宮津エコツアー · 9月 2013

9月 2013

お地蔵さんは170体はあるでしょう、

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「そのお地蔵さん1つ1つの前に球根を3つずつ植えたのが始まり」とおっしゃる今井さんは風景写真家。

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ご自身の撮りたい光景を創り出される!お見事というしかありません、

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「地蔵みな、ヒガンバナの傘踊り」 世屋野蕪村

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ちなみに、このヒガンバナの傘踊り、府中中野の大乗寺山門横で拝見できます。

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でも見事なこの咲きようも明日までかも。天気が崩れそうです。

 

「そば所と 人はいふ也 赤蜻蛉」と一茶さん。

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これはほんとです。

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稲刈りが始まると山から赤とんぼが産卵に降りてきます。稲刈りが一段落するとソバが開花します。   蕎麦の開花と赤とんぼノ産卵は時期を1つにするからです。白い花と赤とんぼ、見に上がっていらっしゃいませんか!

「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」と芭蕉さん。

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稲が外された稲木に、今度は蕎麦が掛けられます。

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さて、ソバの花の白さが語っているのは、冬が近いこと、、、秋は急ピッチで深まります。

そこで一茶さん

「しなの路やそばの白さもぞっとする」

「そば咲やその白さゝへぞっとする」

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どこまでも生活リアリストです。

宮津空港に着陸!といった雰囲気の窓。

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歴史の館談話室からの眺めです。

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円い3つの窓から、港町宮津が眺められました。

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角度を変えると、宇宙からみる地球のように見えました。

昔、坊さんがおっしゃったそうです「丸かいて、もち食え!」

この部屋を設計した方、そんなことを念頭においてらっしゃったのでしょうか。

一方、海側の世屋の山を見る方角の窓は、四角!

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大きな景色を見せて楽しませてくれています。

ちなみに、この談話室を訪れたのは、「ここよみ」後半号の話しで、ユースの高田さんたちとの話しがあったからです(^.^)

 

お!む!へえ!ほほう!その他「ああ・あっ・あら・あれ・うっ・おお・おや・まあ、、、、、」感動詞連発。

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そらそうです丹後の芸術家の皆さんの一年の精進が展示されているのですから。

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絵画部門の奨励賞、

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この作品はここですよ

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笹葺き民家を中心の絵。

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ここはうちの門で描いておられた方ですよ

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、「せやのさとどーむ」、、、

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これには「わたし」って題をつけましょうか!。

傷んだ民家を見る眼は、あくまでもやさしく川は流れた時間、里は状況、家は生きた人生、、、田と田、家と家の対話が聞こえる耳!

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Sさん、これらの作品、世屋高原休憩所に飾られるべくこの世に生まれてきたと思われませんか、、

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と感動していたら、あら・あれ!

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矢野文夫さんですよ、、、優秀賞!

写真のほうへ歩くと、今井由一さん。

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世屋の里を心の眼で見て心で温めて育ててものにされたかた始め世屋に縁のある方たちの精進に触れて、気持ちが温もりました。

この絵たち、

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上世屋で生まれたものですので、写真にして休憩所に掲出させていただいています。

 

冷やっと澄んだ大気、真っ青な空に浮かぶこの雲。

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(26日13時 峰山町から丹後町方面)

積雲です。 雲の底が平らで、上部がムクムクと沸き上がりシュークリームの様な形、わた雲とも呼ばれます。

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(↑ 26日14時50分 宮津府中から若狭湾方面)

ちなみに  天気の大きな流れは高気圧や低気圧が偏西風に乗って西から東へ動いていて、積雲はその高気圧が移動してきて天気が安定した時にあらわれます。

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(↑26日15時 同上)

現れる高さはおよそ2000メートルまで、特に、秋の空に浮かぶ積雲は、日差しも弱まっていますので積乱雲の様に悪天をもたらす雲に発達することはありません。

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(↑26日15時10分 上世屋世屋姫神社前棚田)

その積雲の浮かぶ丹後の空、26日から27日にかけて、里から海から山から日の暮れまで積雲ウオッチ!

1 (↓ 26日18時20分 上世屋)

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2 (↓27日12時40分 与謝野町から橋立方面)

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3 (↓ 27日13時18分 宮津から伊根方面)

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4 (↓ 27日13時25分 歴史の館から大江山方面 )

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5 (↓ 27日17時42分 日置から若狭湾方面)

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6 (↓27日18時45分 松並木から阿蘇の海、与謝野町方面)

♪「あしたーもはーれーるー」と瀬戸の花嫁で歌ったのも、こんな積雲の空を見てのことだっのではないですか。

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宵の明星が、明日も晴れ!といって輝いていました。

 

 

由良川水系・保津川桂川水系での豪雨被害お見舞い申し上げます。

天橋立海岸では、阿蘇海側を中心に文珠側と府中側に分かれて漂着ゴミ回収を行いました。

P1020002清掃前 与謝野寛・晶子歌碑の横 南側(文珠側)P1020003清掃前 与謝野寛・晶子歌碑の横 北側(府中側) P1020004清掃後P1020019P1020017

股のぞき!

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なんにでもマニアックな人がいるもので、いまこの「顔出し看板」もそのターゲットなんクローズアップですって。この人たちも全国の名所にあるこういった看板を撮り歩く「顔出し看板」ガールなのかも!

そうならここにも

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「股のぞき顔出し看板」、立てましょうか(^.^)

モリアオガエルが道のまんなかに。

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横切ろうとして休憩中なのか、昼寝なのか!さすがに世屋。

けれど、危ないよ、秋の取り入れシーズン、車が増えているから、森へお帰り

 

阿木燿子さん、山口百恵さんにいいます、「まんじゅしゃか」と歌ってください!

♪マンジューシャカ 恋する女は

マンジューシャカ 罪作り

白い花さえ 真紅(まっか)に染める

、、、、、

まじめな顔して「マンジューシャカ」と歌うんですよ(^.^)、

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上の「まんじゅしゃか」は上世屋 木子別れのあたりの三郎さんの畑二咲いているもの。後ろの花は、萩、白花の萩。そして、その萩をよく見ると、、、、、

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赤がまじっているのです!このまんじゅしゃかが染めたのです。

それにしても、百恵さん、疑問に思ったことでしょうねえ。

中華=か、散華=げ、たしかに音が2つあるとはいえ、まさか、「わしの藩では「マンジューシャカ」と呼べ、まんじゅしゃげと呼ぶやつは不審人物じゃ」と考えたお殿様があったとすれば素晴らしい危機管理能力。一律の遺伝子を持って広がり続けた花です、しゃげ、、、のままひろがったのではないでしょうか。それなのにどうして、「まんじゅしゃか」なんですか?

作詞者は、答えなければなりません。

「 そこそこ、百恵ちゃん、わたしも悩んだのよ、 この歌はね、罪を承知で命すべてを もやし尽すエゴイスティックな女の恋の業を歌いたい、それには、曼珠沙華でなければならないの。でも、、「まんじゅしゃげ」、どうも演歌くさい、百恵ちゃんには演歌は似合わない、、、ね、華は「げ」と読むけれど、「か」とも読むじゃない!「まんじゅしゃか」にしたら、赤い血のイメージは残るし、泥臭さは抜けると思ったの、、、、、、(^.^)」

「新しい花、存在しているのだけれどかって存在していなかった新しい花、ということですね」

そう、あなたのようにね、日本の女なのに日本の女でない、、、そんなところが出してほしいの!、

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(↑日置浜のお寺の前)

日置の里は、「マンジューシャカ」だらけです。

 

ほうじゃくさんの吸蜜訪花は想定内です。

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ほうじゃくさんはスズメガ科、ツリフネソウの奇妙な形はスズメガ媒花として受粉を行うように花を進化させてきたのですから。

けれど、この方の訪問は想定外!

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そこで記念撮影。

「困っていることありませんか、悩んでらっしゃることありましたら何なりとご相談ください、いっしょに知恵を出して解決していきましょう」と、おっしゃってくださいましたよ(^.^)

 

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