宮津エコツアー · 8月 2017

8月 2017

なに寝とんなる!

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「ながいこと通行止めやで、だれもこんだし、、、」
起きなあかんで、そんなぁすねとらんと、もう工事が完成したで、人も通んなるで、さあさ、起きとくれぇなぁ!

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この会話の状況。相手は林道成相線茗荷谷橋のそばの標識。長期間通行止め状態が続き、雪と地盤のぬかるみのために倒れたのを起こされることがなかった。しかし、その成相線の工事は完了、秋には、成相山からせや高原、スイス村、碇高原までがつながる予定になっている。行き交う人たちに林道の価値を示す時がまたきたよといいたい、ということです。

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ちなみに、この「丹後上世屋内山たんごかみせやうちやま京都府自然環境保全地域」は平成14年3月26日指定。
■場所 宮津市字上世屋及び京丹後市大宮町五十河いかが 地内
■指定面積 115.24ヘクタール(宮津市73.21ヘクタール、京丹後市42.03ヘクタール)
■指定理由 宮津市と京丹後市大宮町の境にある円後上世屋内山保全地域は、丹後半島東部の山地に位置し、府内有数のブナ自然林を擁する地域である。特に本地域のブナ林は標高450m付近の低い標高から分布が見られるほか、「あがりこ」と呼ばれる巨大なブナの変木が点在するなど、学術上価値の高い自然であり、炭焼きや柴刈りなど地域住民の暮らしや営みと深い関わりを持ちながら守られてきたすぐれた自然環境であることから、保全地域に指定している。
■主な規制内容 特別地区:67.15 ヘクタール(宮津市47.67ヘクタール、京丹後市19.48ヘクタール)
(位置)保全地域の区域のうち、宮津市と京丹後市大宮町の境界尾根部を中心に北はミョウガ谷、南は五十河谷へと広がる地域

■野生動植物保護地区:67.15 ヘクタール
(位置)特別地区と同一の区域
(採取禁止動植物)ナツエビネ、ジガバチソウ、オオヤマサギソウ、ミスミソウ、 アズマシロカネソウ、ブナ、イヌブナ、ミズナラ、ウラジロガシ、アカガシ、アツミカンアオイ、ナガバモミジイチゴ、タジマタムラソウ、オオモミジガサ、ヒダサンショウウオ、タゴガエル、コルリクワガタ、ギフチョウ、ミヤマカラスアゲハ、ヒサマツミドリシジミ、オオムラサキ (植物14種、動物7種、計21種)

■普通地区:48.09ヘクタール(宮津市25.54ヘクタール、京丹後市22.55ヘクタール)
■植生の概要 日本海側の多雪地帯に位置する本地域は、ほぼ全域がブナクラス域に属しており、自然植生のヒメアオキ-ブナ群集やジュウモンジシダ-サワグルミ群集、代償植生のクリ-ミズナラ群集やチャボガヤ-アカシデ群落など、多様な森林植生で構成されている。
◎文献:丹後上世屋内山京都府自然環境保全地域指定書及び保全計画書 平成14年 京都府

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さて、ここにあるとされるオオモミジガサの開花期は夏というので、その確認をしたいというオファーをちょうだいしました。

え?!

これがみょうが谷の夏の入り口、

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とても、どうぞいらっしゃいという顔はしていません、

物好きなことはほどほどにしたらどうでゃぁあ、と人を拒む夏草の茂み、

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受けるべきか二の足を踏んでいます。

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この花では代わりにならんのですかねぇ、「さおとめかずら」、いまが盛りと野にさきほこっていますけど、、、!!

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