宮津エコツアー · シダ植物のおもしろさ

シダ植物のおもしろさ

石作アーチ橋の下川橋付近は、シダたちの楽園!

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さて、シダが私を見つめて問いました
「わたし、どうガイドしてくださる?」

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!!!よっしゃあ、、、
水から陸上に進出した植物は四つのグループ、即ちコケ植物・シダ植物・裸子植物・被子植物に分類されます。花が咲いたり実がなったりするのは裸子植物・被子植物。特徴がはっきりしていますので、覚えやすくて、なんだと聞かれても答えやすいです。それに対して、シダなどは花無し、実無し。ちなみにシダの繁殖法のややこしさは、胞子が種ではないこと。胞子からでるのは、前葉体。しかし、それが直接シダの葉に成長するのではありません。だから、葉になる前の形、前葉体。その前葉体に卵と精子が別々に出来て、精子が短い距離だけれども卵のある所まで泳いでいってそこで受精し、シダに育っていくのはそれから。

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シダは、日陰の湿気の多いところに生育しているでしょ、受精するのに水が必要なので、そういう環境から離れることができない。そのために、代わり、光が弱くても500ルクスぐらいでも光合成出来る、たんぽぽなんかは1000ルクスぐらいからなんだけれども、そんな特殊な力を身につけたというわけです。
、、、、、

どうでしょう

(^.^)

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あなたは?

「こもちしだ」

、、、、、
それにしても、葉の形や大きさでシダを判別するのには、よほど目立つ特徴のあ種類から始めて場数を踏む必要があるようです。

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