宮津エコツアー · ミツバチの羽音の聞こえる世屋の里

ミツバチの羽音の聞こえる世屋の里

2012/09/30

世屋のソバ畑で蜜を集めるミツバチ。ミツバチも里山の生き物です。

ところで、ミツバチ大量死、やはり農薬だった(9/17 D)と朝日新聞。!

「ミツバチの大量死は国内では2000年代後半から問題化。09年には、養蜂業だけでなく、ハチによる受粉が必要な果樹栽培への影響が懸念された。ダニや病気、農薬などが原因として指摘されていたが、詳しく分かっていなかった。
水田にまく農薬によってミツバチの大量死が起きることが、農林水産省の研究プロジェクトの調査でわかった。ミツバチのなぞの大量死が全国的に問題になっており、ほかの原因も指摘されてはいるが、農薬が原因の一つであった可能性が高い。調査結果は大量死を防ぐ対策に役立つという。」

ミツバチは毒物に弱く、その耐性はショウジョウバエの半分以下といいます。そういえば、ワサビの匂いにもひっくり返るとか。

無農薬栽培米による酢作りを続ける飯尾さんは農薬と癌発生の相互関係にも注目して発言されていました。アメリカの発生率が下がっているのに日本のは右肩上がり。その原因は農薬にあるのではないかと。実際に、出回っている農産物に使用されている農薬は使用履歴で明示されているだけでも、数十種類と。


生き物との共生、それが本物かどうか証明するのは、ミツバチの羽音のようです。

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