ツワブキ
(↑ 丹後町高嶋海岸)
波音にまじって笛太鼓の音。
(↑養老 10/9 白山神社 かまどきよめの神楽)
丹後では、秋祭の音色とツワブキの黄色は一つ。
ところで、そのツワブキを
「ちまちまと した海もちぬ 石蕗(つわ )の花」とよんだ一茶さん。
これは頭をひねる作品です。
海を持っているのはツワブキ、その海は「ちまちま」としたもの、その海をツワブキはどこにもっているのか、それがちまちまとはどういうことなのか、どんな心情を詠んだのか、と。
「顎部に付いた露」それをもって「ちまちま」とした海と見立てたとの解説も見ました。
参考にはなります、海とツワブキを重ねられたことは、海岸部の里と林の境あたりから広い海をながめながら咲く花て゛あることをしっていての作て゛あろうことは想像出来ます。
本当に萼の部分に露はつくものなのでしょうか、
直感ですが、露がつくとしたら、ツヤのある葉なのではないかとおもいますが、そうならその場面を確認しなければ!
それにしても、ちまちまとした海、、、この表現、気になります。そこのところを一茶さんにきいてみたいところですが、携帯の番号、どなたか教えてくださいませんか。