世屋の九段稲木にハトのように止まって景色を眺めているのはm君
稲束は投げ手と受け手、二人で架けます。 、相棒のかみさんを待っているところ。
冷やかしがてら声をかけます、「手伝おうか、」 本気でなくって愛想の声かけ。それは相手も百も承知、
さらに追い打ち、「呼吸があわんであかんわなあ!」
ははは(^.^)
はは(^.^)
「景色がよかろうどんなに見える!」本音はそこです。 「みせてもらってええかあ」
、、、、と言うことで、彼に流れた60年を見せてもらいました。
カメラをひっくり返して見ました。
まもなくかみさんが到着。
稲掛けが始まりました。
「神代より けふのためとや八束穂に ながたの稲のいなひそめけむ」 藤原兼光(1196年没)
丹精込めて育て上げた稲の束を 投げ、受ける二人の間に通う心を表すのはこんな歌なのでしょうか。
秋の日が、 茎の養分をさらに穂に送り、じっくりと完熟させてくれます。