みんな違ってみんないいというのは、わたしを見ての発想じゃないかしらといわんばかりの装飾花の色と形の不定さ、
四枚!
三枚
四枚と三枚
切れ込みあり
四枚・切れ込みあり不定形
三枚・不定形
アジサイの花の色は土壌のpH(酸性度)に敏感で、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」となります。
では、形の変化は何か原因があるのでしょうか。
それにしても、まちまち、バラバラ、この統制のなさ、ヤマアジサイの魅力ではあるんです。
その色や形のまちまち感に人は引きつけられます。
「装飾花のガク片・鋸歯とも円味がありやさしげで優雅な感じ」がする、。
違いがあれば言葉が生じます。
フム、ナデシコのよう、丹後ナデシコと呼ぼう!
同じように、 「 円弁額咲き、ガク片は大きく重なる。装飾花は青に紫の覆輪」。フム虹のようだし丸い貝殻だが 虹模様 これは丹後虹貝だ!
(※「近畿のヤマアジサイ」より)
共感を得た言葉は一人で歩いていきます。丹後発、世界へ羽ばたいた言葉もあるそうです(^.^)
しばらくはヤマアジサイから目が離せません。
山陰の湿った環境で見られます。葉っぱは甘茶になるそうです。