宮津エコツアー · 初秋のブナ林ガイドウオーク

初秋のブナ林ガイドウオーク

 9月20日(水) 曇り空でしたが、久々に高山ブナ林ガイドウオークが催行できました。お客様は山ガールのお二人、それに上世屋で研修中の中国・四川の女子大生、ガイドKさんとアシスト私<midorimushi>の5名です。

登山口でレクチャー

ヤマジノホトトギス

暑くなくて気持ち良い森林ウオークの始まりです。最初に目につくのはヤマジノホトトギス。

花の斑点が、野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることから「ホトトギス」の名になったと言われていますが、ピンぼけで何ともお粗末、ごめんなさい。

ニガクリタケ

キノコもすごいです。さまざまな形や色のキノコがいっぱい目立ちます。これは大きくりっぱなニガクリタケ、うまそうですが毒キノコです。食用になるクリタケに似ていますので、要注意。

ジョロウグモの縦糸

我が物顔に網を張っているのはジョロウグモ。縦糸を分岐させる少し変わった網を張るようです。

ジョロウグモの横糸

それで、ジョロウグモの巣は、横糸の長さ(縦糸との間)が巣の中側と外側であまり変わらないのが特徴とのこと。

雄グモは小さくなって(^o^) 上の方にいます。うっかりすると雌グモに食べられてしまうので、交尾も命がけとのこと。雌グモの脱皮直後とか食事中に恐る恐るのようです。

府下最大の大ブナ

幹周り3.65mの京都府最大の大ブナも気持ち良く迎えてくれます。

歩く途中には、数日前の大風によるのか、ミズナラのドングリがたくさん落ちており、ドングリ駒を作ってみました。

高山山頂では、チマキザサの葉っぱをお茶にしていただきました。少人数だったので、灯油バーナーと我が家の井戸水を持参しました。葉っぱが少なかったのか、出し方が弱かったのか、ほんのり上品な笹茶で一服し、下山しました。

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