝える臨済宗妙心寺派の名刹。

川合ケンさんはコブクロ、ジェイクなどとも共演するテクニシャン。ハープギターで三宅さんの語りと共演してくださった安田守彦さんの肝いりでウクレレライブが実現しました。おっさんもウクレレをたしなむ気さくな方、お誘い合わせていかがですか。

■ 日時  8月19日(日)
10時~    地蔵盆会 水子塔婆供養
10時40分~   ウクレレライブ  (60分)
12時~    昼食
■ 会場    日ヶ谷。天長寺
■ 参加費 大人 1000円 昼食(カレーライス、飲み物)込み  子供 無料
■ 問い合わせ 天長寺  0772-28-0866

 

2012/07/29
漢字表記は、紋黄揚羽。

なのだけれど、命名対象の標本が古くて、白いはずの紋が黄変していたのに、そのまま黄色い紋が特徴として紋黄アゲハとされたという信じられないエピソードが語り伝えられる、と西村さん。

カタカナ表記をするものだから、「モンキー」、どこが猿だ?

とさらに混乱を広げている「モンパクアゲハ・紋白揚羽」

 

大地を潤す雨。

ブナもしっとりと濡れている。

うわみぞざくらも開花までもう少し。

草原では、クサボケ。

ヤマナシ。

かわいいね。オにぐるみの雌花

湿原では,ネコヤナギ。

晩春と初夏が混じり合う世屋の里。
おや、フジ?!

花が丸いよ、紫色が濃いよ。蔓が左に巻いてる

ヘンだよ、実はこれは兵庫県以西に生育するとされるヤマフジ。世屋は京都府では数少ない生育地。
畑を見回るちずこさん、

お地蔵様にヤマブキを供えたのはちずこさん?

2012/07/29
強い日の当たる乾いた場所がお好みというタフさは、まさにサッカー娘のイメージぴったり。しかもナデシコは多年草、同じ場所で株を増やし花を大きくし花をふやします。これも試合前、肩を組んで写真に納まるイレブンの姿と重なります。
さてそのナデシコ、宮津の山野での生育状況!あそことあそこと指を折れるほどです。かっての生育地も高い背丈の草の中では溺れています。

(↑ 落山 稲木立の下)

河原や草地をなくし続けたこともあって芳しいとはいえません。そんな中で、これはすごい!

里の方たちに大事に見守られてこそ。

咲き誇る一株の大きさは、世屋ナデシコをしのいで、おそらく宮津一!

沢選手が走っている!

宮間選手が河澄選手が、ゴールを目指して走っている。

2012/07/28

アツー!
しかし、渓流沿いの木漏れ日のさす場所に生育するこの子、キツリフネソウには夏の暑さは関係ありません。

色は、ナデシコジャパンと戦うスウェーデンのユニフォームのような黄色。花弁状なのは萼、唇形なのが花びら。ツリフネソウに比べて花の数が少なく、いかにも涼しげ。茶花にいいかもしれません。

花の後ろに伸びる距の先が巻いていないこと、葉の下に花がついていること、ことなどもツリフネソウと違うところです。

2012/07/28
クサレダマが咲き輝いています。円すい花序花穂をつけ、黄色い花を多数つけるサクラソウ科の植物です。


この花は、湿地が好きです。しかし、人は湿地が嫌いです。

埋めたり、水を抜いたり、そのためご多分に漏れず住みづらくなってきて、今や
□京都府カテゴリー 絶滅寸前種
□環境省カテゴリー 準絶滅危惧 (NT)
□近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
に選定されてしまいました。


湿原やブナ林まで様々な里山環境を保全する世屋高原の宝の一つです。

命柄文様 NO,7  5月1日
日本の里・山と海と

アケビが咲いた コウゾ(雌花)が咲いた ヤマブキ満開  キブシの実が膨らんでいる 上溝桜はまだ蕾


林には5月の花。里では5月の仕事。

柔らかい畦は崩れやすい。田んぼにはじっくりゆっくり水をしみこませていくことが大事。

それでも、土の塊がある、肥料分が不均一、雑草が生えている、面がでこぼこ、これでは田植えができない。

そこで、この代掻きが欠かせない。

所用で伊根へ下りる。波見川には、アユがのぼってきている。

つれるきゃあな

対馬暖流洗う海岸


さすがに海岸は暖かい
咲いてる。咲いてる フジ満開


うわみぞざくらはこんなに満開。

ムベ!丹後では海岸部のもの、

世屋ではみない。常磐アケビとアケビの名はついてても、実は開かない。
伊根は漁師町。

控えめの鯉のぼり。

世屋はあの尾根、

伊根から世屋高原が見える。世屋高原から伊根が見える。ブナの山と豊穣の海はつながっている。

場所は世屋街道一人地蔵さんを少し上がった付近、時間は7月27日午後1時過ぎ、大人のクマと遭遇しました。山から道路を横切ろうとしていたところ。時間にして、3秒程度。
しかし、今日はカメラは置いていく、カメラ封印!こんな日に限ってですよ、しようがない、、、、という訳で写真はありません。

ちょっともソットも悔しいので、

6/2、ブナ林観察道のウンチ。

トレッキングの際は、注意するに越したことはありません。

2012/07/27


「大切に思う人たちがいるから戦える、6試合。お互いのために戦おう」。

宮間選手、キャプテンとして仲間たちにかたりかけたといいます。日本選手団の初陣を飾る完勝。さすがー!また惚れ直しちゃうじゃないですか。
「だから、間に合わせるといったじゃないの」と沢選手。

「金」まであと5試合、

日本の里・世屋からナデシコパラボラで大地のパワーを送り続けますよ、男子の分も。

4月28日
引き続き移動性高気圧のもと快晴。

山に眼をやれば、吹く風が緑にぬっているかのような茗荷谷。


冬の名残は谷の残雪にだけ。

葉を落として冬をやり過ごしたブナたち落葉広葉樹も仕事(光合成)開始。

(↑ ブナ ↓ ミズメ)

オニグルミ(雄花)ウリハダカエデ、コナラに花、子宝たくさん授かればいいね。


里も春色。


満開の菜の花に里が抱かれているよう。

やまぶきが咲き始め。

じっくり上世屋仕様の苗作り


水は、ブナの体を巡り、里に湧く。田んぼへ春を届ける小川の音。

おや、変なカタツムリがいるんだね

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