宮津エコツアー · 6月 2014

6月 2014

サツマイモとサンショウモ、イチョウウキごけの組み合わせ。

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里山環境に、とりわけ水田のそれに関心が高まればいいかな、と自画自賛!

ところでサツマイモに花が時々咲くことは知っていましたが、ジャガイモに実がなったと下世屋の新人さん。

ふぐりのようなミニトマトのようなのがそれ。

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ジャガイモはイモで増やす、、、ものだと思っていました、ソメイヨシノのように。そうでないと同じ品種ができません。しかし、この実の中の種は別の品種の花粉に由来するかもかもしれません。ですから、それを蒔けば「だめーくいるか」みたいな妙な特徴のイモになるかもしれません(^.^)‥

小さなイソノキの花を訪れているハチはなんなのでしょう、

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体全体が黒っぽくって胴体の縞模様がハッキリしています。日本ミツバチ?

だとしたら、こんな小さな花ですので、一匹の働き蜂が一生の間に一生懸命働いても、小さいスプーン一杯程度。また、その蜜を百花蜜(ひゃっかみつ)というぐらい、日本蜜蜂は様々な花の蜜を集めるので様々な花の香りや風味が味わえるのが特徴ということです。

けれど体が大きく、毛深い感じがしますのでちよっとそれは、、、。としたら「トラマルハナバチ」?どなたか教えてください。

※「トラマルハナバチ」なら、、、、

分類群 昆虫類
目名 膜翅(ハチ)目
科名 ミツバチ科
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし
選定理由 近年激減。丹後地域の箱石海岸で1970年代にはハマゴウの花上に多数飛来していたが、近年ではほとんど姿を見なくなってしまった。京都市の市街地近郊でも、芦生でもかなり普通に見られたが、近年激減している。絶滅危惧種にしてもよいくらいである。
形態 体長20~26mm。黄褐色の長い毛。頭部が長いのが特徴。
分布と生態的特性 本州、朝鮮半島、ウスリーに分布。平地から低山に生息、もともとごく普通のマルハナバチ。他のマルハナバチと同じく、林床の地中にあるノネズミ類の坑道を利用して営巣する。社会性のハナバチ。メスは地中で越冬し、来春に単独で営巣を開始する。オスは秋に出現。活動期間が長いので多数の顕花植物を訪れるが、途中で寄生者や加害者に見舞われ、崩壊する巣(コロニー)も少なくない。
生息地の現状と保全対策 平地ではクロマルハナバチよりはるかに普通にいるマルハナバチであったが、近年、その個体数はどこでも激減している。原因は不明ながら、重大な異変である。トラマルハナバチは活動期間が4月下旬~11月上旬の長期にわたるので、その営巣活動の継続のために多くの開花植物が提供されるという条件が必要である。
その他 東北アジア固有種

緑のトンネルに入る世屋バス。

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今日のお客さんには、この方たちをお引き合わせさせていただきました。

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「明日はお客さんつけて来るけれど、都合はどう?」とたずねたら、ヘビ君もモリアオ君も「特にないからここで待ってるよと言ってくれたのです。

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ほんとに待っていてくれました。

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イモリ君までいっしょに待っててくれました。

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車窓からは、テイカカズラ、

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少し遅いですが、サルナシの花を見て頂きましたよ、,,という報告をしたいですね(^.^)

「お伺いしたいんですが、なぜいっとき一時、1カ所に集中するのですか」

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梅雨らしい雨の中で鳴くもりあおさんに聞いてみました。こう答えてくれました。
「二つございまして、歓迎すべからざるかたからの被害を最小限にするため、たくさんで鳴けばメスに届きやすい、そういうことでもっぱらあつまっております」と。

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実際そういうことがあるようで、私も楽しみにしているんですよとさっそくシマヘビの登場。卵で膨らんだメスを一匹頂戴したいんだと。

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モリアオ池の命のドラマです。

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あなたは?

「モリ青男声森のコーラスの指揮者のモリアオモリタロウと申します。」

よろしかったら、また次の雨の夕方、コンサート開きます、よろしかったらいらしてください、ということですのでお伝えします。

※ちなみにこの様子、ここでもご覧いただけます。

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お近くに来られたときにはお立ち寄りください。

アサギマダラが休憩所に飛来しました。

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フジバカマの先にしみ出ているものを吸っているようです その成分にはピロリジジンアルカロイドをふくまれているといいます。

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それを吸わなければならないのはオス。というのは、オスはメスと出会うためにもちいる性フェロモンの生成にそれが必要だというのてす。

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また、世屋高原には カモメヅル、イケマ等が生育しています。産卵している可能性があるとのことですが、未確認です。

それにつけても、小さな草深い山村に生育する数株の草、それを見分けてやってくるチョウ、種の保存がかかっていることが本能になったといえばそれまでですが、必ず、毎年くり返されるということで得られる安定感はかけがえのないものです。

背板現役、、、、

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抜いた草は土に埋めとけと母親はよういいましたとかおるさん。

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草は資源なのです。

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金さん、、、足下!

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そっとしておいてやれ!

白い高原、、、

コピー (1) ~ IMG_3829

2メートル近く積雪はあったでしょうか、i2月のことです。
さて、木々がもりもりと葉を茂らせる6月、白以外に深く濃い緑の世界に咲いて昆虫を寄せる色はあり得ない!

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そこでこの木、花の白さがその雪のようだというので、ユクノキというそうです。

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龍渓の崖に生育していてミヤマフジキとも呼ばれます。

白さを競うイワガラミも咲き始めました。

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梅雨入りです。

天橋立は老若男女、学校・職場・諸団体等 多くの「まもり隊」の皆さんによる清掃でも支えられています。

今年も、日本海の守りについている海上自衛隊舞鶴教育隊の若人80名が清掃奉仕。

 

清掃後も整然と引き揚げ  若人の頼もしさ実感

P1020482 清掃終了後藻隊列を組んで

P1020483 引率自衛官

千貫松北側の回収松葉等

P1020487 千貫松北側

 

三木市からのお客様ともども日本を守る若人の奉仕に感謝

P1020491 三木市からのお客様

 

終了後の道具の整備もこのとおり

P1020492 終了後の熊手の点検

 

地元でのお買い物

P1020493 買い物も

 

智恵の文殊菩薩様へのお参り

P1020494 清掃後のお参り

お疲れ様でした 往復はこのバス2台で

P1020495 海上自衛隊舞鶴教育隊

空前究極の「エコ活け花」

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だってこの水草、恐竜時代から姿をかえていないんですよ!

流儀?

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しいて名付ければ「世屋ご流」の景色活け。

蕗畑の片付けをするテルミさんの手に「フキのコンポート」。

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これ、この畑のだで。ビオラビットの対馬さんにためしてもらって、ジャムにもできたなどおしゃべりをしていました。

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そうならあんたもっていんなれとちょっちよっと刈って、ふきの葉で巻いて「束」にしてくださったのですが、、これじゃあ持ちにくいでとあたりをみまわして、ツンバナのような草で縛って持たせてくださったのです。なんなと身の周りにあるものをうまくつかう人われたのだなぁとあらためて思ったことです。

さて、束ねて縛る!といえば、、この木。

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なんぞ縛るのにええもんないかいな、と思ったときに、「私、使ってみて」と申し出たというのです。昔は縛ることを「結う」といいました。使ってみるとなかなか具合がいい、稲を束ねる藁のようだ。そこで、この木は ゆいその木と呼ばれるようになったんだということです。 (ユ)イソノキ。

ところが今は、(ユ)をおとして使われていますので、、この木のせっかくの気持ちが正しく伝わっていません(^.^)。

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米粒のような花なのに大きなクマンバチが吸蜜していました。よほど惹きつけるものをふくんでいるのでしょうね。

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