昔は行幸啓の休憩所でもあったと云われる由緒ある施設。
その風情を残しながら、時代の移り変わりを感じさせてくれる。
文珠地内が海であったころの街道「須津峠」へ、宮津美しさ探検隊のメンバーにお供。
起点は西宮津ロードパーク。須津峠まで0.8km。峠から文珠までは更に2.1kmの道がある。
使われなくなって久しい道は、石畳・階段・石垣・側溝・田畑の跡など往時を偲ぶことには事欠かない。しかし、孟宗竹の繁茂、倒竹木・草木等による進路妨害など整備がなければ通行が出来ないところ。今年ここを宮津美しさ探検隊のメンバーなど有志で整備されたことに感謝しながら登った。
起点の道標(宮津トンネル入口のすぐ上)
竹林と階段
須津峠道標 文珠側へはここから直角に山道を登る。岩滝口駅側は未整備。
最近、タルイカ(ソデイカ)を獲ったという人によく出会う。
イカの寿命はほぼ1年 温かい赤道周辺で生まれ、暖流に乗って8月頃丹後の海に入ってくる。胴長10~20cmで来たものが、大物は胴長80cm、体重20kgに育つ。
元々暖海育ち、水温が下がると南海へ帰る。しかし、急激な水温低下対応が苦手らしい。帰れなかったものが宮津湾へ入って来て豊漁になっているようだ。
丹後では「タルイカが豊漁の年は大雪」と言われる。本当のところはよく分らないが、急激な海水温低下に対応できないイカ側の理由かもしれないとは、専門家の話。
天橋立の植生写真撮影中 たまたたま波打ち際にいたもの 胴長60cm(全長1m)以上 体重8.4kgを生捕りした。
砂浜に引上げようとした瞬間ホースのような口?から海水を吹っ掛けられたが、興奮の初体験。

これは更に大物 胴長65cm以上、体重10.2kg
最初のイカを知人に電話してプレゼント。受取りに来て帰り際に赤黒い浮遊物発見。
知人が捕獲用竿を持っていたから、波打ち際から4~5mのところを遊泳中を捕獲した。