正面の雪山が岳山、
流れてくる水には森林由来の物がたくさん含まれていて、それが海の植物プランクトンの栄養になっているしいうことを「森は海の恋人」という名句で発信されたのが気仙沼の畠山さん。
そういうことなら、「川の水は、山のミルク、海は森のミルクを飲んでいる」という表し方もできそうです(^.^)
海がせっせと雲のもととなる水蒸気をだし、山に雨や雪をふらせるのも、森からミルクをもらうためなんです、、、。
さて、森は、人間にも優しいというのは森林浴効果で明らかにされていますが、さらに森は「美しいものをより美しく感じる、感動的なものにより感動できるという心の豊かさ」を活性化させてくれると脳科学者の大橋勉先生。何がと言うと音、それもただの音でなくて高周波の音、どこにでもある高周波音でなくて、森の中。
熱帯雨林、鎮守の森、里山の森には人間の耳で聞こえる20KHz以上の音が満ちているんですって、それは梢をわたるかぜの音でしょうか、野ネズミのおしゃべりなのでしょうか、それとも、幹をなか゛れる樹液の鼓動!その高周波音が「免疫機能を高め、ストレスを解消」するのに効果的に作用すると明らかにされたんだそうです。 これはもうぜひぜひ「森」にはいっていただかないと、、、と思います
明後日のスノーシューウオークが楽しみです。だから、エコツアーと。世屋の森にいっしょにはいりませんか、とさらに声を高めてお誘いしますよ(^.^)
ちなみにこのニュース、「京都環境文化芸術フォーラムスペシャルセッション レポート 森里海から地球を考える」から頂きました。
「森から海までの多様なつながりの研究」というテーマを掲げられるのが、「森里海れんかん、、連環学」。連関でなくて連環。その意味は「人間が壊してしまった森と海のつながりを科学的データを元に多様な関係者とともにもう一度紡ぎ直し、自然を再生すること」。「森は海の恋人」運動がモデルだといえばイメージはわきやすいですね。環境について実践的な運動論を持った組み立て、これはエコツーリズムの理論の骨格部分じゃないですか。
このレポート、小冊子ですが、宮津与謝の環境の今と課題の取り組みにも関わっていらっしゃる研究者の方のレポートもあって、中身充実の冊子です。関心のある方はお問い合わせください。