宮津エコツアー · 9月 2012

9月 2012

2012/09/24
雲を突き破り空を切り裂く光り。16,45

夕照のコスモス。  17,01

秋の日暮れは、光りを楽しむ時間。17,45

 

 

 

2012/09/23
棚田の美は畦の曲線にありといったのは、今森光彦さん。

恐れながら,もう一言付け加えさせてください、刈り跡の稲株の曲線も棚田の美。

誰でも描けるものではありません。
そばの花をみるTさん、

60年連れ添われたご主人を見送られました。数日前のことです。ご主人は 昭和三年うまれ、享年86歳、生涯丹後の山を離れることなく、芸達者で、懐が深く地域の暮らしを支えてこられた芯の強い方でした。


この曲線を作れる里人がまた一人旅立たれました、、、。

2012/09/23

山の実が少ない年です。ヤマボウシやサルナシ、マツブサなど液果の類は全く見当たりません。溝口さんも「こんな年はしらんなあ!」と。ただしクリのイガは多いように感じます。
一方、里の方ではそれなりに種をつけているのではないでしょうか。

時動く ウバユリの鞘 ウドの種 、、、、  とりあえず五七五。

ウバユリのさく果にぎっしりと詰まる種は、風で飛び広がります。

湿気の絶えない所が好きです。そんな好きな環境を見つけるのは大量の実を風で撒くのがいいと決めたようです。

ウドの根は、打ち身の湿布薬にしたそうです。

効き目は抜群ですぐに「ウゴ」けるようになったというので、「うど」としたというのですが、それって、親父ギャグ?

 

大天橋ではここしか見当たらない すいかずら科サンゴジュ。

花は枝先につき円錐状。実が赤熟、珊瑚のように美しくこの時季よく目立つ。海水浴場近くの店舗横、観賞用に植えられたもののようだ。「おいしそう! ブドウみたい」とは、若いカップルの立話。

2012/09/23

下世屋、瀬戸川橋のそばに地蔵様。

向かいの家から、世屋川に降りる道に祀ってあったのをここに移したとか。
お鼻がすり減っていらっしゃいます。

元は鼻筋の通った端正なお顔立ちたったとか。なので、花を供えてお鼻をなでれば、すらりと鼻の高い美人になれる、と言い伝えられたからだといいます。

いつのころからか、は分かりませんが、季節の花が絶えません。

また、すぐしもの瀬戸川旧橋は、大正年間建設の石作りアーチ橋です。

 

2012/09/23

毎週土曜は京丹後市谷内ファームの朝市。地元のおばあさんたちで運営されています。

フォト取材しました。

開店前、集まって、お目当てのものに狙いをつけて待つお客さんたち。

たかのつめ,買っとこ!

芋づる、あれは美味しい。

うちのダンナは、ネギと豆腐があったらええねん。

7時。

一斉にお目当てのものに。
玉入れ競争ならぬ、籠入れ競争。

価格は特別品以外は一束、一袋100円。例えば、大玉ジャガイモ五つ。大型マンガンジ20個。


おもしろいのは、「うちら年金、使ったことない」と意気盛んなこと。

始めて17年、最高齢90歳!

恐るべき「婆力ばりき」。まさに、地域の活性化は、「おばあさん起こし」。

下りの特急が通過する頃には、ほぼこのとおり。その時刻、7時20分。

 

2012/09/23
種まきして一ヶ月、そばが花時です。

(?)ヒョウモンが、せっせと受粉に協力。

そばは、ミツバチも大好きです。

里のススキもいいものです。

庭先のおもてなし花、コスモスに、黄アゲハ。

シシウド等セリ科に産卵します。

明日はお彼岸、

ツルボが盛りです。

 

2012/09/23

自然との共生、持続可能な生活スタイルを各自が見つけ、作り出していこう!化学肥料除草剤殺虫農薬を使わない食への信頼、そんなことを課題にする飯尾醸造田と合力の会の棚田経営は、一般の皆さんに、田植え、草刈り、稲刈りなど農業体験を開放して営まれています。


22日はそれぞれの田に子どもさん、グループ、若夫婦、農業ガール、青年など多様な皆さんが参加し稲刈り稲架け。


稲を刈る手際の良くなった少年、

初めて稲木に登る人、

声をかけ合い、褒めあって仕事が進みます。、

笑いも絶えません。


ここには現代の仕事の「孤独」はありません。まさに農体験によるデトックス。

参加数、それぞれおよそ20~30。それと秋の「行楽客」を当て込んで、なにやら、、、。


和子さんも、裏の畑から、ナス、マンガンジ、キュウリをぼって出してくれました。

形は不揃い、表面は傷ついています。しかし、世屋の野菜育ての達人が世屋の日差しと風と土と水で育てた命の作品です。好評完売!

 

2012/09/22
九段稲木による稲木天日干し乾燥は、丹後の秋の風物詩でした。

刈り取りと乾燥は、山登りにたとえるなら、米作りの九合目、

目の前の頂上にむかって、急がず、じっくりと登る稲木架け、
上世屋など一部がその伝統的な乾燥法を伝えます。


稲束の重さを楽しむように稲が架けられていきます。

 9月20日(水) 曇り空でしたが、久々に高山ブナ林ガイドウオークが催行できました。お客様は山ガールのお二人、それに上世屋で研修中の中国・四川の女子大生、ガイドKさんとアシスト私<midorimushi>の5名です。

登山口でレクチャー

ヤマジノホトトギス

暑くなくて気持ち良い森林ウオークの始まりです。最初に目につくのはヤマジノホトトギス。

花の斑点が、野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることから「ホトトギス」の名になったと言われていますが、ピンぼけで何ともお粗末、ごめんなさい。

ニガクリタケ

キノコもすごいです。さまざまな形や色のキノコがいっぱい目立ちます。これは大きくりっぱなニガクリタケ、うまそうですが毒キノコです。食用になるクリタケに似ていますので、要注意。

ジョロウグモの縦糸

我が物顔に網を張っているのはジョロウグモ。縦糸を分岐させる少し変わった網を張るようです。

ジョロウグモの横糸

それで、ジョロウグモの巣は、横糸の長さ(縦糸との間)が巣の中側と外側であまり変わらないのが特徴とのこと。

雄グモは小さくなって(^o^) 上の方にいます。うっかりすると雌グモに食べられてしまうので、交尾も命がけとのこと。雌グモの脱皮直後とか食事中に恐る恐るのようです。

府下最大の大ブナ

幹周り3.65mの京都府最大の大ブナも気持ち良く迎えてくれます。

歩く途中には、数日前の大風によるのか、ミズナラのドングリがたくさん落ちており、ドングリ駒を作ってみました。

高山山頂では、チマキザサの葉っぱをお茶にしていただきました。少人数だったので、灯油バーナーと我が家の井戸水を持参しました。葉っぱが少なかったのか、出し方が弱かったのか、ほんのり上品な笹茶で一服し、下山しました。

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