宮津エコツアー · 10月 2012

10月 2012

「丹後半島分水嶺 世屋高原・ブナ林縦断 紅葉トレッキング」

宮津市と京丹後市をまたぐ広域ウオークです。海・里・山が一つになった丹後の里山を堪能ください

要項

■ 日時   2012年11月11日(日)
■ 集合  五十河・小町公園 8時30分
※ マイクロバスで出発地に移動します
【コース】                                                                                 ・
下世屋~松尾田んぼ~高山・内山ブナ林~内山ブナハウス  ・
発 9;00                                  着予定  15;00       ・
(~五十河・小町公園)  標高差 550m 距離 約10Km              ・

丹後半島高原部を下世屋から高山まで、宇川、竹野川、世屋川、三川の分水嶺を縦走、五十河小町公園へ下ります。下世屋から松尾田んぼの道はガラシャ夫人隠棲コースとされます。龍渓を渡る石作りアーチ橋、一本桜付近からの若狭湾パノラマ展望、岳山湧水田んぼ、天の橋立を遠望する北近畿随一のブナ林など見所いっぱい。

【利用料金】 一人2,600円 (保険込み、秋の世屋弁当・お茶付き、マイクロバス)
【募集人数】 20名 最少催行 6名  小雨催行
【参加受付】 11月4日まで
【申込先】  宮津市エコツー推進協事務局 ℡0772-45-1625
天の橋立ユースホステル   ℡0772-27-0121

主催;宮津市エコツーリズム推進協議会・世屋高山ガイド部会

 

美しいきもの姿。日本人のこころを彷彿とさせてくれました。

2012/10/14
三郎さんの山の畑。

ダイコン、ネギ、白菜など冬越しの野菜に交じって赤い花の蕎麦が満開です。

ソバの花は白、と言うのが日本ソバのイメージ。

しかし、原産地ヒマラヤ地方ではピンクや赤色のそばが普通にあるということ、それを品種改良したものが「高嶺ルビー」として、栽培されているのが、このアカバナソバ。ミゾソバのようなピンクの花です。


三郎さん!
「世屋の棚田の放棄畑にどうだ!」ということ?

ちなみにこのアカバナそば、木子分かれ付近で見られます。

 

2012/10/13
熊胆(のうたん)とは胃薬として著名なクマの胆(い)のこと。
では、龍胆(りゅうたん)、リュウの胆(い)とは?


リンドウのことです。乾燥させた根は食欲不振  消化不良  胃酸過多・胸やけ等に薬効があると言う生薬。
その苦いことといったら、熊の胆嚢を干した熊胆を凌ぐほどなので「龍胆」。

(↓ 10.13 松尾)


里山の花リレーのラストランナー。

秋空の青さを吸収したような濃い青紫色の花は、野趣に富んでいます。

 

2012/10/13

秋、「あき」は「あかきみ」が語源だという説があります。

つまり「赤き実」。

その秋と言えば、空。秋晴れの空。

掃くような雲の高さは一万メートルを越します。

雲は南東に延びていきます。北西から風が吹いているのです。

ちなみに秋の空が青く澄んでいるのは、冷えた大気が入り定期的に雨を降らせ、波長の短い青い光りの通過をじゃまする蒸気の発生を押さえ、チリを洗い流してくれるため。


景観を妨げる人工物のない世屋高原は、秋の空と雲を見るエコスポットです。

 

宮津には古道が二つあります。1つは江戸時代に参勤交代に使われた宮津街道。もう1つは
千年の古道元普甲道。今日は(10月10日)千年の古道元普甲道を歩きます。
福知山市の棚田で有名な毛原から峠越えして辛皮へ出て杉山を越え茶屋ヶ成から上宮津金山へ出ます。

毛原峠にある袈裟切り地蔵

岩見重太郎がかたき討ちを果たし、帰りに追っ手に待ち伏せされて争った時に刀があたりきれ
たといわれる袈裟切り地蔵

毛原峠を越えて辛皮に出てきました。

辛皮へ

辛皮の府道沿いにはいろんな花がたくさん咲いていました。

ノコンギク(キク科)

アキギリ(シソ科)

タムラソウ(キク科)花はアザミですがトゲがない。葉はオミナエシの葉っぱににている。

ヤクシソウ(キク科) 黄色い可愛い花を付ける。

ツルニンジン(キキョウ科) ジイソブ

辛皮から杉山へ

古道を先日夢会議の方々で笹刈りしていただいて歩きやすくなりました。有難うございました。

杉山の峠茶屋ヶ成から橋立の展望

街道宮津側の入り口に降りて来ました。

ゲンノショウコ・アカバナ

世屋の里もすっかり秋景色です。

10月27日土曜日は、世屋の秋を楽しむ 薬草観察会 を計画しています。

皆さまのご参加をお待ちしています。<midorimushi>

参加申し込み・問い合わせ先 : 世屋・高山ガイド部会代表 安田(090-7346-4639)

   241027薬草観察会チラシ

タマゴタケ

 琴引浜鳴き砂文化館から琴引浜ガイドウォークの案内がありましたので、お知らせします。  <midorimushi>                        

    問合せ先  琴引浜鳴き砂文化館  E-mail : kotohiki@nakisuna.jp

            電話/FAX : 0772-72-5511 (火曜休館日)

◆ 海岸松林のきのこ狩りとキノコ鍋

   241028きのこ狩り&キノコ鍋チラシ

◆ 琴引浜の歌人を訪ねる

   241104歌人を訪ねるチラシ

季節は秋へ。

灼熱の太陽は彼方へ 白砂も海も丹後のこころ

え! これ何。キノコの季節。秋色の中 森林浴また楽し

冬の渡り鳥たちの季節へ

2012/10/11

「わーわこさま」」

これ、なんて呼んでますか?と尋ねたときの答えです。わら細工の民芸品です。


「里の人は、火の神様としてあがめてらっしゃいますよ。村の入り口に掲げたり、家を新築するときに敷地に立てられたりするようです。」
説明を聞きながら、眼の青いヘビ(※「ちょっと珍しいものを見せてあげましょう!~ヤンキーなシマヘビ~」参照)、を思いました。

草むらに入らなくなった現代人こそ珍しがります。が、里山の人たちはしばしば目撃したはず。満ち欠けを繰り返す月のように、皮を脱ぐたびに眼が青くなるヘビ。
暮らしの安寧をかけた最大の願いは、火を暴れさせないこと。
里の人は眼の青いヘビを見たとき、、村の人同士で、あるいは子どもたちに「今日は、水のかみさんのお使い見たで」こんな風につたえたのではないでしょうか。


その思いが藁で象ったヘビに籠もっているのだろう、しばし立ち止まりました。

ちなみにこの「わーわこさま」、

船屋公園・伊根の観光協会で見られます。

 

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