陽か陰かといえば陰、表か裏かといえば裏、表か奥かと言えば奥、なんとなくパッとしないイメージの言葉をつけられて、実際に弁当忘れても傘忘れるなという気候も合わせて、じめっぽいなあと思うこともあるのですが、そんな地域に住んでいてよかったぁと思えるのが、春にこの花に出会えること。
おおいわかがみ!裏日本特有のの多雪地帯に適応した植物です。
丹後王国の「国花」だよ、あんたは!
世の中を騒がしている三億八千万円強奪事件。金の買い付け資金だったそうですね。
テレビが見せる金塊の山は、こんな色をしていました。
山吹色
「JISの色彩規格では「あざやかな赤みの黄」としている。一般に、バラ科ヤマブキの花のような赤みを帯びた黄色を表す伝統色名。平安時代から使われてきた。古くは黄色を表す言葉であり、また大判、小判など金の色を山吹色とも表現する。花山吹として襲かさねの色目いろめの名になっており、表は朽葉色、裏は山吹色など。晩春に咲き誇る花の色は美しい。」とコトバンク。
このヤマブキ、上世屋の入り口で迎えてくれています。

庶民は、花を見て気分だけでもリッチになりましょうか!
山吹そのものから黄金色の染め物はできなくて、タマネギの皮、古いところではクチナシの実を使うのだそうです。
松尾さくらを伝える京都新聞。
さてこの桜を見るギャラリーの皆さんはエコツアーの、上世屋の棚田跡を開墾し直してジャガイモを植えて、そのあと一本桜を見にいこうというプランを活用して貰った子育て協力グループのみなさん。

畑は、八人が入るとあふれて転げ落ちそうになるような小さな棚田です。
ここが畑になるのは、25年ぶり。
太いクズの根が入っていましたので、みんなが力を合わせてひっこぬき、いしころをのぞいて畝をつくってもらいました。
うえおわったあとお花見しながらお弁当をと松尾に向かった際取材して貰った写真なんです。
春の体験遠足でしたけれど、いい記念になりました。
さて、棚田跡地再活用ジャガイモ植えなど、まだ受け入れ可能なよち地はおおくあります、
ご連絡下さい。