宮津エコツアー · マルバアオダモと多摩の緑爺さん

マルバアオダモと多摩の緑爺さん

マルバアオダモが林の縁で。

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ええっとー?アオダモ!いえいえ、似た花なんだけどこんなとこにこんな時期にあるはずないし、なんていったっけなぁ、、、と探して出会った【多摩の緑爺の「多摩丘陵の植物と里山の研究室」】のサイトで、これこれ、と確認させてもらいました。

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それにしてもこのサイトは敬服に値しますよ。
なんでも「多摩の緑爺」と言う方は種子植物・鳥類・植物文化・里山文化・里山保全の研究調査などが趣味で、約35年以上にわたって 多摩丘陵地域を探訪されて、掲載植物数約590種。一種ことに■特徴・分布・生育環境■名前の由来 ■文化的背景・利用■食・毒・薬 ■似たの※ママものとの区別・見分け方 の項に分けて説明されている実にわかりやすい。
最近「エコロジスト(生態学者。また、自然環境保護の考えを もち、行動する人。)」と言う言い方に加えて、「トコロジスト(所+ジスト)」という言葉が出回っています。ひとっ所にこだわって歴史文化生物植物暮らしのつながりの実相を深めるこういう方を言うのだといいます。「多摩の緑爺」さんは、そういうトコロジスの草分けなんだろうと思います。

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さて、アオダモの「アオ」は、枝を切って水に浸けておくと水が藍色になるから、そしてその液は強い殺菌性を持つとのこと。生のサバを使って、アオダモ滲出液をかけたものとかけないものに分けて変化を観察する、そうしたら、その殺菌力は確認できるのかも知れません。
また、アオダモのタモはシロダモのタモと同じ。

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