宮津エコツアー · 5月 2013

5月 2013

2013/05/04

初夏の訪れを告げて日置妙円寺のサツキ。

IMG_7322

五月の連休、山門前をバイクツーlリングの一行が走ります。

IMG_7334

丹海バスも走ります。

IMG_7340

さて、このサツキ、元の生育地は渓流の岩場と言います。葉は固くて小さい葉、這う性質を強くもった茎、そんなサツキの特徴が根拠だと。

と言うのが、渓流というのは水位が変動し、元来流れが急な場所です。時には水に浸って激しい流れにさらされます。けれども、植物にとっては酸素の多い清冽な水環境は魅力な場所なのです。そこに進出しようとして、葉や茎を適応させたと言うことです。

いわゆる渓流植物。この仲間にネコヤナギやダイモンジソウがあります。

IMG_7320

江戸時代から数多くの園芸種が作出され、植木樹として最も多く使われています。

 

 

 

 

 

 

2013/05/03

ルーペはガイドの七つ道具です。

Mさんの見ていらっしゃるのはオオカメノキの花。

IMG_7459

白い大きな花に囲まれて、小さな花が固まっています。大きな花は装飾花。雌しべや雄しべがあるのは取り囲まれている小さな花なのです。

Mさん、なにが見えます?

雌しべが見える!

IMG_7464

どうなってます?

濡れている!

2013/05/03

ブナの森を歩きました。

IMG_7533

初夏のブナの森は明るいです。ブナの新芽は光りをすかすからです。

IMG_7511

林床の木々にも気を配っているのです。

新緑のブナロードをあがってくる人もありました。大ブナに会いに行かれるのだそうです。

IMG_7522

ブナの森からは里が見えます。東の方には世屋の里。

IMG_7495

西の方には五十河の里。

IMG_7528

「水不足で悩んだ事はないなあ、ブナ林のおかげだ(^.^)」

IMG_7609

田植え後の補植しながら、お百姓が話してくださいました。

2013/05/03

1  栗田半島 や舞鶴湾が下世屋から日置河口越しに見えます。

IMG_7162

海は山や里と川でつながり命は循環していることをみてくれ!とどこかから聞こえてきました。

2 葉桜の一本櫻もいいものです。

IMG_7172

「出作りゴ小屋があって、休憩したり弁当を食べたりした。横にひょろっと生えていた。小屋はなくなったが、気はこんなに大きくなった。圃場整備の時にもあんばようのこったもんだ!」と居合わせた地元の方が話してくださいました。

3 松尾田んぼからみると高山ブナ林はもりもりとした緑の塊!

IMG_7188

4 フキが種を青い風に載せています。

IMG_7192

5 傾いた日差しに、はくうんぼくの脱皮と新芽。

IMG_7206

6 上世屋の一本梨も 夕照を受け淡く輝いていました。

IMG_7277

7 日本人は、米を作って暮らしてきました!と夕照の棚田が語っています。

IMG_7282

8 宮の下の棚田2月が映るのは、今日は午前0時を過ぎるそうです。

IMG_7306

 

熊色のいかにも毛虫という風体の毛虫が道路を横断する季節になりました。

しろひとり

動きはせかせかと早いです。、

IMG_3323

おいおい、あんたは誰なんだ?と思われる事がおおいわりに、成虫が夜の蛾なので以外と正体を知られていない毛虫です。

imageCAPBEC62

(↑ ネット画像拝借)

シロヒトリ。幼虫の食草が道端のスイバ、ギシギシ、  イタドリ、タンポポ等なので、道路でよく見られるのです。

ヒトリは「火取」あるいは「燈取」。燈火に集まる虫の事です。

このシロヒトリにぞっこんなのが、佐渡総合病院の石田道雄先生。「白一色で、スラリ
とした気品あふれる姿は「白いドレスの女王」と呼ぶにふさわしい」とおっしゃっています。

 

 

 

 

2013/05/02
日置たんぼの田植えの準備。

IMG_6817

岳や鼓ケ岳や高山ブナ林など世屋高原の森が蓄えた水が日置の米を育てます。

IMG_6153

(↑ ミョウガ谷 4/28)

田植えは、代掻きをして泥を細かくしてなじませてから、2日後ぐらいとの事です。

カモメのお目当ては、代掻きで掘り出されたケラなどの虫。

2013/05/02
クジャクシダ。ホウライシダ科ホウライシダ属。

コピー (1) ~ IMG_6832

シダ植物でありながら、夏緑性。冬は枯れて、春あらためて新芽を出し、羽状複葉になった枝を扇のように広げます。

IMG_3082
硬くて黒褐色で艶がある軸を「嫁さんの塗り箸」と呼ぶそうです。

その他、チゴユリも

IMG_3259

ムベも

IMG_3290

シャガも、

IMG_6903

 

みんな初夏を告げる花たちです。

2013/05/02

時に人に害をなす荒ぶる神を、コウジン・荒神と言います。

恐ろしいパワーを暮らしを守ることに使ってもらおうと山の神、屋敷神、氏神、村落神等を守護神にしてお祀りしたと言うことです。

そのお祭りは毎月28日とか、正月、5月、9月の28日に行われています。

なにが言いたいかというと、この花、「こうじんばな」と言います。

IMG_6825

5月の荒神祭の頃に咲く花という意味です。この命名法はヒガンバナと同じ!

標準和名「タニウツギ」。

花のサクラ色を生かし品種交雑によって、花の形も櫻!という種が作られているそうです。

その名も、さくらうつぎ。

 

2013/05/02

ワサビやギボウシを添えた水屋も、臼の水受けも、すべて手作りです!

IMG_6842

余り水は水車へと導かれています!

IMG_6847

水屋の梁に時計のように見えるのは、水温計です。

IMG_6845

11度を示していました。この水は畑のお宮の山から湧きます。そこで「お宮の谷銘水」。

日本では地下水は、公共の土地でない限り、土地所有者の「私水」です。私どもが汲ませていただくときは断って、「お礼」をします。  ところで、地下水を巡っては、「ブルーゴールド」という言葉が最近使われます。「青い金」、美しい地下水の事です。外国資源が水源買い占めに走っているからです。  地中でもまれまろやかになった地下水は、「ゴールド」金に匹敵する価値があると言うわけです。飲み水で風呂を沸かす日本の常識は世界の非常識。ところが、日本では、地下水は土地所有者の物、外国資本の地下水の湧く土地購入を規制する法律がない、それが問題になっています。

IMG_6843

豊かな森が育む美味しい地下水は、今や「戦略資源」なのです。そんなことを思うと、畑のすばらしい技を持つ匠による水屋から青い金色の気が立っているように見えました!

ちなみに、このお宮、有坂神社といいます。有坂はここから大宮町新宮へ通じる峠名です。
江戸期は成姫神社と呼ばれていたということです。上世屋の「世屋姫」と畑の「成姫」、二人のお姫様!何者なのでしょうか、、、(^.^)

2013/05/01

さてこのつぼみは?

花の名前をお答えください。

IMG_3300

ヒント1 上世屋の「畑」に咲いています。 2 美空ひばり、、、、

『解答はコメント欄に、ご連絡先と併せてお書きください。正解の方には、著名レストランのコーヒー&ケーキセット』

としたいのですが、スポンサーになっていただけるところありませんか(^.^)

IMG_6939

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

ちなみに、この歌はいい!

夢の蕾  作詞:作曲: 藤巻亮太


冬の終わりに風が吹いた 妙に暖かくて泣きそうになった

あなたの笑顔が いつでも僕の励みだった

その温もりを その輝きを どれほど心に繋いで 今を生きてるだろうか
夢の蕾よ お前は 花となり咲くだろうか

時の中に埋もれそうになった夢 それは春へ伸びる光


勘違いの様な暖かい日 公園の木々も空へ伸びている

あなたとこうして 日だまりの中 手を繋いで

上手くいかない日もあるけれど わずかな木漏れ日の中にも   同じ太陽感じられる
雪をかぶった夢でも あなたへと続いていく この道を歩いて行こうと思うよ

見失わぬように すれ違い 抱き合い 雪が降り 春を待った

今なら分かる本当の夢はいつも 愛する人の笑顔の中
夢の蕾よ お前は 花となり咲くだろうか 愛する人 あなたの 幸せを守りたい

強く優しく本当の夢はいつも あなたの笑顔の中にある

蕾よ 花になって輝け 春の香りに包まれて

« Older entries § Newer entries »