宮津エコツアー · 8月 2015

8月 2015

日の丸弁当のような大輪の花。

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深紅のものも。

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サウザンベル  という種類のアメリカフヨウです。
大宮町・溝川家具さん前の旧製材屋さんの庭で毎年たのしませてくれます。
北アメリカが原産ということアメリカのものはなんでも大きい!広大な乾燥地帯で生育していたのかと思いましたが、サウザンというぐらいでもともと南部の湿地で生育するもので、品種改良が進んで乾燥に強くなったのだということ。

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ひにくれることをヘソが曲がっていると日本てはいうのですが、雌しべが曲がっているというのはアメリカでではどんな意味なんでしょう、発芽温度は25度とか発芽率をあげるのには種子の表面に傷をつけて水に一晩つけておくといいとか、、、、見た目も性質も面白い外人さんです。

8月の青空とセミの声が似合うムクゲ

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これって、東アジアの合作なんですって。というのは、「ムクゲ」という和名は韓国語ムグンファ。「無窮花」と書きます。「木槿」という漢字表記は中国語でそのまま読めばムーチン。中国文字、韓国の音、それを合わせ「和名」としたのは日本。

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海からの渡来人、百済滅亡(660)時には、いっきょに20万人をうけいれたと『丹後謎学紀行』で北風さん。この花もかれらとともに新天地に根付いたのでしょう。

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戦後70年、侵略の事実を認め、反省することは反省し、率直にわびて、さらに恒久平和の理念を世界に広げる、その先頭に立つべき花、そう思います。

「一路」第二回、、、、許嫁の国分カオルの陰での協力を得て出立の運びに。一路とカオルが、任務を無事果たして生きてかえり夫婦になることを約する場面に再び金引の滝。※7月31日付けブログ「世屋・宮津のクールスポット」をご覧ください。

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清浄感のある滝姿は純粋な愛情の交わし合いの舞台としてなかなか効果的にフィットしています。

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「参勤交代は行軍、戦そのものである」との言葉を胸に、背水の陣の覚悟で臨む一路。

だが、将監らが主君・左京大夫の命を狙う陰謀を企てていることを知らない。

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また、原作の売れ行きも好調と朝日新聞の読書欄。

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『一路』次週第三回も目がはなせません(^.^)

 

夏の帝の真昼時は 輝く虚空 風絶えて
炎のころも 纏いたる地(つち)の熟睡(うまい)の静心、、、

天声人語8/7は、《上田敏 「海潮音」》の一節を紹介していました。

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さて、8月6日にはその「夏の帝」がお姿をお現わしになりました。背丈は約10000m、尺貫法では三千丈、

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まさしく「炎のころも」をまとってらっしゃいましたよ。

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8月6日は雲の日。

それはともかくこんな時こそ、世屋の里へ

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天橋立から15分で山形県、扇風機だけで過ごすことができるんですよ、上がってきませんか、アイスキャンデーをサービスしますから。
そして世屋ではさらに不思議なこと、

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時間がゆっくり進むよう、とOさんの感想。世屋の里では時間の進み方が違う、これ、ほんとうだったんだそうです。うちに帰って子どもを見たら、大きくなっていた!と連絡がありました(^.^)

小風力自動車!

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小風力村、、、

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小風力フジ棚。

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人類を救うのは風、とアピールする風車(^.^)

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ぼちぼち縁結び※にいってやらないかんなと風神様のつぶやきがクルクル回る風車から聞こえます。
※稲は風媒花

4枚の白い萼と中央に細い花糸の束。

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さて、よく似た双子の兄弟に君はA君、a君どっちだったっけ、と戸惑うことがあります。一年ぶりに会うとそうなるのがこの花!君は、、キンポウゲ科の蔓草だったよね、センニンソウ君だったっけ、ボタンヅル君だったっけ。

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すると、またぁと言う表情で「ボクはセンニンソウだよ、葉にぎざぎざがないだろ花の萼もながいしね」。

そうそう、花の白さを見れば仙人の衣なんだけれど、そうではなく、実には風に乗るように生える長い白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたんだったね、など思い出して、秋の準備。

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8月5日、小町公園に咲いていました。

フジの花

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小川畜産謹製の牛糞で栄養をいっぱい取り込んだから、ということでしょうか、、。

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フジをみて、私も咲くぅとハナショウブ。

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花が咲いたというのは、枝先の頂芽に開花ホルモンが送られたということ。ではなぜ開花ホルモンを送ったのかを考えると、かんがえられるのは日長時間。8月5日の場合、日の出5:08  日の入り18:57。本来の開花時期の5月5日は日の出 5:03 、日の入り 18:45。よく似ています。
日が長くなるのと短くなるのは大違いなのに、猛暑が判断を誤まらせてしまったということなのでしょうか。

それにしてもまあ、そうそうみられるものではありません、みにいらっしゃいませんか。

トウテイランさん満開。

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海浜植物、砂地のものではありますが、山里へ「さんとよ」さんからお輿入れ。

ここも気にいってもらったもようて゛里の住民も大歓迎、

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さっそくご挨拶に。

風車とミニバスとも共演。

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なかなかの活躍です。

ほほう、「弓木古城」

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、、、メードイン丹後商品ですな(^.^)

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稲富さん、、ふむふむ、声を聞いただけで闇夜の鳥を射落とす、、、訳ないだろう
ちょっと待てよ、、稲富さん、 いずこから来て、いずこへ消えたのか、ちょっと面白いのでウオッチ。
、、、、、1543年、鉄砲伝来。群雄割拠という時代の状況のなかで信長家康光秀忠興義有などの中央政界地方政界の大物小物大名の戦国乱世から天下統一へ無数の思惑が渦巻く状況のなかで  1552年に生をうけた稲富治介、鉄砲、時代を変えた武器 その名手とあればほっておかれることはありません。砲術、先端技術の腕を見込まれ、まず一色家、次に細川家が、1582年6月本能寺の変、さらに1600年関ヶ原へ。

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さて、その稲富治介がどんな人物で  、どんな運命をたどったのか、、、それをとりあげたのが松本清張の小説「火の縄」。
これは面白い。 ドラマですから、人間設定が必要。清張さんの設定したのは、「風采のあがらない無骨者」、美男で大柄なヒーローとは真逆の人物像。

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ドラマに欠かせない女性には、忠興の妹伊与と妻玉後にガラシャの二人を配し、主君の妻ガラシャを捨てて徳川方へ。なぜか、、、、清張さん、心の闇に踏み込みます。
、、、、、わたし、『火の縄』の大河ドラマ化なら賛成、面白いとおもいますすよ。

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そうしたら、名菓「弓木古城」バンバン大ブレークするはず(^.^)

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ちなみに、この菓子、岩滝町「大槻菓舗」さんでお求めになれます。

ようこそ京丹後へ!

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奥丹後への入り口水戸谷峠三重に今年も、夏の迎え花!
ヒマワリ、黄色赤のカンナ、それぞれ200株以上あるでしょうか、、

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KTRとの相性も抜群のこの花畑、

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どなたのお仕事なのでしょうか
カンナは球根で栽培できるので、掘り上げて貯蔵すると、毎年の栽培は可能ではあるのですが、

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経営対策事業にしても、趣味にしても、いずれにしろ定番にまで定着させてらっしゃる、

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ワンダフル!という以外にない大事業!

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