宮津エコツアー · odani

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昔は行幸啓の休憩所でもあったと云われる由緒ある施設。

その風情を残しながら、時代の移り変わりを感じさせてくれる。

冬の寒い日などにみられる蜃気楼の一種。

天から降臨された神様がクツをぬがれたという神話の島「沓島」。ウミネコの生息地でもある沓島が、完全に浮き上がりました。

 

天橋立濃松 お手植え松 横からの沓島 12/3 13:12

12/3    13:14

天橋立船越 小袖の松 横からの沓島と冠島 12/3      13:34

12/1のブログで文珠桜山からひときわ目立つ紅葉を「ナナカマドの大木と断定」

再確認すると誤りでした。下部がナナカマド、上部がハゼノキでした。お詫びして訂正いたします。

 

写真の紅葉は上部がハゼノキ、下部がナナカマドの紅葉でした。

 

写真では手前の白っぽい木がナナカマド、すぐ左側の黒っぽい木がハゼノキでほとんど落葉

葉の比較 上がナナカマド(葉の途中から鋸歯がある)、下がハゼノキの葉

幹の比較(向かって右がナナカマド、中がハゼノキ)

ハゼノキの樹皮

普通は山地にあって紅葉を楽しませてくれるナナカマド。

天橋立では、うるし科のハゼノキの紅葉はよく見かけるが、ばら科のナナカマドは珍しい。

濃松の阿蘇海側波打ち際、松林の中にひときわ目立つ紅葉がある。現地で確認するとナナカマドの大木。

 

文珠桜山からもひときわ目立つ紅葉

 

目立ったのはナナカマド

須津峠への探検で「逆修供養塔」について教わった。

亡くなった方の供養は追善供養、生前自分の死後の冥福を願って行う法要が逆修供養。

西宮津ロードパークから須津峠への上り口に、逆修供養塔二基が立っている。同じ逆修供養碑が題目山にもある。碑銘は読み難いが宮津市史によると宗与と妙与と刻まれていて夫婦か、その娘かの逆修供養であろうとのこと。二か所の碑は施主が逆になっているだけで同年同月のものらしい。

西宮津ロードパーク起点の大黒山公園。

公園整備・宮津湾展望・林内通路整備は素晴らしい。道路からはいつでも遠望できるが、利用者の利便性と共に利用者数が気になる施設である。

 

もみじの広場

国道側展望

みはらし台

宮津湾と市街の展望

第二小天橋(現在は陸続き)からの展望所「みはらし台」の眺め

林内通路

起点終点 西宮津ロードパークへの陸橋

峠から急勾配の道を300m、平らな頂へ。左は文珠・右は通行禁止札。

峠まではうこぎ科タカノツメの黄葉、文珠側は同科のハリギリ・コシアブラの黄葉。

道標 ここから登る

急勾配 前日までの雨で足元が定まらないハリギリ 葉は日光を求めて重ならず葉柄の長さもまちまち峠から300m 最初の頂上

チマキザサが繁茂した道 整備にご苦労をかけたところのひとつ

コシアブラの黄葉

念願の天橋立

第二展望所(天橋立撮影場所右上のすぐ下)青葉山(693m)遠望根木出山(179m)三角点

 

根木出山を下って文珠へ文珠桜山公園から文珠地区展望

文珠地内が海であったころの街道「須津峠」へ、宮津美しさ探検隊のメンバーにお供。

起点は西宮津ロードパーク。須津峠まで0.8km。峠から文珠までは更に2.1kmの道がある。

使われなくなって久しい道は、石畳・階段・石垣・側溝・田畑の跡など往時を偲ぶことには事欠かない。しかし、孟宗竹の繁茂、倒竹木・草木等による進路妨害など整備がなければ通行が出来ないところ。今年ここを宮津美しさ探検隊のメンバーなど有志で整備されたことに感謝しながら登った。

起点の道標(宮津トンネル入口のすぐ上)

往時をしのぶ石畳

竹林と階段

途中にこんな光景も「ツチグリ」倒竹整備後

スギ林と階段

立派な石垣も孟宗竹の繁茂で膨らみが出ている

水田の跡

 

須津峠道標 文珠側へはここから直角に山道を登る。岩滝口駅側は未整備。

文珠地区は約12ヘクタールにも及ぶ海の埋立で現在がある。「文珠の歴史新田図」

阿蘇海沿いの道路はなく、須津方面との交流は海路や山越えであった。

 

国宝雪舟筆「天橋立図」(約500年前)現文珠集落はなく、入江として描かれている(智恩寺本堂の上側)

島田雅喬筆「天橋立真景図」1850年頃?右側に集落・左側今は「どんぶち」と呼ばれている海

新田検地一覧表

最近、タルイカ(ソデイカ)を獲ったという人によく出会う。

イカの寿命はほぼ1年 温かい赤道周辺で生まれ、暖流に乗って8月頃丹後の海に入ってくる。胴長10~20cmで来たものが、大物は胴長80cm、体重20kgに育つ。

元々暖海育ち、水温が下がると南海へ帰る。しかし、急激な水温低下対応が苦手らしい。帰れなかったものが宮津湾へ入って来て豊漁になっているようだ。

丹後では「タルイカが豊漁の年は大雪」と言われる。本当のところはよく分らないが、急激な海水温低下に対応できないイカ側の理由かもしれないとは、専門家の話。

 

天橋立の植生写真撮影中 たまたたま波打ち際にいたもの 胴長60cm(全長1m)以上 体重8.4kgを生捕りした。

砂浜に引上げようとした瞬間ホースのような口?から海水を吹っ掛けられたが、興奮の初体験。

これは更に大物 胴長65cm以上、体重10.2kg

最初のイカを知人に電話してプレゼント。受取りに来て帰り際に赤黒い浮遊物発見。

知人が捕獲用竿を持っていたから、波打ち際から4~5mのところを遊泳中を捕獲した。

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