野間・野中のせや姫様を訪ねた翌日のこと、案内してくださったKさんから連絡>
「祠が二つならんでおったが、左の方がそのせや姫さんと言うことだった。右の祠は「森荒神」さんというそうだ、、、、、!」
左というと、祠がコンクリートの社におさめてもらってあったほうか?
「そうだ!」
つまり早とちりということ!、別の荒神様を拝んで感涙にむせんでおったと言うわけ?
「そういうこと、ははははは。」
、、、、、こういうことでした。野ざらしになっているのとコンクリートブロックではあっても社に収めてあるのと二社並んでいるうちの野ざらしの方に野趣を感じて、こちらに違いないと決めつけていたわけです、感涙あだになりけり、、、パワースポットなんかたいがいそんなもんです(^.^)
しかしながら、他の荒神様よりせや姫様は大切に扱われているという事実。これは新たな謎ではありませんか。ひめは媛、姫、女、女性で決まり。どんな女なのか?ところで、うみ「海」は、おおきなみずが語源とされます。「う」と「み」は修飾と被修飾の関係です。「せ」と「や」もそのような関係にある言葉かも、、、「ひきちめてはの」単純な音の羅列ではありません。これは、「火木血目手歯野」。一つ一つとてつもなく重大な意味をもった言葉であり他の言葉と結合して新しい概念を表す基本語です。「せ」も「や」もそうかもしれません。
(↑ 上世屋の現在のせや姫神社。以前の祠は左手奥に収納。ちなみに右奥には天照大御神を祀る祠)
せや姫様は、まだ自分はなにものか秘めてお話しくださいません、、、! けれど、いきますよ、あんたのところへ(^.^)