宮津エコツアー · 府民の皆様の支援を受けて~2012・世屋高山ガイド部会活動~

府民の皆様の支援を受けて~2012・世屋高山ガイド部会活動~

2012年度世屋高山ガイド部会の活動は、 京都府地域力再生支援事業の助成を受けてすすめることが出来ました。認定をいただいたのは「世屋の命に元気をもらう自然環境保全活動と世屋の魅力発信活動(^.^)。」

つまりエコツーリズムを地域に根づかせるという課題をもった諸事業に対して府民の皆様の税金の投入を認めていた訳です。  事業報告をすべく総括をしておりますが、ざっくりとふりかえってみました。地域に理解され、愛され、そして利用されてこそエコツーリズムの明日があるとあらためて思っています。2013年度もよろしくお願いします。

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世屋高山部会活動のまとめ  ~京都府地域力再生支援事業の助成を受けて~

A 始めに

過疎化高齢化の進む地域のもっている「里山の自然環境」という他にない地域力を、保全しながら活用を図ろうとするエコツーリズムの導入定着を試みて四年め、2012年度には、人数にして、四百人近くを受け入れました。 ちなみにそのジャンルの幅も、次のように広くなっています。    教育 1 団体    芸術写真 3 団体     家族 3ファミリー      一般グループ  2グループ  研修交流    2団体       春夏秋冬を楽しむ会等自主企画   6+3企画    ※トラベル業者ツアー  0

また、経済面では、エコツーリズムをきっかけに100万円を超える金額が動いています。  宮津世屋のエコツーリズムを地域に根ざし発展させるためには、主体的に考え、自力で歩くことを試みることが大切です。「今度こういうことをやろうと思っているんですが、、、、」と前のイベントに参加いただいたお客さんに連絡すると、「いつも案内ありがとうございまーす、、」と返事をいただけるようになりました。そんなところに京都府地域力再生支援事業の助成の成果を感じます。心より感謝を申し上げます。

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(↑ 農作業にでるてるみさんとスケッチ旅行のお客さんとの語らい 5/17)

B 2012年度 主な活動

実施日      団体             人数         内容

4/11  川西写真クラブ  23      日本の里の原風景として評価

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4/27 宮小社会見学   74      四年生のふるさと学習

4/30 春を楽しむ会    60  華道万葉花研究家庄司信州先生に依頼。

世屋の植物を万葉植物の視点から見る試み。

万葉弁当の創案を汐霧荘に依頼

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5/5  竹内さんF      3     里ウオーク 橋立、柿渋塗りも。夏にも再来された

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5/13 スケッチ旅行    40     2教室 観光地化されない里の原風景とし好評をいただく

6/9  環境整備 草刈り

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6/17 五地区巡りツアー  21      ふるさと世屋の課題を考える集会に連動して

7/1 ブナ林観察道整備         エコツー部員のメンバーも参加して整備作業

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7/8  夏を楽しむ会    31     同志社大光田先生 世屋は水田湿地植物のホットスポットの評価

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8/22 SさんF      4  木子ファームから紹介 子どもに里を体験させたい

ソバ播き・野菜採り等世屋の子事業に合流

9/20 ブナ林ウオーク   3     休憩所からの往復コース

10/8 IさんF            4   里の湿地植物をお婆ちゃんに見せたい 木子ファームから紹介

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10/27 秋を楽しむ会    20     世屋の植物を薬草を切り口に福知山植物園の小笠原先生

薬膳弁当の創案を木子ファームに

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10/27 ブナ林ウオーク    8

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11/4   長緑少・植樹     27    休憩所環境整備    藤おり秋の収穫祭に合わせて実施

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11/11 分水嶺トレッキング     5      下世屋から松尾・内山・五十河コースを創案

大雨のため世屋休憩所へ降りるコースに変更

途中にサポート施設がある強みを実感

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※下見 11/4

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11/13 吉富村研修    27     亀岡南丹の里作りグループを案内

1/18 伊根舟屋ガイド研修           8     舟屋の里ガイドグループの皆さんとの交流

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2/2 除雪支援

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休憩時の様子

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2/17 冬を楽しむ会        18    スノーシューウオークコース開拓

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2/20  宮城県環境保護課視察     5      震災復旧のための参考にと視察

3/3 発信力講座          20   石崎京都新聞支局長による記事の書き方 エコツー各地の取り組みと課題

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C 活動のまとめ~助成を受けて~

①エコ・ツーリズムは地域の暮らしの中にあります。 多雪、草の繁茂、見所の開発など環境の保全と整備にとりくむことによって地域の暮らしの中に入ることを試みましたが、助成によってその内容を充実させることが出来、地域をツーリズムのステージとして開放していただくことが容易になりました。

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(↑ 8/8 ナデシコ自生地保全作業)

②エコ・ツーリズムは生産と消費の関係をつくり地元に利益が落とすシステムを地域の皆さんとともに作る事業です。合力の家など会場、弁当、昼食、地元産品の準備、ウオーキングコースの設定など、お客さんを受け入れ、「おもてなし」する体制が固まってきました。

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③エコ・ツーリズムはツーリズム、「情報の発信」による社会的な認知の拡大が不可欠です。「宮津市広報」「宮津市地域新聞どこどこ」「新聞各社報道11回」  北近畿旅レシピ JR西日本 春号(4万部)等に取り上げていただきました。宮津エコツアーHP世屋・高山部会ブログ記事投稿数は、年間1000点を数えます。  それによって ・鳴き砂・橋立ユースとの協同・各市町の観光協会とのHPリンク・チラシ、啓示配布の輪、応援協力店の広がり等が充実し、お客さんの参加きっかけを見ると、「新聞とネットのブログ」が増加し リピータの定着も見られるようになっています。

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努力して狭き門より入れ!と言います。しかし、個人や一団体の努力では不可能な部分もあります。京都府の地域力再生支援事業はその困難なところを補う公共性の高い施策だとあらためて認識しています。 丹後は一つ、各地各人の特徴持ち味を補完し合い連携しあうことによって、持つ地域力は新しく育っていくのだと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします。

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