宮津エコツアー · 5月 2013

5月 2013

2013/05/08

♪夏がすぎ 風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された 私の心は夏模様、、♪

季節は巡って、今年もアザミの季節になりました。

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白いのは花粉。針のようにつきだしているのは雌しべです。

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吸蜜に訪れた蝶などの刺激で、雌しべを突き出すと同時に花粉を押し出すのです。

しかし、雌しべは成熟はしていないので、自家受粉することはありません。

2013/05/08

世屋川河口近くの堰堤で釣り竿を出す人。

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アユです。

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遡上が始まっています。

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今の時期の釣り方は、毛針の天秤づり。

 

今、杉山は芽吹きかけの状態で府道にはウワミズザクラ、マルバアオダモの白い花が・・・・
林道に入るとウスギヨウラク(ツリガネツツジ)が綺麗に咲いている。

DSCN8819ウワミズザクラ

ウワミズザクラ 白いブラシのような花近くで見ると綺麗だ!!

 

DSCN8895マルバアオダモ

 マルバアオダモ(モクレン科) 遠くから見るとふわふわの白い花、花の期間は短い

                                               

林道に入るとウスギヨウラク(ツリガネツツジ)

DSCN8853ツリガネツツジ○

 淡いピンク色で可愛い!! 花は下を向いているが実になると上を向く種を飛ばしやすいように・・・生き残り戦略

 

DSCN8860出会いから橋立

 出会いから橋立!  雨上がりで綺麗に見える。

 

 

 

きれいな海があれば、入りたくなるもの。

若者三人 泳いだ後、大天橋海水浴場の近くを海水パンツのまま歩いていました。

ここでも海に浸かっている人がいます。

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2013/05/07

イワガラミ、

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ツタウルシ、

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ツルアジサイ。

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どれも蔓植物です。ただし、巻き付かずに、張り付いて登っていくタイプです。「他人に寄りかかる」、それは光の当たるところまで早く出る植物の知恵。 張り付かれたり、巻き付かれる側にしたらはた迷惑な存在ですけれど、自然はそれを認めています。 不思議なことです。

それでも人間は、おまえは「蔓植物」だといわれたら、多少ともけなされているとかんじるのでしょうね。他人によりかかることなく、幹を太らせて、一人で立ち上がる!人間の「美学」ですから。

※ 世屋の大ブナのてまえふきんで、 いわがらみ、ツタウルシ、ツルアジサイの3つが並んでみられます。

2013/05/07

キンポウゲの花は、1つの花が複数の雌蕊をもっているのです。

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雄蕊は多数あっても雌蕊は1つ、これが花の普通と思っている向きには、「えっ!」と驚かされる花です! よーくみてください!

花としては、古い形なのだそうです。

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花弁が太陽光を反射して強い光沢を持つことが特徴。花弁は5枚と思っていたら、そうでもないようです!

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八重咲きもあるようです。

 

2013/05/06

「愛しく思い合う仲むつまじい夫婦の語らいから生まれた言葉です(^.^)」と説明したくなる言葉があります。

「藤波」がそれ!

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「ごらんなさい、ことしもまた、風が揺らしていますよ、花房を。」 「ほんと、まるで寄せては引く波のようですね」

国語辞典には「藤の花が風で波のように揺れ動くこと。《季 春》」と定義してあります。

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ただし、会話はまだ続いたと思います。

「山の神様が里におりてきてくださった証拠です。」

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藤は農業神の依り代とされます。藤を冠する地名、人名の多さがそれを物語ります。その花が揺れるのは、神の依られた証しに他なりません。

: 藤波の、咲き行く見れば、霍公鳥(ほととぎす)、鳴くべき時に、近づきにけり   田辺福麻呂

古代の人々は、藤の花が風で波のように揺れ動くのを豊作の約束とみたのです。

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世屋の里でも、そんな藤波に見守られて苗が健やかに育っています。

「ものさしとんぼ」というトンボがいます。体の節が目盛 みたいに見えて、まるでものさしのようだと。同じように、側脈が正しく等間隔ノ波状をしているので、「はかりのめ」だといわれた葉を持つ樹があります。 それがこれ、アズキナシ。

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この花には、ごひいきの虫がいるようです。 細い体のアブのような虫が吸密に訪れていました。

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実は小豆のように小さいですがナシのような甘みもあって、果実酒に向くそうです。ただし、毎年ならないと言うのが難。

低山帯からブナ帯までの林にまじって生育しています。高山山頂展望地の一本樹はアズキナシです。

2013/05/05

峠付近の小さな湧き水たまりにぎっしりのオタマジャクシたち。

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わたしが親ですねん!

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アズマヒキガエル。

紐状の卵を産みます。

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アズマヒキガエルは尻尾が取れれば、森で暮らします。

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水がない? 森は緑のダム、というじゃないですか!

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落ち葉の下にはたっぷりと水を含んだ厚い腐葉土層があるんですよ。

梅雨時期、樹幹流を見に行くときに尾根道で出会うことがあります。

雅子妃のお印花のハマナス

皇太子ご夫妻のオランダご訪問が無事終了。お祝いしているようでもあります。

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