そのものじゃないですか
そうです
「大きな樹木や岩に、茎から気根を出して、からみつくことから、」いわがらみ、どうだ!
その命名にもんくの付け所はありません。
ひょっとしたら、この岩と岩に絡むツルの様子を見た人が「岩絡み」という名を広めたと思うほど。
なので、この岩「岩がらみ岩」
林道成相線畑谷から浅谷別れ付近で、山を守っています。
丹後の山里の花祭り、六月の主役はヤマアジサイ
遠慮がちでひめやかでありながら清楚で凛とした花姿
緑濃い木漏れ日の道ばたに藍の花に紅萼種などが混じる花叢を見つければ、気分は睡蓮池のほとりにたたずむモネがそうではなかったかとおもうほど。
さて、六月十五日案内の第二回里山ウオーキングッ!五十河小町公園から内山経由ブナ林直登り高山ツアーのお迎え花は、このヤマアジサイ。
内山までの沿道にはたくさん迎えてくれるはず。これは自然環境保全に関わった愛好家の方たち手で植栽されたものでその数、数千本と聞いています。
心が喜ぶ・体が喜ぶ、そして里山の命が喜ぶ 身近なところで充実した時間を過ごせる、そんなツアーがエコツアー。
お申し込みは、電話090-3162-4499 ほむすび川内までどうぞ。
黒い蝶を死んだ人の魂だと考えたところが昔はあった!
死後の世界に居場所を見つけることができない死んだ人が、黒い蝶となり、生前暮していた場所へ帰ってくるのだ。
「いらんちゃぁあ そんな怖い話は! 」
あるところでは、黒い蝶は愛する人に別れを告げに来た死者だと信じられている。
「そんなふうには見えんけど、、、」
どれもネットで拡散しやすいホラーネタですけれど、暑い夏の夜話にちょうどよかったということですか。
さて、蝶の一番の天敵は鳥、この青光りする黒い蝶、見てくれといわんばかりの色をしていながら、動きは敏捷で、素人の手で捕まえるのは至難と思えるほど。 その裏付けがあってこの自然界を生き抜いているのでしょう。
ところで、このチョウ、カラスアゲハということでいいんでしょうか。
ヤマボウシの花びら(総包片)といえば白!それが相場です。
「ピンク色のヤマボウシが、せやにはあると聞いたんですか、ほんとですか?」と尋ねられました。
ピンときました!
旬の過ぎた総包片の中には、赤い染みのようなものが広がることがあります。
しかし、みんながみんなそうなるわけではないのです。紅花化、それが目立つ木は確かにあります。
それをごらんになった方が、品種としてピンク色のヤマボウシが、せやにはあると思われたのでしょう。
そしてどうしてそうなるのか、紅葉の仕組みとよく似た現象、すなわち、
「光合成で葉の中に作られていた糖分が枝の方に運ばれず、葉の中に留まってしまう。葉の中では、自然と糖分の濃度が上がりそこに日光が当たると、葉の中にある葉緑素「クロロフィル」が分解され糖分と一緒になって化学反応が起こり「アントシアニン」という赤色の色素に変化する。この「アントシアニン」がだんだん増えてくると、葉の表面が赤くなる。これが、赤く紅葉する葉の簡単な原理。」
こんなことが「総包片」の細胞液の中でおきているのかもしれませんね、
やはりせやの紅花ヤマボウシは幻!そうご案内しておいたことなんです。
が、わたしピンクのやまぼうし、、、そう歌っている木があるようにはおもいたいのですね。
ところで、夕照の林でみたヤマボーシ
一瞬、夕日も木々もみんなでやまぼうしを引き立ててあげようとしているかのように思いましたよ。
日本は、木の国です。
(↑ 小町公園 アベマキ 胸高周径 428cm)
なのに、木のことを、森のことをどれだけもしりません。
(浅谷源流のホオの木 地上1メートルで530cm、そこから二岐。太い方が270cm )
鉄と油とコンクリートの時代に育ったからです。
(林道 浅谷上付近のブナ 318cm)
もっと、というより、あらためて森や木からいろんなことを教えてもらわなくては、と思います。
そのために、まず、木の大きさ調べと巨樹調査!
(林道畑の上付近 いぬしで )
この調査の結果で、三メートル越えのものは、環境省・生物多様性センターに報告、巨樹巨木リストに順次登録されています。
またこのリストは公開されていて、「環境省巨樹リスト 調べる」で検索できます。
ちなみにこのイヌシデについては、イヌシデの部登録38件中20番め前後に相当する全国区ものです。