宮津エコツアー · 山

久しぶりに杉山に・・・山はいつの間にか花満開、タムシバ、ヒュウガミズキ、クロモジ、ダンコウバイ、ミツマタ、キンキマメザクラなど、今が一番いい時

林道終点から歩いて40分、ナメラまで行ってきました。快晴の日橋立まではっきりと見えました。

 

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ナメラから橋立の展望と栗田半島

林道入り口から近いところには

DSCN1285ミツマタの花

ミツマタ(ジンチョウゲ科)の花が・・とても可愛い花です。

DSCN1353タムシバ満開

タムシバ(モクレン科)が今年は花が一杯ついてとても綺麗!!

DSCN1325タムシバ

タムシバアップ可憐な花です。

 

DSCN1280キブシ2

キブシ(キブシ科)の花も全開

 

DSCN1306クロモジ

クロモジ(クスノキ科)の花も地味ながら存在感をアピール

 

DSCN1323ヒユウガミズキ

ヒュウガミズキ(マンサク科) 杉山では特にヒュウガミズキが多いですね。

 

 

DSCN1372タムシバ遠望

林道から見上げるタムシバ遠景

 

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上宮津から見上げて、天然スギを取り巻くタムシバ

今日は花の杉山満喫でした。皆様も今のうちに杉山へどうぞ

 

「白砂青松 景観ピンチ 天橋立」

本日付の朝日新聞のデジタル版の見出しである。

記事には、白砂青松の松並木が「ブナなどの広葉樹によって浸食されている。」 と冒頭に書かれている。

しかし、天橋立の松並木にブナが自生しているなどということは、見たことも聞いたこともありません。多分、ブナ科の広葉樹のことを間違えられたのであろうが、大手のマスコミの記事であることが、誤報であろうとなかろうとどれだけ大きな影響を与えるかということを考えると、反論しないわけにはいかないと思い掲載しました。

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10回の連載で紹介しました、「どこどこ」上家透氏の「杉山は宝の山」にも出てくる弥太郎道を地図に落とすためGPSを持って先日歩きました。

タネ採りや材を運んだと言われる弥太郎道・・・・・3~4年ほど前にルートづくりのため道整備草刈などが為された。
出発は上宮津盛林寺の前から高速の下をくぐり古心にある薬師さんの横から登ります。

DSCN8557古心

中央民家のの左手より登ります。

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この道はお不動産にも行くので広い道になっています。入口から10分ぐらい歩くとお不動産と分岐になります。

 

 

DSCN1076久古さん

約30分ぐらい歩くと雰囲気のよい岩がたくさんある場所に出ます。

 

DSCN1078久古さん2

古びた植林の中を歩いて・・・・・

 

DSCN1080杉と久古さん 大きな天然スギを発見・・・・・300年ぐらいは経っていると思われる、途中切られたのが良く分かります。

 

DSCN1082林道で

約1時間30分で杉山林道へ・・・・・幻の滝のところが弥太郎道です。杉山林道には雪が15センチ~20センチぐらい積もっていました。

 

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林道から橋立を眺めて帰ります。 雪の林道からの橋立素晴らしい展望でした。

 

 

 

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。10回最終回

足をのばして杉山から宇野ヶ岳、赤岩山の稜線を歩く縦走コースも開かれ、歩くことができるようになりました。杉山への夢はさらに拡がります。
いまだ知られざる宝を秘めた杉山はこれからも多くの人々を魅了してやまないことでしょう。

DSCN8931杉山頂上

(杉山頂上昨年有志により頂上まで登山道が開かれた)

 

DSCN9551尾根を歩く

( 杉山頂上から尾根歩きで・・・・)

 

DSCN9549宇野ガ岳頂上

(宇野ヶ岳頂上)

皆様長いこと見ていただきありがとうございました。今回で終わりです。

 

 

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。9回

大江山スキー場に接して今普甲道、千年を超える元普甲道、、不幸・不孝を避けた嫁入り道、タネ採りや材を運んだ弥太郎道、舞鶴市西方寺平から宮津市今福を結ぶダイラ道などの古道ともつながり、近年有志による古道整備が毎年行われて、往古の歴史・文化にも触れる事が出来るようになりました。

 

DSCN0773街道から砥石山

(スキー場少し上の入口の今普甲道(宮津街道))

 

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(弥太郎道、古心から10分ぐらい歩いたところのお不動産との分岐)

 

DSCN1219ナメラより橋立

(ダイラ道より橋立と栗田湾展望)

・・・・・・・続きます。

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。8回

眺望は雄大で、上宮津谷集落、田圃、大手川、街道、市街地、宮津湾に浮かぶ天橋立、丹後半島、栗田湾、晴れた日には冠島・沓島をを望むことが出来ます。

 

DSCN8539上宮津谷展望

(上宮津谷展望所から)

 

DSCN9136宮津湾     (宮津湾と橋立)

DSCN7657栗田湾

(杉山作業道より栗田湾)

・・・・・・・続きます。

 

 

 

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。7回

杉山は岩がゴロゴロしている岩の山です。岩はカンラン岩で4億6千万年前のものです。ジャモンガン岩に変成したものも見ることが出来ます。杉山の中腹から里は花崗岩で、宮津花崗岩と呼ばれています。

 

DSCN7640蛇紋岩の前で

(カンラン岩の前で説明を聞く)

 

岩山のため雨水は地中に入り、水の流れは雨の時しか見られませんので、雨のあとだけ流れる「幻の滝}があります。また大きな岩が組み合ってできた風穴も数か所あります。

DSCN8781幻の滝

(雨のあと数日流れる滝)

DSCN9564風穴○

(尾根にある風穴)

・・・・・・・続きます。

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。6回

中腹から頂上へ群生する天然スギは、樹齢300年を超え、厳しい風雪に耐えて今も元気に生長しています。

DSCN1202天然杉赤岩山

(天然スギ)

 

雪の上で用材を収穫したため、京都北山のように、数本から十数本に株立ちし、個性豊かに語りかけます。その姿から「先手観音」・「天狗大杉」・「マンモス」・「頑張る杉」等々。

 

DSCN0892千手観音

(先手観音杉)

 

DSCN3738大杉上家透氏       (天狗大杉と上家透氏)

 

DSCN4284マンモス大     (マンモス杉)

 

DSCN0668岩を抱く杉          (岩を抱いてガンバル杉)

・・・・・・・続きます。

宮津美しさ探検隊発行「どこどこ」に掲載の「杉山は宝の山」上家透氏の寄稿をご紹介します。5回

夏はリョウブやノリウツギ、秋にはナナカマドの赤い実やカエデ類の紅葉で彩られます。

DSCN3788リヨウブ花○    (リョウブの花・・・・甘い香りが遠くまでする。)

0019ノリウツギ   (ノリウツギの花)

 

DSCN0824ナナカマド    (ナナカマドの赤い実)

DSCN7653コハウチワカエデ   (コハウチワカエデの素晴らしい紅葉)

・・・・・・・続きます。

 

 

今年は雪が多いと予報では出ているが、杉山は余り積もっていない。スキー場で10センチぐらい。雪&みぞれ予報で杉山へ出かけてきた。思いのほか天気が良くなって青空も出てきて霧氷も見られる。 スキー場から茶屋ガ成るまでスノーシューウォーク

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スキー場から林道へ出るとき綺麗な雪景色

 

DSCN0974霧氷気温が低いので霧氷が見られる

 

DSCN0979真っ新な道

途中までシカの足跡があったが谷のほうへ降りて行って・・・・行く手は真っ新な雪道

 

DSCN0987樹氷のトンネル

霧氷(樹霜)のトンネルを歩く・・・・綺麗だ

 

DSCN0995スキー場

スキー場まで戻ってきました。   雪上ウォークは疲れるけどほんとに楽しい!!

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