宮津エコツアー · 5月 2012

5月 2012

2012/05/25
道ばたに標語の立て看板。天橋立を校区にするF小のPTAなのでしょうか。「心持ち橋立のごとくまっすぐに」。横一文字観大内峠展望台の視点です。確かにまっすぐです。
ところが、上から見るとまっすぐではない、弓なりにも見えます、いろいろに見える、そこが橋立の良さです。このときどう言ったらいいんでしょうか、「いいんだよ少しぐらい曲がったって。」よくないよくない!
けど朝日天声人語」2012/05/25「人は一生の間にどれくらい罪を犯すものだろうーと、故井上ひさしさんがユーモラスな筆致で書いていた、と。彼もいろんな罪を犯して大人になったと。たとえばスカートめくりなど。そんなことをトータルすると犯した罪は、総刑期50年を超すという。

それはそうと世屋の里にも、天橋立。

あれからひと月、自然の掟で仲間たちは去り、毛虫たちの脅威にもさらされながら、前進するのみ。

日置の浜にハマヒルガオの花。天橋立でも、いまが盛り。花言葉は 「絆 賢くやさしい愛情」 ゴミの中でもお構いなく清濁併せて愛一筋。

コウイカの産卵場である天橋立のアマモ場を、陸から確認。魚類やイカ・タコなど頭足類の産卵場所、幼稚魚や小型動物の生息場所として、天橋立はきれいな海であることの証明でもある。浜に打ち上げられた葉の様子から、日本で最も長い植物名とされる「龍宮の乙姫の元結の切り外し」というロマンチックな別名の持ち主でもある。ただし、写真の写りがよくないのは、乙姫さんあなたのせいではありません。悪しからず。

下の写真  アマモは中央のグリーン部分から、陸側の白いシート(乙姫さんが最も嫌う人間の仕業の畳一畳分ほどのホワイトシート)辺りまでです。

2012/05/25
世屋高原で群舞しているウスバシロチョウが、朝日新聞によって紹介されました。一方、大分あたりの海岸では、すなびきそうの蜜を吸うアサギマダラの群舞が見られるとのこと、南西諸島からの北上が始まっています。どこからどこへ、何日でどれくらいなどアサギマダラの渡りについての実態は、マーキングという方法で情報交換(アサギマダラネット)が進み、ずいぶんと明らかになっているようです。


(↑ 林道 10,10,3)

よくしらべられるなと不思議だったのですが、おもしろいのは、その捕獲手段。聞いてみると、「白いタオルの一方をつかんでぐるぐる回すとアサギマダラが寄ってくる」というのです。そんなこともあって、夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるという行動形態、また直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200 km以上の速さで移動した個体も確認されたといいます。
それにしても、渡りには危険が伴います。しかも、これ見てくれ、といわんばかりの色。国蝶の有力候補にも推薦されたそうですよ。ここに逆手の発想があると言います、間違ってもあいつを食うな、心臓麻痺を起こしたくなければ、渡りを可能にしているのは、目立つ色と体に秘めた武器、つまり毒。その成分は、アルカロイド。彼岸花にも含まれているものです。それを含む草を、幼生は食べ、それを含む花の蜜を成虫は吸うのです。それが、ガガイモ科の植物だったり、サワヒヨドリやフジバカマだったりするというわけです。間違ってもあいつを食うな、心臓麻痺を起こしたくなければ!これは、ウスバ白蝶が氷河期から生き抜いた知恵と共通します。


また、白いまわるものに寄る、どんな体験がすり込まれているのでしょう。何が渡りに駆り立てるのでしょう、不思議です。ちょう語がわかる方、教えてください。


(↑ 手前 フジバカマ )

さて、それはともかく、世屋高原を訪れるあさぎまだらを迎えるために、フジバカマやサワヒヨドリたちが世屋高原休憩所で成長を始めています。この子たちと一緒に白いタオルをぐるぐる回して迎えてやりたいと今から楽しみにしています。ちなみに、アサギマダラの、アサギとは、「浅葱」。青緑色の古称なんだそうですね。

 

2012/05/24
店名どうり、宮津湾の西側の海岸にたつ。向かいは、栗田半島、漁村田井。開店以来30年。丹後半島観光のお立ち寄りスポットの老舗中の老舗。


マスターは玩具コレクター。店はコレクション展示を兼ねる。マスターのこだわりは昭和30年代。あちゃこ、ひこうめん、ぽんぽんじょうき、月光仮面の仮面、その年代へのこだわりを私はわかる。戦争の時代の世代がせんそうを知らない世代に希望を託した時代だからだ。
しかし、新たな戦争は芽を出していた。マスターの挑発なのだろうか、コーヒーの深い苦みが、胸をかきむしる。私たちは、どう時代と向き合ったのだろう、真剣にいきたのだろうか。


マスターはしたたかに計算している。甘い砂糖とまろやかなクリーム!あんたはよくやった、そっといやしてくれる。もう少しがんばってみよう、あの鉄腕アトムのように。


必読とか必見とかいう言葉はある。必訪という言葉はあるだろうか。なければ新たに辞書に登録してほしい。団塊世代、必訪の店。奥様と、あるいはおまごさんと。


世屋の里は、ここから八キロ。アトムが蘇らせたかった命の世界が息づいている。

本日 午後1時過ぎ
上世屋棚田の代掻き仕上げ風景です。
いよいよ26日より田植え開始です!

5月23日ツアーのお客様無かったですが、上宮津の夢会議の皆様と総勢11名タニウツギ
満開の杉山林道を歩きました。入り口から終点までタニウツギに彩られ素晴らしい景色でした。

 満開のタニウツギ・・・・茶屋ガ成るにて

杉山花の季節第2弾で、いろんな花が咲いていました。

ヤブデマリ(スイカズラ科)

アジサイみたいな花をつけますが、アジサイ(ユキノシタ科)
とはちがいます。少し湿ったところが好きです。

ナナカマド(バラ科)


秋に赤い実をつけます。林道終点近くにたくさんあります。

車で林道終点まで終点には、丁度森林組合が材木を出されているところでした。


たくさんの材木でビックリしました。

  林道終点より天橋立

   タニウツギと橋立・・・

天然杉の近くを通り・・・

終点より歩いて15分出会いより風穴方面
ガマズミ(スイカズラ科)

ここにも白い綺麗な花が。


トリガタハンショウズル(キンポウゲ科)

半鐘ににているからこの名前がついたとか・・・・

今日の参加者の皆さん

風穴の前で・・・ハイチーズ
YOU-tube春の杉山にも風穴出ていますので見てください。

帰り藤の花が目につきました。いつもは木に絡んで絞めるので
嫌いですが、このときは綺麗でした。

最後にアップのタニウツギを!!

2012/05/24

エッエムさん、すぐ行ってください、ロッローソンに、
(なんですいなまあ 息を切らしておちついてゆうてみにゃあな)
のんきげなこというとったら売り切れますで
(売り切れるって新商品でも出したんですか)
シンブン シンブン
(新聞!家も新聞なら取ってますで、)
その新聞が違う!いうとったでしょうが、A新聞もとんなれちゅうて
(ガイド料が入るようになったら取らんことないけど)
さあ、そこそこ、ざくざく入ってくる話!Mさん ウスバシロチョウの勉強勉強!
(ウスバってあかねの丘にとんどるやつですかいな、)


それそれ、A新聞にとまって、じゃない のってる すぐ行ってつかまえてじゃない、飼ってじゃない、買ってください、

2012/05/24の「朝日」アットワンスーゴーツーザローロンローソン!
・・・・お後がよろしいようで、、、

2012/05/24
草刈り機の音がやんだ、
かわって沢の水音が聞こえてきた。
草笛のような鳥の声もした、

さくっさくっ 音がし始めた
照美さんが、畑を打ちはじめたのだ

あっちにいたと思ったのにもうこっちの畑だ

いそしさはおばあさん譲りだ
雨をみない日が続いている

さくっさくっ

音がかわいている
水の音と鳥の声と鍬の音
世屋の里の音

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