青い空に赤い花、
◇「標高450mの実力!」と言わんばかりに空青し、、、、世屋野蕪村
姫檜扇水仙は外来種、ハイビスカスは園芸店から。
あたらしいものもなじんて゛いるじゃないですか(^.^)
◇あたらしきものも受け入れ空蒼し、、、与謝野蕪村
こちらは在来種。
いきなり熱中症600人!
原因はダブル台風、そのうち一つは日本列島の土手っ腹に直撃、
とんでもない夏の始まりです。
ふと見ると、ポスター。
灼熱の納涼祭!太陽に負けないで燃えていこうこの夏!そんな意味なんでしょうね。
それはそうですが、涼しくなけりゃあ「ノー涼祭」た゛と突っ込みたくなるほど暑い(´・ω・`)(^.^)
さて、暑いときには風、
天然の涼風吹く世屋の里
なんと岩滝からたったの二十分!、
緑の滝風に冷やされて、
昭和23年うまれの「後期高齢者」のみなさん、元気になってかえっていかれましたよ、
相談ください、せつびと肉野菜魚準備出来ます!
ミヤマヨメナミ ミヤマカタバミ みやましきみ ミヤマがまずみ みやまからすあげは、、、、、
おおくの植物昆虫鳥類などに修飾語としてつけられる「ミヤマ」、これは 里山に対する奥山、高山の礫地や草地そういう環境に適応した種という意味です。
さて、これ、、、カワラナデシコ なんて無粋な呼び方はもうさせません
「ミヤマナデシコ」漢字表記は「宮間撫子」、少なくとも、世屋高原休憩所周辺に咲くのはみな「宮間撫子」。
意味は、里山の田舎娘が世界にとびだし、金色、銀色の花を咲かせたその原種。
押し花にして神棚に置けば夢かならずかなうパワーフラワー。
、、、なにいってんだか、、、
ちなみにサワヒヨドリ、サワグルミというのもあります、実は、四年前は、「サワ撫子」四年かけて、ミヤマ撫子に進化したのです。
さて、下界では夏だぁ海だぁ゜スイカ割りだぁと賑やかですが、仙界世屋の里の気配ははや秋。
キキョウ
オミナエシ
ハギ
「秋の野に 咲きたる花を 指オヨビ折りかき数ふれば 七種ナナクサの花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(キキョウのこと)の花」 万葉集 山上 憶良
あとは、尾花・葛花・藤袴を待つばかりです。
菊の季節!
さて、尾上菊五郎。 なんと読むか
おのえきくごろう オーけぃ
では、
尾上智菊は?
おのえちぎく× おのえともきく×
ヒントは、秋を代表する花。
ひょっとして、「あき」!
イエース「ちあき おのえちあき」。
常用漢字では菊は音読みのみ。広東語 では guk1ハングルでも guk。
しかし、意味読みをして、名前には使われることが漢字にはあります、「菊」も秋を代表する花という意味読みをして、「あき」もその例。
ほかには、陽も同じような事情を持っています。
「ひ あきら みなみ はる」。
さて、菊、ブロックを外して読むと、「米を包む草」。といっても、ほんとに包むのではなく喩え。
「形声文字です。「並び生えた草」の象形(「草」の意味)と「人が手を伸ばして抱え込んでる象形と横線が穀物の穂、六点がその実の部分を示す象形」(「米を包む・両手ですくう」の意味)から、米を両手ですくい取る時に、そろった指のように花びらが1点に集まって咲く「きく」を意味する「菊」という漢字が成り立ちました。」※漢字辞典-OK辞典
、、、、、以上、そう言うようにみてほしい、と菊。
ところで、チョウも吸蜜に。
同じ場所に黄菊と白菊。見ていると、
黄菊にはキチョウ
白菊にはシロチョウ。
選り分けているようなのです。保護色への本能的な安心感とか、なにか意味があるのでしょうか。