宮津エコツアー · 金の卵を産まないキンケイギク!

金の卵を産まないキンケイギク!

「これ、、、■■■■とちがうんきゃあ」と丹後弁でSさん。

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そういうんきゃあ ええ花た゛なあ 世屋の緑によう映えて!

「ここにはえとった?」

増えて増えてするて゛大宮町から持ってきたんだ

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「これ、、外来種で、、栽培したらあかんいう外来種にはいっとるとおもうで!」
えっ!生態系を害する恐れがあるもの、、、というので、ブラックバス、あれちうり、カダヤシ、、そういうものがある、そして栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止ということを定めているのが外来生物法、なのですが、これも対象だと。
エー!!
調べてみると、、、。
「北アメリカを原産地とする。日本には1880年代に鑑賞目的で導入された。繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化などに利用されてきた。河川敷や道端の一面を美しい黄色の花々で彩る本種は、緑化植物としても観賞植物としても非常に好まれた。しかし、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止された。また、日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100に選定された。」(ウィクペディア)と明確に。きんのにわとりできんけいという なのに、、半信半疑、信じられない思いです。

日本への移入は1880年代と言うことですから、啄木さんが「花をかいきて妻としたしむ」としたのは、この花だったかも。
新緑のころに鮮やか、、、金の鶏とはよくつけたものだと言葉の達人を唸らせたのかもしれません。金の卵を産んでくれればいいけれど、、、と。

さて、英語名は「tickseed 」。「わたしは、種がいっぱい出来てダニのようにしぶとい花ですよ」といっているのに、「金のニワトリ」のようだと持ち上げられて広がったのです。そのあげく侵略的外来種ワースト100!優れた資質を有しているからと移入したもののそれは一面、他に持っている性質の影響力にあらためて気づいたということです。

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そうならその認識度、キンケイギクでブログをチェックしましたところ
■道路わきに 自生しているところが何箇所かあり、通行人を和ませてくれています。
■キンケイギクが 上機嫌な顔を見せています。
■今彼方此方の土手や空き地に色鮮やかに咲き誇る。コスモスに似た花で一面黄色の絨毯で埋め尽くす...。キク科の一年草。花言葉は「上機嫌、陽気」...其んな感じがピッタリな花です。
等と、実態は絶賛基調。

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ですから、拡大を制止しようとおもえば、学校、行政などをとおしただいきぼな啓発広報が必要だとおもいます。

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あまりにもかわいすぎます、、これを刈れとは、、(´・ω・`)。

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