晩秋の高山観察道からは落ち葉した梢越しに広く海と山を見通すことができます。
天橋立を隔てて向こうには大江山。
ところで、この山にはこんなお噺が「伝わって」いるんですよ。
、、、、、、、、、、、、、
昔むかし、おおむかし
山にまだ名前の無い頃のことじゃ、
山々の神様が寄りおうたおり、どうじゃ、一つ丈比べをしようじゃないかということになったんじゃな。
どうして比べたとおもう?
竹を使えばいい、そのころは、大きな大きな竹がはえとってな、それを割ってとよにして水を流す、流れたほうが低い、そういう理屈だわな、
それで、中でもせがたかげな三つの山の神さんが名乗りを上げて、それぞれの山の峰に竹のとゆをわたしたんじゃ。
それで、一目瞭然だわな、
その結果でまあ呼び合うことにしたんだが、一番高いのには、与謝の大山、、次に高いのには、丹後の高山、と付け分けた。与謝の大山は今は「大江山」とよばれとるわな、
そこまではすんなりいえるんだが、三番目のなの付け方に苦労した、鯨のように大きい山ということでいさなご山としたらどうだろう、そういわれたらまあ傷つかんわな、
、それぞれたたえ合ったということじゃ。
ほしてな、その峰と峰に渡した竹はな、山から海へ水がええように流れるようにつなぐのに使われたんじゃ。なので、竹野川というんじゃ!
その竹はな、宇川やくらはし川にも使われて今も水を流しつづけておるというぞ!
、、、、、、、、、、、、、、いちがぶらり、、、、※語り手は与謝の蕪村」さん。
九日予定の丹後里山ウオーキングッ第七回 紅葉のブナ林ウオーク、悪天候が予想されたため延期、あらためて16日にここを歩きますよ。
葉は落ちていても、別の楽しみを見つけられるのが山のいいところ。
お問い合わせは、お問い合わせ申し込みは、090-3162-4499 NDクッキングスクール川内まで。