2012/09/26
「民俗学者故宮本常一氏の激励を受け、全国各地を歩き、地球環境や生活をテーマにした歌を歌い続ける。北は利尻島から、南は沖縄までその数は3,700回にのぼる。」というフォークシンガー黒坂正文さん。そのコンサートで必ず演奏される「小さな花の歌」は、1976年3月31日 上世屋・旧自治会公民館(寄宿舎)で誕生しました。
小さな花の歌 黒坂正文 詩・曲
小さな花こそ 大切に育てよう
小さな花こそ 美しく咲くのだから
ああ 僕の育った村は 小さな村だけど
ツリガネソウが 谷間に咲く 美しい村だった
小さな夢こそ 毎日あたためよう
明日は 今日よりは あたたかくなるのだから
ああ 僕の育った村は 何もない村だけど
みんな 日焼けした顔で とり入れを待っていたんだ
大きな言葉が 小さな言葉を踏みつけて
小さな命を 奪って逃げてった
ああ 僕の育った村は 何もない村だけど
メダカ ヌマエビ ミズスマシが 幸せに生きていたんだ
小さな花のついた ハンカチを君にあげよう
小さな花がいっぱい ここに育つように
ああ 僕の育った村は 小さな村だけど
ツリガネソウが 谷間に咲く 美しい村だった
楽譜は「http://kamiseya.main.jp/index.html」 「おいで一緒にイン上世屋」で検索いただけます。