Oh, the raging of many nations- they rage like the raging sea!
(↑ 丹後町 高島海岸)
海とその中に満ちるもの、世界とそのうちに住む者とは鳴りどよめけ。
Let the sea roar, and all that fills it; the world and those who live in it.
太陽と月と星に徴が現れ、地上では海がどよめき荒れ狂う。
Sun and moon and stars and earth and seas in an uproar.
さて、問題、文例中の「どよめく」は、「大きな音が鳴って轟く・響き渡るさま、あるいは、大勢の者が声を発して場が騒然となるさま」という意味です、これを漢字で書きなさい!
と言われたら、え!うろたえます。
響もす、あるいは、響動もす なんですって。
人を寄せ付けない怒濤、その音のすさまじさたるや、すべての濁音を集めてかけ算したようで、岩にしみいる、と詠んだ芭蕉さんでも手こずられるとおもうほど。
そんな様子を物陰で見ていると、波や木々の動きや音には強弱緩急があって多種多様、まさに「冬の海の響動曲」
主役は、一人、風、、、ですね。
そんな冬の海を楽しむ人あり、
上がってきた人に尋ねたら、
犬ヶ岬が衝立になって波が丸いのだそうです。