宮津エコツアー · 森の竜宮体験~《神の神庫(ほくら)も梯(はしだて)のままに》~

森の竜宮体験~《神の神庫(ほくら)も梯(はしだて)のままに》~

命は森や村や海を巡っている ~みんなの力で丹後の森里海のつながりを豊かにつむぎ直そう~ 世屋の森から里、そして若狭湾、宮津湾に続く里山自然環境をステージにしたモデルフォレスト運動、その二年次第一回目!

① 人の暮らしと森
~旧海軍省見張り所跡と森の再生を考える~

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② 「丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域」縦走
~駒倉入山口→高山山頂→柳平三角点679m→(※ブッシュ藪漕ぎあり)→丹後縦貫林道

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雨が午後から!の予報が外れたのは想定外!

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感想①   極相林までに発達したブナ・ミズナラの森は深い深い緑の湖のようで、縦走、それは歩くことではなく、魚になって泳ぐようでしたよ。くわえて、若狭湾の展望。

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小鳥の鳴き声のシャワー、宝石のような小鳥、

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森の竜宮体験でしたよ、実に素晴らしい(⌒∇⌒)

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感想② コースについては縦貫林道までつながればベスト。それは、時間がかかるので、a 駒倉入山口→高山山頂→柳平三角点679m→上世屋・松尾棚田展望地→引き返して内山→小町公園 、
b 駒倉入山口→高山山頂→柳平三角点679m→上世屋・松尾棚田展望地→引き返してntt鼓ケ岳中継塔→縦貫林道
こういう整備が出きれば、利便性は格段に確保できます、、

さて、森の再生、コースの拡大、利便性確保、、なかなかのことです。

それでも、《神の神庫(ほくら)も梯(はしだて)のままに》 といいます、神庫(ほくら)というのは高く近寄りがたい所、梯とは梯子のこと、まま、というのは思いどおりに。
高く近寄りがたい所でも、はしごをかければ のぼることができる、つまりどんなに困難なことでも、適切な手段を用いれば成し遂げることができるという意味です。

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ご高齢ですが、与謝野町の㋔さん、昨年来のこのシリーズを7回連続で参加いただいています。海星公園のスタッフの皆さんも、研修として参加してくださいました、観光協会の若いスタッフも。
この橋、倒さないように頑張らないと、とおもいますね!

※この日の感想、海星公園のフェースブックでも、見ていただけます。「むっちゃん」の報告、転載させていただきます!

《5月26日木曜日、休園日を利用して、うみほし公園の奥座敷(?)「世屋」で行われたガイドツアー「森を深く知ろう」にいってきました。
ガイドをしてくださったのは、日本のガイド100人!のお一人、伊藤五美さん。
伊藤さんや、宮津せやエコツーリズムガイドの会の皆さんと共に、駒倉から高山山頂、そして柳平三角点、丹後縦貫林道を歩いてきました。
以前に同じスタッフでブナ林を歩いた時は秋。
その時とは景色も、風も、聞こえる鳥の声もちがっていて、同じ森がこんなにも違う顔をもっていることに驚きです。
ですが、それより何より驚いたのは、本日のツアーの後半。
ガイドはここまで!という後に歩いたルートです。
やぶこぎ、藪漕ぎ、ヤブコギ…。
最後は崖かという険しい道を滑り落ちるように歩いてきました。
実は私、今日は体調が悪く、歩けるかなぁと心配だったのですが、やぶこぎしている間にテンションアップ!楽しく、健康的な1日を過ごしました。
でもこのとんでもないルートおかげで、伊藤さんに教えていただいた植物の名前や特性をぜ~んぶ忘れてしまいました。
整備されたブナ林を歩くツアーもよしですが、それだけではなく、森の本来の姿を見るのは今日みたいな体験もあり!と思います。きれいなところだけ見ていてはわからないこと、感じられないことがいっぱいです。
そういえば、お昼ごはんのお弁当を食べたとき、鳥の縄張りに入り過ぎちゃったんだと思います。ずーっと、アカゲラが警戒の鳴き声をあげていました。びっくりさせてごめんなさい!
森の中には知らないことがいっぱい。
でも、その森が、川に里に海にとつながっていて、その間に私たちの暮らしの場がある。
深いなあ。自然は。
むっちゃんでした。》

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