宮津エコツアー · 、運命!「山の空」を「赤とんぼ」に

、運命!「山の空」を「赤とんぼ」に

「ねえや」は姐や、「使用人」守りをしてくれた雇い人さんのこと、実の姉ではないんですよ、と
www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-kayoyowa-akatonbo.html 「赤とんぼ」諸説紛々さん。
この姐やさん、若くして嫁に求められるぐらい、美し女性だったのでしょう、その女性を異性と感じたうっすらとした恋心、それがこの詞のテーマだといいます。納得です。

ただ、 一番
♪夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か、、、これは「夕焼けの中を飛んでいる赤とんぼ。」とする説明があります、これは納得出来ません。赤とんぼは夕方、夕焼けする時間帯には飛びません。気温が下がるからです。

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不思議だと思っていたら、案の定こんなことが、、、。
この『赤とんぼ』の想は、大正10年ころ。同年に、[赤とんぼ」という詩を雑誌や童謡集に発表していらっしゃるということです。
1回目は、8月。この時の一番は、
<夕焼小焼けの山の空 負われて見たのはまぼろしか>
「赤とんぼ」は、なかったのです。赤とんぼのいないこの初出稿が実際だと思います。ですから、、ねえやの背からみたのは、夕焼け。

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これが四ヶ月後には「山の空」に差し替えられて発表されたのです。、、、。この間、読者や友人の間でも、意見があったのでしょうね、、、ひょっとして作曲者の山田さんが、ろふうさん、♪「夕焼け小焼けの山の空」じゃおもしろくないよ、きれいかもしれんけどあたり前過ぎるよ、ねえやの背中のぬくみに感じるもの、わかるよ、いい詩だ、だからなんとかしてよ、、といったアドバイスもされたかも。

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ともかく、「山の空」が「赤とんぼ」になったことは、運命でしたねえ(^.^)。

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