宮津エコツアー · シンポ・放置竹林を考える・タケノコ畑の再生は「食べる」ことから!

シンポ・放置竹林を考える・タケノコ畑の再生は「食べる」ことから!

ちょっとコーヒーを!

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夜のとばりと店の明かりとのつり合いがちょうどの時間でした。湾内に何隻も停泊している風よけの船の灯りもみえながら清潔で温かい室内のテーブル。屋外の自然と店内の人工のバランスの良い空間にじゃまをしないBGM。まだお客さんが動く時期ではなくってゆったりした冬場のビオラビットさん、シェフもほっといてくれますから「隠れ家」に奨めますよ!
さて、お奨めと言えばこちらも(^.^)

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「放置竹林を考える・タケノコ畑再生」!
里山と竹林は一体です。宮津市には府内の1/10を占めるという竹林が。その再生には里山の未来がかかります。容易なことではありません、けれども逆手の発想も必要。竹林の現状と竹の可能性を、研究者、行政関係者、竹専門の業者、そして食の専門家が探るというシンポジウムです。11日PM6~8時。海星公園。

ちなみに講師団のお一人益田玲爾先生は現在、 舞鶴水産実験所長 。

ご専門は、里海生態保全学。主な研究テーマ:※以下京都大学フィールド科学教育研究センター fsercより
1. 魚の群れ行動の発達心理学
多くの魚は稚魚期に群れを形成する.それでは,群れはいつ頃どんな風に形成されるのか,また捕食者を避ける上で群れがどのように機能しているのかを調べてみよう,という研究.マアジ,マサバ,ニシン,イワシ類,その他,食える魚なら何でもが対象.

2. 魚類の学習能力の発達
高等脊椎動物とは異なり,魚はたいてい生きている限り成長を続ける.したがって脳容積も大きくなり続けるがしかし,学習能力について調べてみると,比較的若い時期にピークを迎えるらしい,といった研究.イシダイとキジハタを使っている.

3.魚類心理学の栽培漁業への応用
稚魚の放流では,放流された魚が天然の餌を食べ,しかも外敵から逃れて生き残ることが必要である.しかし,養殖条件で飼育された稚魚たちは,天然にうまく適応できない場合もあるかもしれない.そこで放流後の生き残りに関係しそうな行動について,実験室でテストしたり潜水観察したりしている.全国でさかんに放流されているヒラメや,京料理に欠かせないアカアマダイ等の魚が研究対象.

と言うことです。
また、 森里海連環学で東北復興を!と 気仙沼の舞根湾で津波後の環境・生物調査  養殖業補助,環境整備  森林資源調査,湿地を含む河川から海までの水質調査等、学生さんとともに、研究者だからできるボランティア支援を続けていらっしゃいます。このシンポの開催日が「3/11」なのもそこに意味があります。

また、里山再生と竹林活用をつなげるときにポイントは何かと言ったときに、「タケノコ」を食べること、そこなんだそうです。

そこで食育先生・ビオラビットの対馬シェフ!

当日は試作食品も提供されると言うことですよ。

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