「ものさしとんぼ」というトンボがいます。体の節が目盛 みたいに見えて、まるでものさしのようだと。同じように、側脈が正しく等間隔ノ波状をしているので、「はかりのめ」だといわれた葉を持つ樹があります。 それがこれ、アズキナシ。
この花には、ごひいきの虫がいるようです。 細い体のアブのような虫が吸密に訪れていました。
実は小豆のように小さいですがナシのような甘みもあって、果実酒に向くそうです。ただし、毎年ならないと言うのが難。
低山帯からブナ帯までの林にまじって生育しています。高山山頂展望地の一本樹はアズキナシです。