宮津エコツアー · 3月 2014

3月 2014

あんちゃん 今日はいちだんときまってるねぇかっこいいよ !

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「つっぱらねえとなぁ やってられねえんだ、ところで あんた よく見かけるがどこへいきなさるんだい!」
よく聞いてくださったと、後ろの雪山を指しました。

あの山の向こうと。

「どんなところだい?」と聞かれたので、こんなところと見せてやりました。

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「なぜいくのだ?」となお聞かれるので、笠木透さんの一節

「♪わたしの国には山があるおいでいっしょに わたしたちと やまに登るのはさみしいから、おいでいっしょに わたしたちと♪」を心でうたいました。

俺もいっしょにつれていっつれていってくれないか、というので、一も二もない、案内することになりました、、、(^.^)

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〔上 3枚 いずれも 3/11〕

この看板?小屋、絵?京丹後市と岩滝、天の橋立方面を繋ぐ幹線道路沿い、明田にあります。

「農林業を通じた里地里山の利用が減少している中で、「人の働きかけ」を回復させるための方法のひとつとして、里地里山に生息・生育する野生生物に着目し、特定の生きものをシンボルとする農林水産物等のブランド化、観光(エコツーリズム)、環境教育プログラムなど、各地域における社会経済活動と関連づけることは効果的です。」と環境省 自然環境局 のHP「里なび」。ここに全国の「野生生物の利活用による地域づくり」の事例がアップされています。例えば、コウノトリ、トキ、オオムラサキ ゲンゴロウ ホタル メダカ アマモ等。 ※http://www.satonavi.go.jp/wildlife/  で検索できます。東京農業大学農山村支援センターの出川真也先生たちが集約されていると言うことです。
そこに、世屋ナデシコの保全活動も連れにしていただいております。

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(2)-2)③観光利用を企図した保全とネットワークづくり
(京都府宮津市エコツーリズム協議会)
ナデシコを里山再生のシンボルテーマにして里地里山の保全整備を進めると共に、地域PRやエコツアーに活用する。

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a.取組の背景と経緯
京都府宮津市世屋高原の棚田では、かつては夏になると畦一面にナデシコの花が咲くのがみられた。しかし、近年は過疎化に伴う休耕田の増加や人の手入れが十分に行き届かないため里山が荒廃し、雑草等に飲み込まれるなどしてその数を減らしており、道端にわずかにみられるのみとなってしまっている。

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この地域で自然観察会を開いている宮津市エコツーリズム推進協議会では、2011 年サッカーワールドカップ女子の活躍に着想を得て、「足元の名付け親を救おう」との思いからナデシコの保全活動に取組始めた。

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b.活用の方法
■地域PRや里山再生のシンボル活用
保護増殖活動をホームページで紹介し地域や里山再生のシンボルとして発信。希望者には採れた種子を送付している。

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■ツーリズムへの活用
駅待合室での種子の配布やホームページ等での発信活動を通じてPRしツーリズムへの活用を図っている
c.保全活動や野生生物への効果
群生地の周りの草刈りが進み、周辺の農家の理解と協力が進みつつある。また種子の採取による保護増殖も確実に進められており、配布活動を通じた全国の保護団体との連携による保全活動の拡大が期待されている。

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万葉の時代から今日まで、文芸や絵画に取り上げられ里山文化としては重要な花です。

子規さんは大のナデシコファン

◇撫子や 吾に昔の 心あり

◇喘ぎ喘ぎ撫し子の上に倒れけり

◇撫し子やものなつかしき昔ぶり

◇児も居らず愛子の村の野撫子

◇蝶一つ撫子の花を去り得ざる

◇撫子の花にあはれや蛇の衣

保全といっても、背丈の低い草ですので、一に草刈り二に草刈り、草刈りに尽きる訳です。冬は、雪の下。半端じゃないのです。下は、上の写真と同じ場所。

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そうして咲いたのを見るとうれしいもんです。

コピー (1) ~ IMG_3542

この楽しさ、お分けしますよ、

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共有していただけませんか(^.^)

日本国内におけるアサリ漁獲量は、昭和58年がピーク。

近年ではピーク時の約2割の漁獲量。国内消費量の半分以上が輸入もの。(京都府海洋センター 平21/3月季報97号)

このような中、阿蘇海や文珠水道では今日もアサリ漁やアサリの育成が行われている。

 

文珠水道で今日も、ジョレンを使ったアサリ漁

DSCN7003アサリ漁

 

大天橋の水道でも

DSCN7062 アサリ漁

 

一方対岸の溝尻漁協では、アサリの育成が行われている。 アサリ育成 イカダ

DSCN6990 アサリ 生簀 籠

育成アサリの稚貝を入れる籠網

DSCN6982 育成あさり 網

 

育成アサリ籠の蓋

DSCN6983 蓋

 

活性炭を入れた育成アサリ籠 ここに稚貝150~200個入れて、水深3mに固定する。2~3年で特大の成貝として出荷

DSCN6986 育成あさり  150―200個 水深3m

 

稚貝を入れる使用前の活性炭 キラキラ光っている

DSCN6989 使用前

 

使用前の活性炭

DSCN6988 活性炭 未使用分

 

使用後の活性炭 光が鈍い

DSCN6987 使用後

 

 

摩周湖のよく晴れた日の湖面の色を人は「摩周ブルー」と呼びます。純粋な水を深く湛えた湖はすべての光りをのみ込みますが、青の光りだけが吸収を免れて反射するのです。その色合いは「青、藍、紺、群青、瑠璃、水色、空色、そのどれでもなくどれでもあるような、見ている人の肺の中まで染めてしまいそうな深いブルーだ」と。※kam-kankouken.jp/tourism/masyu/special/34.html – 摩周湖の魅力

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今日の世屋の空は、そんなブルー、ええ、世屋ブルー。

金さんの足下の梅の花、

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これ岩滝のお婆ちゃんから金さんへって。。

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世屋の梅には雪の花!

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偏西風が南に蛇行しているところに寒冷な空気が溜まる形になっているのだそうです。

岩滝男山で、

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お婆ちゃんとお孫さんがタマネギ畑の草取り。冬を越して元気を出し始めた雑草は作物の栄養をうばってしまいます。

畑の世話は子どもの世話といっしょ!お婆ちゃんの手元を見ながら見よう見まねで草取りを手伝うお孫さん。

サラダになったり、肉じゃがになったり、カレーになったり、食卓でも楽しい会話が弾むことでしょう。

こんな和やかな雰囲気こそ、里山の原風景と撮らせてもらいました。

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寒いとはいうものの岩滝の梅は満開。

気温が12度くらいになるとミツバチが飛び回るそうです。

一方、上世屋の梅は!

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1月下旬に、鹿児島、和歌山を発した梅前線は、3月半ばに近畿地方、東北秋田への到着は4月半ばになるということ。

日置や岩滝から20分の世屋の里まで約一月かけて上がってきます。

 

町へ下りましたので富田屋さんで、カレーでも、、、

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なつかしカレーが350円なんですよ(^.^)
しかし、行列、、、。

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覗かせていただきましたら、、、。

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みなさんお刺身定食やらなにやらもう、、、すごい

わざわざここへ!

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日をあらためて再チャレンジします

それにしても、よそのお店ながらありがたやありがたや、、

♪宮津橋立に松植えて 一の枝には籠神社 二の枝には富田屋さん、おれもなりたや 三の枝ぁ すっととんすっととん♪

満員御礼の看板、世屋の里の入り口にも掲げたいものです(^.^)

Mさん、おもしろいところでおあいしましたね。

あのときとったのはこの写真。

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野田川を跨ごうとする高速の橋。

写真家は10年後のために撮影します!

これ、必ずや10年後にあの写真ないかと言われる自信作!

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、、、、、

以上、Mさんとわたしだけにわかる話です、そういうことがあってもいいじゃないですか(^.^)

海の京都 岩滝

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海の京都 長江

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海の京都 波見

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、、、、海は山とつながっています! 波見川 魚道

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でも、「海の京都」はそこがわかっていません(-Φ-)

どういうことかってですって!(^.^)

与謝野町岩滝 湾岸公園

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「雪解けて 広場につどう 子どもかな 与謝野蕪村」

一茶さん 同じだね(^.^)

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けれどほんとうは埋め立ててはいけなかったのかも(-Φ-)

子どものためにというたところで、海が埋めたててくれと言うわけがない!

それを埋め立てた訳です。

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須津 交差点

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埋め立てたからにはその責任は覚悟してとるべし。

 

町の人はしらないでしょうが、、、

「秋田県 15分なり 日置から  世屋野蕪村」

or

「日置から 15分なり 秋田県  世屋野蕪村」

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降りてくる除雪車に遭いました。思わず、、、、
♪今日も安全に走れるのは除雪車さんのおかげです、じょーせつしゃぁさーんありがとう じょせつしゃさーんありがとう♪

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「除雪車の 並びいること 雛のごと   世屋野蕪村」

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あらためて

じょせつしゃさん ありがとう(^.^)

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