宮津エコツアー · ヒガンバナとツルボ

ヒガンバナとツルボ

2012/10/07
飢饉の時には球根を掘りなさい、言い伝えられて、ヒガンバナとツルボは何度も命を救ってきた秋の花です。ヒガンバナは「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)。球根で増える日本のヒガンバナは行儀のいい花です。

(↑ 9/28弥栄)

ここに咲いていなさいと言われたところで咲いています。
生育場所をより自由に選ぶ山野草と言えばこちら、ツルボ。

(↑ 10/6 上世屋)

花時に葉を出し、実もつけます。皮を向いた球根がツルッとしたボウズ頭のようだからと言うのもふっと笑えますが、ホは穂の説が気にいっています。つまり、稲穂、飯穂。ツルの首のように伸びた飯穂。つまりツルイイホ、さらに略した「つるほ」。救荒植物っぽいじゃないですか。

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