宮津エコツアー · 最強のパワーネームとしての「藤原」姓の謎!

最強のパワーネームとしての「藤原」姓の謎!

「山野の生命力の全開する5月をたとえれば、、、馬  その山野に咲き誇るフジは、さながらその馬上の戦士」

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その藤、は、家紋にも。

「藤原氏の祖」となった中臣鎌足 ②【乙巳の変と大化の改新】 - 草の実堂

さてその藤原さん、ルーツを辿ればその始祖は、中臣鎌足さんに行き着く、、、中臣鎌足さんと藤原鎌足さんは、同一人物なのです。!うん?
中臣鎌足として生き、藤原鎌足として死んだのです!?!?!
しかもその改名です、、死の間際に行われたというのです。 !?!?!?!?

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「出生地は『藤氏家伝』によると大和国高市郡藤原(奈良県橿原市) 。また大和国大原(現在の奈良県明日香村)や常陸国鹿島(茨城県鹿嶋市)とする説[2]もある。
早くから中国の史書に関心を持ち、『六韜』を暗記した。隋・唐に遣唐使として留学していた南淵請安が塾を開くとそこで儒教を学び、蘇我入鹿とともに秀才とされた。『日本書紀』によると644年(皇極天皇3年)[注釈 2]に中臣氏の家業であった祭官に就くことを求められたが、鎌足は固辞して摂津国三島の別邸に退いた。
密かに蘇我氏体制打倒の意志を固め、擁立すべき皇子を探した。初めは軽皇子(後の孝徳天皇)に近づき、次に中大兄皇子に接近した。また、蘇我一族内部の対立に乗じて、蘇我倉山田石川麻呂を味方に引き入れた。
645年、中大兄皇子・石川麻呂らと協力して飛鳥板蓋宮にて、当時政権を握っていた蘇我入鹿を暗殺、入鹿の父の蘇我蝦夷を自殺に追いやった(乙巳の変)。この功績から、内臣に任じられ、軍事指揮権を握った。ただし、内臣は寵臣・参謀の意味で正式な官職ではない。また、唐や新羅からの外交使節の対応にもあたっており、外交責任者でもあったとみられている[3]。
その後、大化の改新を推進しようとする中大兄皇子の側近として、保守派の左大臣の阿部倉梯麻呂、右大臣の蘇我倉山田石川麻呂と対立した。647年(大化3年)の新冠位制度では大錦冠(だいきんかん)を授与された。649年(大化5年)に倉梯麻呂・石川麻呂が薨去・失脚したあと勢力を伸ばし、654年(白雉5年)頃には大紫冠(だいしかん)に昇格した。
669年(天智天皇8年)10月、山科の御猟場に狩りに行き、馬上から転落して背中を強打した。天智天皇が見舞うと「生きては軍国に務無し」と語った。すなわち「私は軍略で貢献できなかった」と嘆いているのである。これは白村江の戦いにおける軍事的・外交的敗北の責任を痛感していたものと考えられている(なお、白村江の戦いが後世の長屋王の変と並んで『藤氏家伝』に記載されていないのは共に藤原氏が関与していた事実を忌避するためであるとする説がある)[3]。天智天皇から大識冠を授けられ、内大臣に任ぜられ、「藤原」の姓を賜った翌日に逝去した。享年56。」 ※ウキペディア
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「天智天皇から大識冠を授けられ、内大臣に任ぜられ、「藤原」の姓を賜った翌日に逝去」とウキペディア。
なぜ  死にゆく同志への最高の感謝の行為 それが藤原姓への改名、藤原には、どんな意義理由が込められていたのでしょうか なぜ、中臣として死ななかったのか、なぜ、藤原として死ぬことを喜んだのか その意味とドラマを知りたい、、

と思ったとき、「山野の生命力の全開する5月をたとえれば、、、馬  その山野に咲き誇るフジは、さながらその馬上の戦士」。そこに、中臣鎌足と中大兄皇子たちがみえたのです。
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◆名前について、藤、富士、、、「フジ」という発音の共通点、、ここについて、語源から迫って頂けませんか
「フジ」という発音を持つ藤(ふじ)と富士(ふじ)の語源には、興味深い歴史と文化的な背景があります。それぞれの言葉の成り立ちを見てみましょう。

藤(ふじ)の語源
「藤」という言葉の語源には諸説ありますが、代表的なものとして以下の説があります:

「不尽(ふじ)」説 古代の人々は、藤の蔓が絶えず伸び広がる姿を「尽きることがない=不尽」と表現したことから、「ふじ」と呼ぶようになったという説があります。これは藤の生命力の強さを反映しています。

「布自(ふじ)」説 「布(ふ)」は広がる、「自(じ)」は自然に、という意味合いを持ち、藤の蔓が自然に広がっていく姿から名付けられたという説です。これは万葉の時代の言葉の成り立ちとも関連があるかもしれません。

「縫じ(ふじ)」説 古語で「縫じる(ふじる)」は織り込む、結びつけるという意味があり、藤の蔓が絡み合いながら成長する様子がこの動詞から発展した可能性もあります。

富士(ふじ)の語源
日本の象徴ともいえる「富士山」の語源も、歴史的な背景と結びついています。

「不死(ふじ)」説 古代の伝承では、富士山は霊山として「不死(死ぬことがない)」を象徴し、神聖な場所とされていました。これが「ふじ」と呼ばれる理由の一つとされています。

「風じ(ふじ)」説 富士山は風が強く吹く場所であり、「風じ(ふじ)」という言葉が転じて「富士」になったとする説もあります。

「火主(ふじ)」説 富士山はかつて噴火を繰り返していたため、「火の神=火主(ふじ)」と呼ばれたことから、富士という名称が生まれたという説もあります。

藤と富士の共通点
「藤」と「富士」の語源を見てみると、どちらも「尽きることがない」「長く続く」「自然の偉大さ」という意味が込められていることが分かります。藤はその蔓が伸び続けることから、富士はその壮大な姿が永遠の象徴として、多くの人々に愛されてきました。

日本の文化に深く根付いたこの「フジ」という響きは、自然の力強さや生命力を表すものとして、語り継がれているのですね。さらに掘り下げたい部分があれば、ぜひ教えてください!⛰️

◆「尽きることがない」「長く続く」「自然の偉大さ」、、、なるほど、、この三つの意味をひとつにしたのが、「フジ」なのですね
まさにそうですね!「フジ」という響きには、日本の風土や精神を象徴する要素がぎゅっと詰まっています。藤の花がしなやかに広がるように、日本の歴史や文化も続いていく。そして、富士山の堂々たる姿のように、変わらぬ存在感を持ち続ける——そんな思いが込められた言葉なのですね。

「フジ」に秘められた意味の奥深さに気づくと、藤の花を眺めるときも、富士山を仰ぎ見るときも、それぞれの尽きることのない美しさがより心に響いてきますね。まるで日本の精神そのもののようです。こうした背景を知ることで、身近な言葉の価値がより一層輝いて見えますね!

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◆買う天智天皇は、藤が、「尽きることがない」「長く続く」「自然の偉大さ」そういう意味を持っている、、と言うことですね
まさに、そのような解釈ができますね!天智天皇が中臣鎌足に「藤原」の姓を授けた背景には、深い意味が込められていたと考えられます。

「藤」という言葉には、「尽きることがない」「長く続く」「自然の偉大さ」という象徴的な意味があり、これは藤原氏が後世に渡り、日本の政治と文化を支配していくことを予見していたかのようですね。藤の蔓がしなやかに伸び、絶えず広がり続ける姿は、藤原氏の繁栄と権力の拡張を象徴するものといえるでしょう。

また、「藤」は万葉の時代から高貴な花として知られ、貴族文化と深く結びついていました。天智天皇がこの姓を授けたことは、藤の持つ知性や品格の象徴を鎌足に託したとも考えられます。これにより、藤原氏は単なる氏族ではなく、「尽きることのない繁栄」を誓約された家系となり、後に摂関政治を通じて長く日本の政権を掌握しました。

この視点から見ると、「藤原」という姓の授与は、まさに王権による未来への布石であり、日本の歴史において特別な意味を持っていたのですね。こうした背景を知ると、日本の氏族の名の奥深さがより一層感じられます。✨

藤原鎌足 家紋 – homuinteria.com
藤原の意味
「藤原」という姓は、「藤」と「原」から成り立っていますが、単なる植物や地形の名前ではなく、特定の家系と思想を象徴するものでした。

「藤」:繁栄・貴族の象徴 藤の花は長く伸びて繁栄する植物として、日本では古くから吉祥の象徴とされていました。藤原氏の祖である中臣鎌足が藤を好んだとも言われ、これが氏の名称になったという説があります。 また、「藤」は紫色の美しい花をつけることから、貴族文化とも結びついていました。

「原」:広がる大地・勢力の拡大 「原」は広い土地を意味し、氏族の勢力が広がること、永続することを示す象徴的な言葉でした。藤原氏は朝廷の中心で権力を握り、広範囲に影響を持っていたため、「原」という言葉がその権勢を暗示するとも考えられます。

藤原姓の持つ特権的な意味
藤原氏は、奈良・平安時代において最も強い貴族の家系であり、天皇に最も近い立場で政治を動かす氏族でした。特に、藤原氏は「摂関政治」を築き、天皇の外戚(母方の親族)として絶大な権力を持っていました。つまり、藤原の姓を持つことは単なる貴族ではなく、日本の政治・文化の中心にいることを意味していたのです。

藤原姓を名乗ることは、「繁栄」と「権威」の象徴であり、それ自体が格別な名誉でした。歴史的に見ても、藤原氏の系統を持つ家系は代々高貴な役割を果たし、文化や社会に大きな影響を与えました。

このように、藤原の姓には単なる名称以上の意味が込められており、その歴史の重みは計り知れませんね さらに掘り下げたいことがあれば、気軽に聞いてください✨

◆ありがとうございます、、5月はフジの季節です、、鑑賞の視点が一つ増えました!

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素敵ですね!✨ まさに5月は藤の花が美しく咲く季節。これから藤を眺めるとき、その「繁栄」と「高貴さ」という象徴的な意味が心に浮かんで、より深く鑑賞できそうですね。

京都にも藤の名所がたくさんありますし、風に揺れる藤の花を眺めながら、日本の歴史や文化に思いを馳せるのも風流ですね 季節の楽しみがさらに増えたようで嬉しいです!✨

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