推定樹齢650年 雪舟や蕪村など多くの文人墨客も見てきたであろう船越の松。
天橋立の歴史と共に今日まで風雪に耐え、幾多の史実を刻み込んできた雄姿は、ほかを圧巻するものがある。倒木を防ぎ雄姿を残し続けるため、既に実施されていたワイヤー支柱補強から、更なる鋼材補強がなされた。根本には更なるいたわりの養生
雪舟筆国宝「天橋立図」1501~1506年の間に描かれたといわれている
天橋立図には、「大松」と表示されている松がある。年代的にはこの時点で樹齢150年であるが、専門家の話ではその可能性は少ないのではないかとのこと。大松以外の松として描かれているのかもかもしれない「船越の松」周辺
明治時代の天橋立船越付近 ㈱クリタ所蔵特別限定アルバムより転載