2012/12/16
「あるチョウチョさんから頼まれてるのよ、こどもを養ってやってほしいって。わたしでないと、とたってのご指名なのよ、そう頼まれればねえ断れないじゃないの」、と言うのはケマンソウ科キケマン属の常緑多年草のヤマエンゴサクさん。
(↑ 4/24)
「それにしてもわたしのどこが見込まれたのかしら、後学のためにしらべてもらったのよ、そしたら、あなたからはプロトベルベリン型アルカロイドとしてデヒドロコリダリン、アポルフィン型アルカロイドとしてブルボカプニンの反応がありましたっていうことなの、それ何?と聞いたら、あなたの身を守るバリアーのようなものだって、それってあのチョウチョさん、わたしのバリアを破ったってことなの!まあいいわ、あんな美しい蝶を送り出すのも社会貢献ってことよね」
ちなみに、そのチョウチョさんというのは、ウスバシロチョウさん。
(↑ 5/26 ムラサキサギゴケの蜜を吸うウスバシロチョウ)
羽が透き通っているのは、鱗粉が少ないためです。