宮津エコツアー · トピックス

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今回のスノーシューウオークのぜひ見てほしい一押しポイント。

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(↑ 画面奥の尾根が上世屋内山ブナ林)

この景観 丹後天橋立大江山国定公園の中心部分の一つです。

さて、「国定公園」に指定されるには有している景観的特徴が独自であり、自然の風景地として傑出していると認定されることが必要です。環境省は、この一帯の価値と根拠を次のように述べています。
「丹後半島の中央に位置する世屋高原地区は、権現山、依遅ヶ尾山、太鼓山、金剛童子山、汐霧山など標高600m内外の山々に囲まれた世屋高原を中心とする地域であり、近畿地方では有数の規模を持つクリミズナラ、シデ等の落葉広葉樹林がみられ、四季の変化に富んだ森林景観を呈している。また、山間には希少な植物の群落や湿地、渓谷、滝などが随所にみられ、山頂部からは日本海を見下ろす半島ならではの眺望が得られる。さらに、近畿地方では貴重なブナ林や、国内希少野生動植物種であるアベサンショウウオの生息地が分布している。この地域は、このような多様で優れた自然景観に加え、棚田等の農地を含む山村、社寺等といった歴史・文化的景観も有している。」

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(↑ 画面中右寄りの建物が15日のお昼会場 木子ファームペンション)
そこで「丹後半島を中心とした海岸から山地に至る景観の連続性、利用の一体性を確保する観点から、これらの地域を一体的に国定公園として指定し」たと。

さらに、「当該地域の風致景観の維持と適正な利用の推進を図るものである。」と結んでいます。

ちょっと木に協力いただいて、、

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樹液の臭い、嗅いでみてください!
サロメチール!
木樵さんたちが疲れた体に貼り付けていらっしゃったのをみて、膏薬にしたんですって。この木、数が少なくて、レッドデータに登録されているんですよ。

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「近畿地方では有数の規模を持つクリミズナラ、シデ等の落葉広葉樹林がみられ、四季の変化に富んだ森林景観を呈している」と折り紙つきの世屋の森、そのど真ん中までを見せてくれるのは冬の積雪時。15日以外にもこ゛案内できます。お問い合わせください。

和歌山からの一行は、典型的な山おじさんと山おばさん(ガール)!世屋高原でスノーシューをというだけでサプライズなのに、2日間も。これはもうスーパーサプライズ。

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初日は、岳山若狭湾大観望コースを案内したので、2日目は、細川ガラシャ水土野観望コース。

まず装着 、もうご自分で。

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目的の林は、国営農地の先に。広い雪原の独り占め感はたまらない魅力。

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そして、林のなか。あるくのは木子と駒倉境の尾根。

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あれ、熊棚です!

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ドングリをたくさん食べて冬眠します。 けれどタンニンの塊のような渋ごと食べます。それでも腹を痛めない、それは秘密があるんですよ、このササいっぱいたへ゛るんです、このササにはお腹の調子をととのえる薬効成分か゛あるんですって、たから「クマザサ」。一冬終わって固まった物を出すのが一苦労。お腹の活動を盛んにするためにくまがまず食べるのがフキノトウ!よくできているでしょう(^.^)

純粋に木々やいきものと対話できるのか゛積雪の森の魅力です。

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そして、ガイドの会事務所兼ギャラリー。

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ここで着替えを兼ね休憩してもらい,伊根へいかれるのを見送って、任務終了。
今回のケースを参考にすると、『京阪神奈良和歌山→世屋高原でスノーシュー岳山コース→高原ペンションで泊、ブリ・蟹・蕎麦などを楽しむ→スノーシュー細川ガラシャ水土野観望コース→ガイドの会事務所兼ギャラリーで着替え休憩→ お昼 (日置地区蕎麦まるたん 和食系なんでも浪漫亭 オーガニックフレンチイタリアンビオラビット、伊根地区 道の駅油屋 海蔵寺精進料理など多数)→立ち寄り 竹林再生里山保全事業  焼き物伊根工房 ええにょぼ向井酒造 寅さん撮影場所巡り 篭神社 など。さらにお土産のお買い物なら、海鮮やまいちマルシェ橋立ワイナリーなど、さらに電車なら知恩寺門前で知恵の餅、なかでも吉野茶屋が今売り出し中!そして帰路』
この道、山おじさん山おばさんをターゲットにした冬の道になりますよ、というのが今回のガイド体験で実感したこと。

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冬の森も気合いをいれ、純白無垢の姿て゛迎えてえてくれました。くまもキツネもウサギも出演して、みんなでそれはもうスーパープレゼンテーション!

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それに応えない手はありません、関係者の皆さん、道を広げましょうよ、タッグを組んで(^.^)歩く人が多くなれば道が出来る、、、魯迅 といいます。

雪の森をスノーシューで歩いてみたいと和歌山からいらしたご一行。

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これから岳山・634mへ上がります。

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吹雪あり、世屋ブルーの青空あり、天候も遠来のお客さんを歓迎するかのようでした。

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(↑ 画面左のゆるやかな三角形の山が岳山)

~この間の写真はありません、安全登下山最優先、業務に専念しておりましたので(^.^)~

降りてきたら、夕日に染まる積乱雲が映える若狭湾!

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よかったぁ、無事に往復できて、、、。

さて、この雲の状態は、積乱雲が発達しているので明日は雪景色、楽しめますよというサイン!テレビでは「西高東低の冬型ですので大雪にご注意ください」と放送されます。等圧線の数をかぞえてるのもいいですがおもいきって飛び出してご覧になりませんか。ウサギやリスやキツネたちが今夜は動くでしょう。あすはその足跡が見られますよ。
※ちなみに今日のお客さんたち、高原のペンションで一泊、午前中はさらに雪の林をあるいて、その後に伊根をみて、大阪周りで帰宅というご予定とのこと。

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また、スノーシュー実施の場合は、低山といえども雪山、世屋ガイドの会では、利用人数に関わらずガイド複数対応で安全を図っています。安心してご利用ください。

木の周りが丸くすり鉢状に融けた穴。

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生きている木fは、樹液の糖度をあけ゛て凍結防止の対策をとっているうえに、黒っぽい樹肌は光りを吸収するので温度はあがります。そうすると木の周りから、雪が丸く融けていくというわけです。雪の森もすこし暖かい日が続くと木と雪の隙間が、大きく広がって、木の根が見えるようになります。ウサギやリスなどの森の生き物の住み処、隠れ家にもなります。こういう状態を「根びらき」と呼んで春への歩みとしています。

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(↑ うさぎの食痕)

さて、家族旅行村→岳山山頂→木子のコースを想定している2月15日スノーシューウオーク。ウオークといえども歩くのは冬の山、安全第一。ですから、大切なことはお客さんのさまざまな体力行動力を想定しその安全を、複数の目でさまざまな条件の時にチェックしてそして、スタッフみんなの共通認識にしておくこと!

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そのためには歩いて歩いて、,,(^.^)

①家族旅行村→岳山山頂 オーケー
②岳山山頂→木子 谷筋の見極めをさらに行う必要あり

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ところで、バック‐カントリーと最近よく言います。これは、back country。意味は「田舎。農村地帯。また、僻地。※」それってなんでもない、世屋の里のことではないですか、と言うことなら、「京のback country 世屋の里」、「宮津・天橋立のバックカントリー」という言い方も間違いではない(^.^)

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さて、「京のback country 世屋の里」の、バックカントリースノーシューウオーク、

このまま、根開きの穴が大きくなってもらう訳にはいきません、カムバック cold wave(^.^)これからのもう一,二度の寒波の訪れに期待します。

新雪の大江山スキー場から杉山林道

DSCN2468スキー場から橋立久古さん DSCN0987樹氷のトンネル DSCN0984霧氷
概要 新雪の杉山林道からスキー場上部へ条件が良ければ素晴らしい霧氷を見ることが出来ます。
実施日 1月~2月 午前9時30分~午前11時30分
所要時間 約2時間程度
集合場所 午前9時30分 大江山スキー場駐車場
受入人数 最少催行2人
参加料金 1500円(ガイド料、傷害保険、パンフレット等)
持ち物 水筒、雨具、スノーシュー(またはワカン)防寒着 山歩きできる服装(スノーシューはレンタルあります。スノーシュー、ストックセットで1,000円
お申込先 宮津市エコツーリズム推進協議会 上宮津杉山ガイド部会 久古直子 電話・fax 0772-22-4739

■集合場所 大きな地図で見る

スノーシューのちらしが出来ました。

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スイス村スキー場からみた半島山間部。

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木子は画面右上から左下へ流れるしろい平原。そのうえの尾根筋か゛岳山。そこをウオークします。

スキー場プランは幻にきえたけれど、おかげで守られたこんなに美しい森と景観、、あるくことができるのがほんとにありがたいと思えますよ。

ぜひご利用ください。

 

世屋のバス、カレンダーにしました(^.^)

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バスが里を引き立てるのか、里がバスを引き立てるのか

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小さな緑の山里には紅白のちいさなバスがよく似合います。

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ご希望の方、お分けします、連絡ください。※080-2517-6999

ちなみに利用可能な運行は1日1往復、
◆往路 傘松ケーブル下篭神社前発 12時23分 →  畑経由上世屋着 13時2分
◇復路  上世屋発 14時28分 →  畑経由傘松ケーブル下篭神社前着 15時10分

1時間26分で里山満喫ウオークを準備しています。喫茶休憩も里山メニューで。
乗って残そう里山バス! 里山は明日の私たちの灯、その火を消すわけにはいかんじゃないですか、

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ミニバス運行を暮らしに子育てに、そして観光に生かしていきましょう、、、

この足跡、誰のなんでしょう

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ウサギのではありません、山の生き物といえば、、、キツネ。うむ、、、キツネはこっちでしょう、、、

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ではタヌキ、、、、うむ、、、タヌキはこれでしょう、、、

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リス、、リスはこれでしょう。

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ふむ、、、、で、なんでしょう?

 

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おそらく、トリ。しかし、小鳥ではありません、こんなに深く足跡をつけるのは、、、(ホにゃララ)。答えは、2月15日に!

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さて、岳山スノーシューコースはなだらか道ですので、ウオークは保護者の同伴があれば、小学高学年からなら対応可能ですよ。先生の卵を育てる学校でも、学生さんたちに山に入り、森の言葉を読むことを勧めていました。
広島高等師範学校 (現広島大学教育学部) 山岳部 ”広島高師 山男の歌”
1.
同じ山への 憧れを 胸に抱いて 行く道は
教えの道ぞ 山男 広島高師の 山男
2.
人皆花に 酔うときも 残雪恋いて 山に入り
涙を流す 山男 雪解の水に 春を知る
3.
広島の山は 低くとも 夏は故郷の 山が待つ
岩をよずれば 山男 無我を悟るは このときぞ
4.
深山紅葉に 肩時雨 テント濡らして 暮れてゆく
心なき身ぞ 山男 ものの哀れを 知るころぞ
5.
街の乙女ら 想いつつ 尾根の処女雪 蹴立てては
シュテムボーゲン 山男 浩然の気は 止み難し
6.
同じ教えの 道を行く まぶたに浮かぶ 山の道
道は一つぞ 山男 広島高師の 山男

(神尾明正 作詞、武山信治 作曲)home.hiroshima-u.ac.jp/miyajima/Yamaotokomusic.html
スノーシューウオークは自然の言葉を読む力も育みます、森育、山育、、雪育、、「子ども時代の好奇心が未来への扉を開く!※」と昆虫学者・高家博茂さん。
親子で参加いただいたら楽しい思い出になるかも(^.^)

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ちなみに「虫博士の育ち方仕事の仕方」本の泉社刊)著者高家博茂さんは大宮町出身。元多摩動物公園昆虫飼育係長。1941年生まれ、昆虫に関する書籍やテレビ番組の監修、ラジオ番組への出演など幅広く活躍。「私の頭の中はいまも子どもの時のままです。好きなことをさせてくれた両親と家族にはほんとうに感謝しています。末筆ながら、子育て昼夜子どもたちを指導する立場の皆様へ。子どもの好奇心を大切にしてください。興味を持ったものについて、もっと知りたいという気持ちが学びに繋がっていくのです。」

さて、幸いなことに穏やかな年の暮れ。今年一年、道の無いところを歩いていくような一年でした。

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皆様にはたいへんお世話になりました。雪の上に刻む足跡は残りませんけれど来年も道なき道を歩きます(^.^)

良い年になりますよう心からお祈り申し上げます。

舞鶴湾か゛雲海に沈んでいます。

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(↑ 12/28)

朝の冷え込みのきつい日は、よく晴れます。

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(↑12/28 滝上のブナ)

晴れて曇って 雨や雪、そしてまた晴れて、、、さて岳山スノーシューウオーク2月15日、どんな天気のめぐり合わせになるのでしょう!

イベントは、企画するときから気象予報に目が離せない日々が始まります。山に関わる企画はとくに、、、好天がいいに決まっているけれども、悪天候のときも。

好天の時にはお客さんに説明はいりません、

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説明がいるのは悪天候の時(^.^)

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(↑ 12/26 下世屋 )
気圧の高いところ低いところが出来て、、ベルトのように動かしていく、それは風なんですね、偏西風という。今日は気圧の低いときにあたっちぉいまして、、、、それにしても、スケールの大きい大気の移動の原因は、太陽があるから、、、、お日様に照らされた海の上には軽い空気が出来て、それは水素風船のように浮き上がって、天に昇り出すけれど上空で冷やされて下降しはじめて、地球はコマのように自転していますから、、、。
吹雪いて暴風雪のような日になったら、 西高東低つまり、西に高気圧その風は時計回り、東に低気圧これは反時計回りの風、時計回りと反時計回りの二つの風が協力して日本の上空に引きずり出すのが北にあるシベリア寒気団。それでこんな雪になった、、

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などと気象解説をつなぎ合わせ、ともかく風の神様とお日様のせいにして、その機嫌を損ねたのはガイドの精進が悪かったからとひたすら申し訳に徹する、、、それしかないです!

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ありがたいことに観光プラットトホームには、予約が9人とか、そんな訳で、、いまから精進します。

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2月15日か゛天気にめく゛まれますように(^.^)

白銀の世屋の里・松尾からみる若狭湾。

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逆に海岸から見ると雪のあるのは、上約4分の1。

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1枚目の写真の撮影は 2014/12/28 10:58。二枚目は、 2014/12/28 10:19。

つまり、時間差は、39分。

雪のあるなしは気候帯の違いを表しています。
下部の雪のないところは、暖温帯。 カシ、シイ、クス、ツバキなどの照葉樹が生えています。

いっぽう、松尾たんぼから上の雪の世界は、冷温帯 。

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ブナ林やナラ林があり、カエデ、シナノキ、トチノキなどもはえています。夏緑広葉樹林ともいわれるようにみんな夏に緑の葉が茂り、落葉して冬をしのぐ樹たちです。

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スノーシューウオークはそんな森からの特別招待状。春夏秋には入れないところまで入れてくれるからです。

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上の写真、谷は木子・なべ淵、正面の山は太鼓山の頂。このポイントからの景観は、おそらく、丹後半島の最も奥深い世界です。

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雪の下には春を待つ森の仲間たち!

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たくさん食べてくクマ君はいまは冬眠中!

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丹後世屋スカイツリー637mにあなたのストック、立てませんか。

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あなたにとどける冬の森からの特別招待状、ぜひうけとってください(^.^)。

※ 岳山スノーシューウオークの予定は2月15日。

申し込み問い合わせは
◆天橋立ユース・ホステル  0772-27-0121
◆天橋立観光プラットホーム 0772-45-1135

主催 宮津世屋エコツーリズムガイドの会   (事務局住所 京都府宮津市上世屋432 ℡080-2517-6999)

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