2012/06/22
7月8日予定の「世屋の夏を楽しむ草花観察会」を次のような内容で準備を進めています。
①集合 宮津市上世屋 「合力の家」
②内容
一部 お話 9;00~9;45
「日本の田んぼの今とこれから」~世屋で起ころうとしていること~
二部 植物観察
・ 棚田の草たち 10;00~12;00
【昼弁当 合力の家】
・ 渓畔 ・湿地・里山の草たち 12;45~14;20
(↑ ノビル)
さて、若い先生たちが集う職員室でのことです。
「これなーんだ」
ホウレンソウ! フキ !
「ブー!わさび」。
これがー?!
「囓ってみなさいよ」
かっらー!
今度の草花観察会、こういう若い人たちにきてほしいですね。(来るべきです!) ともろぎゆきおさんという詩人が、 「人生の草たち」という詩を書きました。
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これはハコベ これはアカザ これはセリ
母が教えてくれた草たちです
あれはノビル あれはヨモギ あれはツワブキ
幾度も食べた戦争の草たちです
オオバコ ホウコグサ ギシギシ キツネノボタン
母が歩いた道端で精一杯生きて黙って枯れていった雑草たち
あれがオオバコ それがイノコズチ これがスズメノテッポウ
どれも母が歩いた人生の草たちです
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「母が歩いた道端で精一杯生きていた雑草たち」は、今も私たちの歩く道端で生きています。
(↑ うつぼぐさ 夏枯草)
ともろぎさんは、13種をあげていますが、わさび(全草)をホウレンソウといった若い人がそのうちどれだけをさせるか、心許ないです!里の畦道の草たちの、その精一杯の姿に触れてほしいじゃあないですか。