宮津エコツアー · 9月 2012

9月 2012

2012/09/09
サンショウモと蛙とコナギ、

この光景は、京都府では、現在世屋の棚田だけでしか見られません。正確に言うと合力の家の庭。

生育観察している盥の中に、トノサマガエルが飛び込んでいるのです。
サンショウモの感触を楽しんでいる風情。こういう光景が当たり前だったのです。「懐かしいなあ」とつぶやいているようでした。
さて、盥観察のサンショウモ。よく増える、と言うのが実感です。繁殖力旺盛!といってもいいでしょう。それなのに、姿を消していった!なぜなのでしょう!


仮説①サンショウモはシダの仲間です、胞子で冬を越します。そこでまず考えられるのは、その生命力のか細い段階で除草剤に触れたため。
胞子に農薬が影響するのかどうか、今後は、除草剤成分を混ぜた水、混ぜない水などに分けて、その変化を見る必要があります。
盥の中のカエル君に、そういうことだ、といってやりたくなりました

2012/09/09
出来はどうですか?
「ええで、天気がよかったでなあ。」

世屋の棚田の稲刈りが始まりました。

色づいた田は光りを浴びて黄金色。

一番刈りは、宮の下の達夫さんの田から。刈るのは使い慣れた小型の稲刈り器。束ねてくくってくれます。隅っこは手刈り。
乾燥は、九段の稲木に架けます。

約10日。茎にまだ残っている栄養分も種に送りながら、世屋の風と天日が、じっくりと乾かして食味をましてくれます。
山から湧きたてのミネラル豊かな一番水、昼夜の寒暖の差、粘土質の土、世屋の棚田は、美味い米の三要素を満たします。そして、低農薬。この田には絶滅危惧種の「まるばのさわとうがらし」が生育しています。
今年も分けてもらえるか?
「どれくりゃあいるでゃあ、」
去年並。
頷いてくれました。世屋の棚田の米は、みな天日はさかけ。ちなみに南魚沼天日干し米は、2kg2400円、送料別。違いはブランドだけ。希少品のお買い得です。頒布価格は応談。お問い合わせは、
世屋・高山ガイド部会 安田(090-7346-4639)まで。

隣の畑では、ソバ。稲木の稲が空いた次にに架けられる予定で育っています。

小天橋運河側の小群落  個体差いろいろ(9月7日)

子どもの頃は、お盆を過ぎると海に入ってはいけないと言われた。

クラゲが出る、波が高い。川では「ガタロ」(カッパのことか?)が出る。

真夏日が続く毎日、この気温も時代も変わってきた。

 

いずれも天橋立 9月7日のひとこま

2012/09/09

三位決定戦に臨んだU20なでしこ、ドイツ戦の完敗を引きずらずに戦えるか、

三万人に迫るサポーターの一抹の不安を吹き飛ばす熱いプレーで、

(↑ 関西TV)

フィジカル、スピードに勝る難敵ナイジェリアを破りました。
期待を力に変えるたくましさはなでしこジャパン以上かも。


(スポルト)

オリンピック金メダルへむけ、ナデシコ街道を拓くことを宿命づけられているなでしこジャパンの

新しい戦力の確実な誕生を告げた大会でした。
そのナデシコ街道の道端を飾るのは、世屋のナデシコ!

(↑ 種採取  ↓ 配布セット)

これだけ恵まれた地道の自転車通学路が他にあるでしょうか!

松籟(しょうらい 松風)、朝日、森林浴の三拍子揃った登校路。

60年前の体験を想い出しながら、思わずシャターを切りました。

2012/09/07

大宮町奥大野 奥大野バイパス付近。

内山ブナ林を見ることができるのです。真ん中の巨木はクスノキです。その下には薬師さんがまつられています。バイパスのサルスベリ並木が加わって引き立ちます。内陸部なのに、大きな視野の中に人工物を入れずに空、山、雲、木、花を納めることのできるアングルを気に入っているところです。バイクが走っていきました。

ふるさとの山にむかいていうことなし ふるさとの山はありがたきかな 石川啄木

ふるさと景観のひとつです。

 

毎日新聞に世屋のナデシコの記事が掲載(H24.9.5)されましたら、すぐに反響がありました。

日本のカワラナデシコを育てたいと、すでに5人の方から丁寧に欲しい理由を書いていただいた手紙が届き、今、発送の準備をしていただいています。

世屋のナデシコが各地で花を咲かせるのが楽しみです。 <midorimushi>

世屋のナデシコ・・毎日新聞記事

2012/09/07
なくなった叔母はヘビ恐怖症、硬直して気を失うほどでした。

ですから、この続きはみないでください、そういうタイプの方は。、、、、、、、
しかし、この組み合わせ。これはニュースです。私が華道先攻の師範なら、「特優」の評価してやりますよ。

U中の職員玄関に飾ろうと思ってと、白い花をつけた蔓草を
もってこられたT 。
なんて花ですか、


「せんにんそう」。
近くにこんなのも、シマヘビの抜け殻。そこで、喚声。
見せていただくと完璧な皮。


「ヘビは福の神のお使い、天然ものなど滅多に拾えるものではありません。ラミネートして金庫に入れておけば、毎月貯金通帳の桁が違うほど入金請け合いの代物。こりゃあ一万円は下りませんぞ、」
買ってくれます、
「いやいや、ちょっとー、」
そんなやりとりがあって、帰りぎわ。

「今でも、伊根の菅野、、宮津の今福の里の入り口でわら作りの大蛇が悪霊の侵入を見張ってくれています。きっと不審者を撃退してくれますよ。
こうですか

あかんあかん  子どもが目を回すかも。、、、というわけで、撤去!

それにしても、U中は、いい学校です、保護者もしっかり見張ってくださっています。

子どもがのびのび育つはず。

ちなみに、 ヘビ、皮は細胞分裂しません、古い上着よ、さようなら!成長するのに脱皮が必要。そこが不思議だと蘇りのシンボルとして、あがめられているのです。

 

2012/09/07

足下から飛び立って小飛行して近くの叢に。止まったら、素早く草陰に隠れます。


イナゴがどっこも多いです、旱天の年は多発生すると言います。おかえびといって食用にしたのは過去のこと、農薬使用も控えめです。
イナゴでも、2タイプいます。ちょっとお尻 みせて、

ははー、腹から羽が出でいますね。ほら、ツバメの尻尾のように。ハネナガイナゴです。
植物でも、モミジイチゴとながばのもみじいちごと区別しますよね。一般的に分布しているのは、羽が腹部より短いコバネイナゴ、と言われているんですが、

世屋のイナゴは、ハネナガですね。

« Older entries § Newer entries »